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私が献血へ行く理由

突然ですが、今年2回目の献血に行ってきました。
献血は自分の血液を採取し、輸血を必要としている方へ提供していくことを指します。
種類としては、全血献血と成分献血です。体重などの制限があるため、今回は成分献血を行いました。
私が献血に行っている理由は、病棟で働いていた時に輸血によってい命を繋いでいる患者様を目の当たりにしていたからです。


献血によって命を繋いでる方もいる

血液内科病棟に所属していた頃、血液のがん(白血病や悪性リンパ腫などを指します)の方へ抗がん剤や輸血の投与を行っていました。
もちろん治療ですので、作用だけでなく辛い副作用もあります。副作用を乗り越えないといけない。治療も継続してないといけない。患者様はずっとゴールの見えない日々の闘いをしているのだなと思いました。輸血をした患者様より、
「今日輸血したから体調少し良いかもしれないね」
との声を聞くこともあります。そう思うと、輸血はその方にとって命を繋ぐ大切な血液なのだと思います。
抗がん剤や輸血など日々辛い治療を乗り越え、寛解する方もいる一方で治療効果が得られずに亡くなることもあります。昨日まであんなに笑って話していたのに・・・その度に、涙をのんで仕事を繰り返す日々でした。
今は、病棟勤務ではありませんがやはり以前受け持っていた方は思い出します。その度に、輸血で命を繋ぐ方もいることを思い出すのです。

私にできることは何か。小さな取り組みかもしれませんが、この献血で誰かの治療になれば、誰かの命を救うことができればという思いで献血へ行っています。
ちなみに、O型の血液が今たりてないそう。

献血の予約方法

私はWebで予約を行い、予約日に指定された献血ルームへ行きます。
注意事項もありますので、確認してから行くことをお勧めします。
その日の混雑具合や、献血の種類によっていは時間が要する場合もありますしので時間に余裕を持っていくことをお勧めします。

私はこれからも、可能な限り献血へ行きたいと思っています。
誰かの明日のために!


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