今、ドコモがアツい！加速するVR/ARへの取り組み。

株式会社NTTドコモは2020年3月18日に、次世代通信規格「5G」に対応した22のソリューションを発表しました。このソリューションの中には、VR/ARを活用したものも複数含まれています。

VR/ARを活用したソリューションを以下で一部ご紹介します。

「ARを用いた遠隔コミュニケーションシステム」/凸版印刷株式会社

「ARを用いた遠隔コミュニケーションシステム」は、ARで再現された4KのCG映像を教材として使用し、遠隔地から現場にいる複数人との授業や観光案内といったコミュニケーションを実現します。

提供開始日：2020年5月下旬以降

点群データ活用ソリューション「Field Simulator」/株式会社エリジオン

スキャンした現場を3Dモデル化し、その3Dモデルを実業務に活用することで業務の効率化を支援するソリューションです。点群データによる3Dモデルを活用することで、設備の配置・搬入出ルートの検討など、多様なシミュレーションを現地に行かずに実現することができます。

また、NTTドコモは同日にMR（複合現実）デバイス「Magic Leap 1（マジックリープ・ワン）」を2020年5月以降に発売することを発表しました。個人開発を含むXRコンテンツクリエイターや、業務効率化用ソリューション開発者などに向け、ドコモオンラインショップおよび全国のドコモ法人営業部門で販売を行います。

2020年3月18日時点で価格は未定ですが、「Magic Leap 1」を展示するドコモショップを2020年3月末から全国102店舗に順次拡大することもあわせては発表しています。

3大キャリアの1つであり、身近に使うデバイスがドコモキャリアの方もおおいのではないでしょうか。そんなNTTドコモの相次ぐ発表だからこそ、来たるXRグラス時代への第一歩となったこの動向。今後もますますVR/ARの新技術からは目が離せません。