【さんすう雑学】なんで18÷0は「解なし」なの?
寝起きにふわふわとスマホを眺めていたら、こんな記事が流れてきておりました。
0でわる計算は、本来算数の世界では扱われない内容なので、教科書や中学受験塾のテキストには登場しません。
でも、知的好奇心にあふれる子達はやっぱり気になる様です。
塾の授業中も、しばしば「0でわり算したらどうなるの?」といった質問がとんできます。
こんなとき、「数学的には"解(=答え)なし"って決まってるんだよー」とだけ伝えて終わると味も素っ気も学びもないので、ざっくりとでもイメージを伝えられればと↓のような話をしております。
その上で、続けて次の様な説明をしてみたりも。
逆算で考えてみた
まず、生徒の皆さんに聞いてみます。
そこに、こう付け加えます。
生徒の皆さんは、わり算を学習する段階で既に
"どんな数にも0をかけると0になっちゃう"ことはご存じです。
ここで、□にあてはまる数を聞いてみると…?
「えー、そんなのないじゃん、インチキー!」
と、ステキな反応を返してくれます。
そう、「ない」んです。
ふだん学校や塾で習う計算はちゃんと答えが1つに決まるものだけなので、生徒の皆さんにはインチキに見えて当然です。良い子の皆さんゴメンナサイ。
とはいえ、数の世界の広がりに少しでも興味を持って頂ければと、懲りずにこのインチキ話を続けていく所存でございます。
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