見出し画像

Mr.Chidlrenが自分に与えた「日本人としての誇り」

こんにちは、普段は自作曲「夢見がち青年」をしております、FUKUでございます。実際は中年なのですが、いやだ認めない。

そんなAdalt.Childrenとして日々作曲にのめり込んでいる自分には、自身の世界観に影響を与えることになったアーティストが複数存在しています。例えばBUMPだとか米津だとか、B'zにsuperfly、あさき、佐々木博史、最近はKing Gnuに……。強欲なほどいますね(笑)

今回はそんなアーティストの中から、自分が最も目指しているアーティストの形であるMr.childrenの話をしようと思います。

●出会い

、という見出しを書いたものの、ミスチルの曲を初めて聴いた時のことはもう覚えてないです(←オイ)。実際最初に聴いていた時って、「いい曲だなぁ」程度の感覚しかなく、歌詞とか展開とかンなもんはまったく興味を持ってませんでした。この時大体11~13歳ぐらいの、いたって普通の少年だったのでまぁしょうがない。

ミスチルの本当の凄さを知る事になったのは、それからずっと後、社会人としての気構えがすっかり身についた頃。言葉を丁寧に操り、波風を立てないように、権力にリードを取られながらの生活を続けてようやく、ミスチルがなぜ愛されるのかに気づきました。

●彼もまた「日本人」である

ボーカルの桜井さん。彼の手がけた歌詞の数々。素晴らしいですよね。詩的であり、無自覚の感情にまで寄り添って語り掛けてくれる。日本人特有の悩み事を唄にして、声にして、歌ってくれる。しかしそれを、押し付けない。

彼はとてもやさしい人です。日本人が持つ特有の配慮と気配りが上手です。歌詞の中では、あくまで自分に言い聞かせる。語り手が、語り手自身に。聞き手であるあなたに、「お前もそうなんだろう?」とは言わない。決めつけたりはしない。

それでも中にはその言葉が刺さる人もいるかもしれませんが、でもそれは大体は「痛い」で済むものです。オブラートに包んで、聴く人を傷つけないようにしています。

傷は、残るかもしれない。でも、痛いだけなら、すぐに良くなる。

●僕らもまた「日本人」である

歌詞が持つメッセージ、それを受け取った時、人はどういう感情を持つのか。桜井さんの歌詞を聴いて、「心が軽くなった」「救われた気がした」という声もたびたび聴きます。彼は、本当に人々の心に寄り添える、数少ない人間の一人です。

オブラートに包んで何度も飲み込んだ悔しさが

という歌詞が「hypnosis」という楽曲にあります。理不尽なことに遭遇しても、それでも相手の嫌がることはしない。言い返したら相手も嫌がるから、言い返せない。どうにかして、飲み込むしかない。これは日本人ならではの配慮。相手を慮り、思いやる心の現れです。

この配慮は日本中のあちこちに散りばめられ、今日も誰かに、余計なストレスを与えまいと奮闘中です。自動販売機などがそうですね。

●外国人が感激する「日本人」

この自動販売機、海外では「アンビリーバボー!」「ジャパニーズ、アメージング!」だとか評判のようです。

(※「」内はFUKUの勝手なイメージです)

自分たちは当たり前に「冷たい」「温かい」を選り分けて飲んでますが、あちら側にとっては「そこまでしてくれちゃうの!?」という感じらしいです。

この行き過ぎた(笑)配慮に外国人が大感激しているんです。そこにはお国柄なんて無くて、やっぱり人類皆優しくされたいものなのですね。我々は、それがダントツで出来ている人種なのです。そんな優しい日本人の楽しさ、良さ、悩み、苦しさを、Mr.childrenが代弁してくれているんです。

僕らは人に優しくできる。人を幸せにできる。そんな僕らだ。そんな僕らでよかった。胸を張っていこう。

日本人の特有の感情を誰よりも理解し、メロディに乗せて伝える。臆病さも自信のなさも、ちょっとズル賢い所も誰かによく思われたい所も、「それでいいんだよ」と言うように歌を歌う桜井さんからは、「日本人でよかった」という誇りを感じ取ることができます。


僕らは元気でいてほしい。

なぜなら、

僕らは世界に誇れる日本人だからだ。


自分はミスチルから、そんな前向きなメッセージを汲み取っています。


●僕らが世界を席巻する日

今の日本は世界から見ると多少評判を落としているように見えます。経済的にも他国に追い抜かれている状況、であるような話もちらほら出てきているようです。

そんな話を聞くと、どうしようもなく劣等感に苛まれ、がっくり肩を落としてしまいそうですが、大丈夫。僕らは想像以上に凄い人種なんです。今はちょっと、頑張り方を間違えているだけです。正しい努力の仕方を覚えれば、僕らが世界を席巻する日も遠くはないと思っています。

自分は今日も、ミスチルから受け取った「誇り」を掲げ邁進しています。皆さんにも是非、Mr.Childrenを聴いて、日本人として誇り高くあってほしいと願うこの頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?