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Happiemesisと私

サムネ画像から衝撃の歌詞でコンニチワ。
これ歌詞なの?と思われた方は、どうぞこちらをお聴きください。
まずは聴いていただいてから。


さて。
これは私の大大大好きなバンド・BIGMAMAのHappiemesis(ハピエメシス)という楽曲でした。

バンド名にちなんで毎年母の日に定期公演を行う彼ら。
今年はあまりに愛が溢れてしまったため、母の日に寄せて記事を書くことに決めました。

テーマはタイトルの通り
「Happiemesisと私」でございます。

今のところ需要は数人しかいませんが、自分の記憶を留めておくために書き綴っていきます。
いつもの如く長〜〜〜くなりそうなので目次をつけることにします。


Happiemesisってどんな意味?


まずはこの聴いた事のない単語の説明から入りますね。
Happiemesis(以下:ハピエメ)とは、ボーカルであり作詞を手掛ける金井政人の造語です。


「幸福:happiness」+「嘔吐:emesis」
という二つの名詞からできているようです。

幸せ過ぎて吐き気がする、という感受性の強さはなかなか共感されないのではないかとすら思いますが…HSP的にはわりとよくある話かと(何の話)


【参考】当時の記事はこちら↓


(前置き)なぜこの曲を選んだのか

・フォロワーさんのリクエスト

母の日へ向けて気持ちを高まらせていこう。
全フォロワー、私のTLをBIGMAMAでいっぱいにしておくれ!!!

そんな気持ちで呟いたら、仲良しの某フォロワーさんからリプがきました。

ねえ「Happiemesisと私」ってnote書く気ない?笑

出典:仲良しの某フォロワー


私の推し曲がハピエメであることを知っているからこそ飛んできたリプ。冗談半分だったかもしれませんが、ここでもう1人リプが!

ハピエメ大好きニキなので
「Happiemesisと私」、待っててもいいですか…!?笑

出典:ハピエメ大好きニキのフォロワー


これは前述の"私のTLをBIGMAMAでいっぱいにしておくれ"と言い出した手前、これはついに語る時が来たか……と覚悟を決めました。

その後も何人かのフォロワーさんに「楽しみにしてますよ」などとお声掛けいただくこともあり、母の日と切っても切り離せない縁にあるハピエメについて、こうして記すこととなりました。

(前置き長すぎ)


・表題はフォロワーが決めました


前述の通り「Happiemesisと私」というタイトルは、私のフォロワーさんが決めてくださったものです。
このままありがたく使わせていただきました。

採用の理由は
・とっても素直なタイトルだったこと
・他のフォロワーへの派生があり得ること

この2つ。

the cookie crumblesと私、
CPXと私、
until the blouse is buttoned upと私、
ライフ・イズ・ミルフィーユと私、
Theater of Mindと私、
(50)days of flowerと私、

などなどいっぱいありそうじゃないですか〜(誰とは言わないけど)
一人ひとりがいろんな想いを抱えてずっと好きでいる曲が、一体どんな経緯でそこまで沼ってしまったのか、気になるところではありますね🐈

本題に入ろうっと。

ハピエメとの出会い

長いよ。まじで長いから気をつけてね。
だから目次つけたんだよ(心の声)

ハピエメとの出会いをいつとするのが正しいのか、私は今も決めかねています。
この曲の背景を含めて少々複雑。
ひとまず順を追って書くとして、一番最初にこの曲を認知した時の話です。
※以降時系列が行ったり来たりします

・出会いは突然に〜母の日2018〜

あれはBIGMAMAにハマって5回目の春を迎えた年のこと。
当時はまだ地元の香川に住んでいました。
土日も仕事の職場だったので、母の日には行ったことがなかったのです。
東京という街はとても遠くて、次の日の出社にどうしても間に合わない環境でした。

転職を機に土日休みとなり、出社も遅くなった2018年、初めて母の日に行けることに…!
帰りは安定の寝台列車に飛び乗って、家に帰って10分後には出勤!というマンガみたいなスケジュールでしたが、この年の母の日が私を底なしの沼へと突き落としたのでありました。

・この日のセトリ

一旦ご覧いただいてもよろしいですか?

01.Theater of Mind
02.虹を食べたアイリス
03.テレーゼのため息
04.ヒーローインタビュー
05.Weekend Magic
06.Perfect Gray
07.ex-extra
08.Gum Eraser
09.Overture
10.Merry-Go-Round
11.ファンデーション
12.アリギリス
13.Sleeping Beauty〜二度寝する眠れる森の美女〜
14.Flameout
15.新曲(君想う、故に我在り2012)
16.週末思想
17.俯瞰show
18.Royalize
19.The Right
20.新曲(Ghost Leg)
21.秘密
22.POPCORN STAR
23.最後の一口
24.Donuts killed Bradford
25.ファビュラ・フィビュラ
26.荒狂曲”シンセカイ”
27.Strawberry Feels
28.CRYSTAL CLEAR
29.SPECIALS

会場BGM:母に贈る歌

LiveFans

わりと狂気の沙汰あたおかなのですが!!!
これはコンプリートツアーの布石ですか?くらいの(旧メンバーなのにそんなわけあるかい)。

私はこの日初回収した曲がたくさんあったので、それはもう興奮のあまり死にそうでしたよ。
特にextraはすごくすごく好きな曲だったのでたまらなく嬉しかったです。

そんなことよりHappiemesisなくない?と思った方、同志ですね。
そうなんです複雑なんです。

・新曲って何?

話を戻しますが、このセトリの中で知らない曲が2曲ありました。
M15の新曲とM20の新曲。
M20は正真正銘の新曲で、のちに発売されるアルバム「−11℃」に収録されるGhost Legという曲でした。これも良きなので貼ります。


・問題はM15の新曲


当時私はその存在を全く知らなかったのですが、会場で悲鳴が上がったことだけは記憶しています。
なんで悲鳴が上がるのか。
それは新曲というタイトルのリリース済みの曲だったから。

Happiemesisどこいった?と思われた方に説明しますね。

この「新曲」は、2012年の母の日に会場限定で発売されたCDに収録されている曲です。
BIGMAMA公式のDISCOGRAPHYに掲載されているものの、流通はしていません。

実家で執筆中に発掘


4曲入りの【母に贈るCD】という名の円盤です。

1.母に贈る歌
2.I Don't Need a Time Machine〜Acoustic Version〜
3.ダイヤモンドリング2012
4.新曲

私の手持ちCD

中に歌詞カードも入っていますが、3曲分のみで新曲についてのカードは入っていませんでした。

一番後ろのは歌詞カードじゃなかったの



しかしこのギター一本で弾き語っている新曲こそ、Happiemesisの原型なのです。
歌詞こそ少々違えど、これは紛れもなくハピエメであります。
(この時点ではHappiemesisはおろかアルバム曲は未発表)

・当時の歌詞

僕は自分が賢いと思うたちの悪い馬鹿さ
君の心変わり一つさえ気づかない

僕は自分が可愛いと思うただの甘ったれさ
今日も何処かの誰かを抱きしめて君の夢を見る

嬉しいとか悲しいとか
つもるとこの自分の気持ちは
その笑顔やその涙に見つけてしまうから

僕が何度僕に生まれても
またどうせ君を好きになる
そして何度でも君にふられよう
それでいいのだ

素敵だとかダサイいだとか
つもるとこの自分らしささえ
その仕草やその眼差しに見つけてしまうから

君が何度君に生まれても
またどうせ僕が嫌になる
そして何度でも僕はふられよう
それでいいのだ

君が100回君に生まれたら
一度くらい間違って僕のこと
好きになってしまえばいいのにな
それはないかな
それはないよね

私の耳ではこう聞こえるんだ!


歌詞がちょっと違うのお気づきですか?
なんたって「幸せ過ぎて吐き気がするの」というパワーワードがありません。

・新曲の情報求む

にわかな私は自分がファンになる前のことなど何も知らなかったので、
・この曲の存在
・このCDの存在
・この曲ができた経緯
・このCDが発売された経緯
などは何も知りませんでした。
無論現在も、下2つは分からないままです(情報絶賛募集中!)。

・君想う、故に我在り2012説 ※追記

説というか…ファンからそのように認識されている模様です。
この曲もハピエメと張るくらいには好きなんだけど、もうちょい良いサムネにならないだろうか(余計なお世話)


だってあんなにイケメンの金井政人、わざわざここを切り取らなくても良いでしょう?

しかしだ。
君想うは叶わない恋というより、別れるなどで離れてしまった人にも関わらずとても大切で幸せを祈ってしまう(究極の愛)みたいなイメージを持っている。
一転ハピエメは100回生まれ変わっても振り向いてもらえない恋だと認識しています。

どんな経緯があったのか、やはり情報絶賛募集中!

※追記(2024.5.14)
Xにて当時を知るフォロワーさんから情報を得ました!
この曲はアルバム「君想う、故に我在り」より先に制作されており、制作当初は金井さんがこの曲を"君想う、故に我在り"と仮で名前をつけていたようです。
しかしアルバムに別の曲がこのタイトルで収録されたため、ライブMCにてその経緯と「この曲は君想う、故に我在り2012ということで」的な発言があったといいます。

また、"君想う故に我在り"という曲名で歌詞の一部が「ライフ・イズ・ミルフィーユ」という書籍に掲載されているとの情報もありました。
またメルカリに探しに行ってきます。

・初めて聴いた日の衝撃たるや

何も知らない私はあの日、ただ新曲だと思っていました。
そして弾き語りながらしっかりと胸に刻まれる美しいメロディと、狂おしいほどに切ない歌詞。
あの一瞬で私はこの曲の虜になってしまったのです。
TwitterのタイムラインやLiveFansなどを通して、この曲が多くのBIGMAMAファンに強烈に愛されていることを知りました。

しかし6年も前に会場限定で販売されたシングル。
簡単には手に入りません。
当時メルカリで必死に探し回ったのですが見つからず月日が経ちました。


”Happiemesis”になった日

続いては、かつてリリースされた新曲が名前をつけてもらってリリースされるまでを語ります。

・「−11℃」リード曲ファン投票 ※追記

CDを手に入れられないまま新しいアルバム「−11℃」の発売が発表され、リード曲をファン投票で決めるという企画が持ち上がりました。
リリースされる前に全曲のサビが公開され、リード曲にしたいと思った曲に投票する。
そして決まった曲でMVを作るというもの。
記憶は曖昧ですが、mobile会員のみが参加できる企画だったのではないでしょうか。

私は「Step-out Shepherd」に投票しました。
これは確実。かっこいいもん。


でも今フル尺で聴いて選ぶなら「YESMAN」にするかな。

バンドとファンが共有してる”BIGMAMAは私たちを全肯定してくれる”という共通認識があるので。
余談ですがYESMANのアコースティックアレンジを配信していた時があったと思うんですけど、あのアレンジめちゃくちゃカッコよすぎて好きです。なんの配信だったんだろうか・・・

話を戻します。
当時の投票結果はぶっちぎりでシェパードでした。
次点でGhost Legだったと思います。
あとは全部横並びだったかもしれない。
(結果をお持ちの方で掲載しても良いよという方がいらっしゃいましたら、お声掛けいただけますと幸いです)

提供ありがとうございます!!!


当時のファンがどんなBIGMAMAを好きか、はたまた彼らをどのように売り出していきたいかがはっきりと示された結果です。
コロナ前ということもありアップテンポで激しめな曲を求めていたのかもしれません。

※追記(2014.5.14)
結果の画像を頂けました。
なんと海外のフォロワーさんに…!
日本語お上手だった、感動
🥹
ハピエメは3位だったとのことです。
たいへん興味深い投票でした。

・新曲=ハピエメに気づかない私

しかしここで重要なのは結果ではなく、私が「このHappiemesisって曲、あの時出会った新曲じゃん!」と気づかなかったことです。
にわかですね〜、全くにわかすぎて我ながら呆れ返っちゃいますよ。
どうなってんだ私。

確かにアコースティックアレンジからしっかりとバンドサウンドになっているし、CDも持っていないので歌詞もあやふや。
あの日の記憶だけで生きている。
そしてサビしか聴くことができないという事実はあれど、気づけなかった私に掛けたい言葉は「どんまい」しかございません。

・ざわつくマザコンたち

これは後から知ったことなのですが、当時この投票でファンたちはかなりざわついたみたいです。
あの!?あの新曲!?
名前ついたの!?!?!?
ついにリリース・・・!!!!!

みたいな。
どんだけ待ちわびたことか、ちゃんと名前ついたんだね、みたいなツイートがあるのは調査済みです。笑

当時はMAMA勢のお友達は一人もおらず、パブサなどもしないライトなファンだったため、皆様の反応を見て気づけるはずもなかったんですよね。
くそう、悔しい〜!

・フル尺を聴いても気づかない私

アルバムでハピエメを聴いても全然イコールにならない私。
なんなら通して聴くのにハマっていたので、ひとつひとつを掘り下げて聴いていなかった可能性はある。

それでもあまりに鈍感である。

もちろんハピエメ自体は綺麗な歌詞だなと思っていたし、アルバムツアーでも演奏されない特殊な立ち位置の曲であることは気づいていました。
私のインスタにも「次こそはハピエメ聴きたい!な!」と記してあるくらいには聴きたかったのだと思います。


新曲=ハピエメと気づいた私

・母に贈るCDを入手

ずーっと探してました。
たまたまメルカリでお手頃にお譲りいただけるご縁があり、こうして私の元へやってきました。
−11℃が発売されてしばらく経っていました。
それでもあの日(母の日2018)の強烈な記憶に惹かれてしまったんですよね。
もうなんか、一種の執念ですね。

・聴いて、ついに気づく

CDを取り込んで聴いていたら、たまたまハピエメと連続して再生されることになって。

ん?・・・んん???んんんんん!?!?!?!?!???!!!(さぶいぼ)

この反応…伝わりますか?
ゾワゾワゾワっと全ての伏線が回収されていくような感覚。
某韓国ドラマの佳境みたいな。どんな例えやねん

もうここまで来るとほぼ過呼吸ですよね、発作かと思いました。
ワシはこんなことで死ぬんか・・・くらいには心臓が苦しかったです。
これまであまりにすれ違いすぎていたハピエメちゃんと心が通った瞬間でした。
あの感動は今でも鮮明に覚えています。本当にさぶいぼ(=鳥肌)。

・ハピエメを求めて三千里

三千里は嘘ですけど、これに気づいて以降のライブはほぼ全てハピエメを回収しにいくくらいの感覚でした。
全通するわけでもないし1つのツアーに1つないし2つ行けたらいいな程度の私ですが、その全てにハピエメがあってほしかったんです。
そうするうちにバンドはロックラ(Roclassick)モードに突入し、気づけばコロナ禍に突入。
ドラムが抜けていました(絶望)。

・ハピエメを求めてネット世界へ

そしてハピエメについて調べまわる日々が始まりました。
私がBIGMAMAに出会う前のライブレポやTwitterなどを片っ端から読み漁り(怖い)、できる限りの情報を集めていきました。
それでもやはり、みんなこの曲がとても大切だということ以外に情報は得られず今に至ります。

ライブが思うようにできなくなった時期でしたが、たとえ生でなくとも奏でられるところを見たい(執念)。
活動が滞ってもしばらくは配信を見ていましたし、得体の知れないバケツがサポートをしていることも知ってはいました。
ですがやはり脱退後のショックが大きすぎましたね。
私は受け止めることができず、疫病を理由にBIGMAMAからそっと距離を置きました。


ハピエメの呪縛から解き放たれたのかもしれないーーーーー。



ハピエメを回収するまで


実はこの離れている間に、何度かライブでやってたんですね。
後から知った話ですけれども。
クリスマスとかでもやってたみたいですね。なんなんですか。
(筆者は執筆にだいぶ疲れてきたよ)

・BIGMAMAに出戻ってしまった

たまたまBIGMAMAが職場近くのライブハウスに来ると知り、声出し解禁なら行ってみようかなと思ったのが沼への始まりです。

そこがまさに、意味の分からないセトリばかりのコンプリートツアー@KYOTO MUSEでした。
こんな意味の分からないセトリをやられたら、強制的に引き戻されてしまいます(笑)
会場を後にして地下鉄の改札を通るまでの間に、神戸のチケットをポチったくらいには激震が走りました。

もともと高松公演はチケットを取っていましたが、まさかここで事が起きるだなんて思ってもみませんでした。

・私のための高松公演

さすがに思い込みが強すぎますね…
そう思い込ませるほどの衝撃でした。
地元である高松公演でHappiemesisを回収してしまった!!!!!


はあ、はああ、はうわ、、ついに、、、ついに回収してしまったよしかも地元高松で😭😭😭😭😭😭😭😭😭
何度思い出しても泣ける。エモい。

せっかくなので当時のレポみたいなツイートを転載しておきます↓(頭おかしいくらい長いのでスクロールして飛ばしてください)

#BIGMAMACOMPLETE

BIGMAMA@高松DIME 行ってきました😭💓
私がハピエメのためにライブ通ってるの、誰か密告しましたよね?
この上ない多幸感に包まれて余韻に浸っています…
他公演とは違うローカルでアットホームな空気感があったことがとても良かった🥰
覚えておきたいから書き留めておきます。

新生DIMEでのライブは初めて。
立地もよくなり車でのアクセスが快適に。
すぐ横に大きなパーキングの丸い亀さんがあります。500円は前からお値段据え置き。
旧GETホールだった場所で、5F建の最上階まで階段で上るのが地味にしんどい。笑
待機場所はなく車道でスタッフが整列を指示してる。

Aがモバイル会員で60人強、その後20人くらいアルファベットのないチケットがあり、Cは先行。C一桁で入って前から6列目くらい(余裕)。ちなみに下でも5Fでもクロークあり。ドリンク600円を階段上がったとこで払って、ホール内のカウンターで引換です。ペットボトルは水、コーラ、ポカリの3つ。ビールあり

4階までは他のテナントも使う共用部なので質素な階段。箱はこなれてて段差も柱もなくない綺麗な縦長のステージで、天井は以前のような映画館の高さはないしメンバーが2階から登場することもないけど至って使い勝手の良さそうな感じです。段差がなくなったから低身長の人はちょっとつらいかも。

開始10分前でだいたい入りきったはずなのに後ろはかなり余裕があるように見えた。前も割り込もうと思えば全然行ける感じで、密着感は全くなし。ステージから柵がとにかく近くて、高さもぼちぼちあるので、かなり見やすい箱だと思う。キャパは300くらい。

音も悪くなくて、こないだのKYOTO MUSEとかに比べると残響時間が短くてクリアにキレよく聞こえる。照明も前よりカラフルな光がびしばし出せるようになっている。物販はこじんまりとステージ上手後方でやってました。その後ろにPAがいる感じ。安定してる。

SEがとにかく素敵。これは音源化されないの?MAMAが始まるー!高松高まるー!って感じ(伝われ)。高松のライブの特徴は他のアーティストでもそうなんだけどみんな最初は様子伺ってて大人しいの。会場があたたまるまで時間がかかる。だから今回もそんな気はしていた。

タイムマシーンから来た時は、私と隣の人だけがめっちゃ跳ねてて(笑)他はみんなそわそわしてて、むしろ後ろの方に古参勢がいたのか真緒ちゃん前がすっごく静か。おかげさまでよく見えました。なぜか今回も周りは男性だらけ。下手側中盤によく動く人が数名いた模様。

その後🍪→🍿は京都感あって、久しぶりの週末が懐かしかった!コロナで離れてた期間があったのに、このノリが体に染みつきすぎて自然に動く(笑)今回初のテレーゼに会場内がざわざわ。ロックラはやる曲とやらない曲がはっきり分かれるもん。フェスとかでもやらないしね。たかまる。

からのゲームオーバーで流れが好きすぎて叫んでしまったごめんなさい。今回のツアーでは既出だったけど私のMAMA人生で初だったからつい。このコンプツアーはそんな経験の連続で本当に楽しい。そしてこの曲もまたかっこよくて、ライブで聴くとさらに疾走感や奥行きが感じられて感激してた。

続いて神戸でもやったSleeping Beauty、イントロでカッキーが鳴らすとこからずっとかっこいい一曲。このへんの流れはとにかくエモくて、感情を手のひらでどう表現ないし爆発させるかが永遠の課題だったりする。アリギリスもまた然り。前に高松でやってたような気もするけど、久しぶりだった!

そしてファビュラ、あんまり当たらない曲まみー。どちらもどっしりして歌わせるとこ多めな曲だけど、ライブでもっと育てたい路線の曲(何目線)。これがライブハウスだけじゃなくてホールとか夏フェスでみんなが歌える曲になったらすごくいいのになーって思ってる。

ほんでまたレアなNot too late!これは今まで1回だけ聴いたことあるんだけど、普通のワンマンじゃなくて学祭ライブだったの。あの羽衣祭でのセトリはファンサ強すぎて忘れられない、そんな記憶が蘇った。からの!私がずーっとずーーーーーっとこれが聴きたくて通ってた曲である(文字数)

Happiemesisが、ついに。😭😭😭😭😭
Twitterで私がハピエメ聴ける日は来るのかな、なんて呟いていたの、誰か密告してくれたの?-11℃のときも私が行った公演ではやってくれなくて。母の日の2012ver聴いた時からなんて素敵な曲なんだと思ってたのがアルバムにアレンジされて入って(文字数)

最初リード曲投票の時には全然気付かなかった。気付いてからは擦り切れるほど聴いた。もしかしたらBIGMAMAで一番好きな曲かもしれないそんな曲が、今回初で高松でなってくれるなんてもう…😭💗昇天。放心。フリーズ。号泣。エモすぎ。来てよかった。感動。そんなハイライト。

ハピエメをイヤホンで聴いてると、途中でギターが左右から交互に聞こえるとこあるよね。そこが実際ステージでも王子とカッキーがガシッと噛み合って弾いてるのが良すぎてまたさらに好きに好きになってしまったよー!!!ノれなくてごめん。でももう、号泣してたから許して。

そしてビスたん情報で後から知った、初めて遭遇したリクエスト曲のCandy House🍬ツアー既出も私は初めて!こんなのほんとにやるんだ…と。言葉を借りればまじあたおかツアーだなと思った。リクエストしてくれた10本目の強者の方、本当にありがとうございます✨

からのふぁっきゅー。近くの人が急に暴れ出して、分かるよ分かるけど!!と皆が冷ややかに受け流してた🥲こんなの来たら暴れずにはいられないよね私もそうだよ。前みたいに愛あふれるモッシュピットが早く戻ってきてほしいなー!!

ペパクラでも熱量は右肩上がり。周りの男性陣のガッツポーズが印象的(笑)逆に隣にいた女性はあまり慣れていないようで終始恥ずかしそうにしてたんだけど、楽しんでまた来たいと思ってくれたら嬉しい。今回は押しも全くなくて楽だった。空調とスモークは少し改善してほしいけど。

そして問題のれりびー。歌い出しで王子の声が少し詰まったような感じがして、「もっかいやっていい?」と。めっちゃライブっぽ!最近そつなくこなしてたのに、なんかほっこりした。やり直したと同時にカッキーが発言してしまってまたストップ(笑)カッキーガチで謝る。かわいいかよ〜!

3度目の正直で再スタート。この曲は初めてライブで聴くし、最近の曲だからあまり聞き込んでいない曲で。音源ではわりと聴き流してしまう所謂当たり障りのないMAMAという位置付けが、今日の歌い出しを聴いて大きく変わった。楽器なしで王子とカッキーのハモりから始まるのがすごくよくて。

そういや高松で初めてCRYSTAL CLEARのサビやってくれたときもこんなだったなーと思い出し、鳥肌が立つような?それに似た感覚を味わった。まおちゃんとカッキーがめっちゃ楽しそうに向かい合ってたのこのへんだったっけ?
それからNo.9でここから安定ゾーン!会場もかなりあたたまっている!

みんなで大合唱してたら王子の方にカッキー寄ってきて、王子にカッキーに頭もたれさせるみたいにしたかと思えば、まおちゃんまで寄ってきて王子の頭がカッキーからまおちゃんへ寄っていくという謎の動き(笑)王子も笑いながら歌ってるし、まおちゃんはそんな王子の横からマイクに割り込んで歌い出すし

前衛たちが仲良すぎて多幸感に包まれた🥰最近はこんな砕けたMAMAを見ることもなく、MCもなく、アンコがないことも多く、駆け抜けるライブがほとんどだったから。すごく人間らしくて可愛くて、それを見てるオーディエンスも幸せそうで、ほのぼのした空気が流れていた💓

もうここからは歌って踊り続けるのみ。MUTOPIA→🍓→🦢でギターソロが今日全然終わらんかった(笑)カッキーがノリにノって止まらなくなっていたのかもしれない。私たちもどれだけ煽ったことか。後ろのメンバーもやや怪しげな動きをしていたぞ。笑
最高潮でシンセカイ。みな、とぶ!

まおちゃんがあちこち動いてたら王子のマイクスタンドにケーブルが絡まってしまい、歌ってる王子の周りをぐるぐるしてたけどサビ前で諦めてケーブル抜いてた😂サビに復旧が間に合わずバイオリンなしのサビ。これはこれで新しいし貴重で、まおちゃんは笑顔でただバイオリンを振り回し煽っていた。笑

それでもバイオリンがないと成立しないところからしっかり立て直してくれた。スタッフがケーブル解いてる間はまおちゃんは完全にふっきれてて、弦もぶんぶん振って笑顔でオーディエンスを煽る煽る(笑)そんな煽ったらダイバー出ちゃうでしょー!と思うほどだった。

最後にお決まりの虎視眈々と。アニソンみを感じるのは私だけ?今のところ音源化の情報もタイアップも聞かない。ラジオでよくかかってるみたいだね〜。私は母の日に何らかのお知らせがあると思っているよ。
そんなこんなでメンバーが少し喋り、深々と頭を下げ捌けていきました。

カッキーも言ってたように新しいDIMEはMAMAも初めてで、ビスたん加入後は高松すらも初めてで、それでも今までと変わらない空気感で待ってるオーディエンスがたまらなく好きだから、高松は遠征でも絶対来るようにしてる。王子のnoteみて思ったよ。この街も人もずっと変わらない。

アンコールめっちゃ粘ってたけど今回はなかった。会場暑すぎてメンバーもすでに汗だくだったし、この後松山まで移動と考えたらそりゃそうだよな。高松から松山は2時間以上かかるし遠いんだよ!ツアー3本目でピックもらったけどほんとにどの公演も良すぎてもっとって欲が出ちゃう。

せっかくこんな素敵ツアーをやっているから、私も過去のライブで聴いた曲とかまとめてみてました。まだまだ聴いたことのない曲が30曲くらいあった!古い曲とカップリングね。こんなの二度とないから行けるだけ行きたいよね。来週の岡山と周南行けたりしないかな。はぁ、最高。MAMA大好きだ🌸 おわり

X by pixxdrop

コピペ疲れた笑
あの熱のまま、勢いで書いててほんとによかった!

・回収してみて思うこと

一回聴けたけれども、こんなの何度やってくれてもええですからね?
もっと世の中に広く認知されるべき名曲。
BIGMAMAのおすすめ教えてって言われて、ど新規の方にもHappiemesisから聴いていただきたいくらいには名曲です。

・ビスたん弾き語り ※追記

今年の金井政人の誕生日に、思いがけず投下された動画が強烈でした。
埋込できていなかったらごめんなさい、URLはこちら(https://x.com/bis_bigmama/status/1786375358062928142?s=46)

https://x.com/bis_bigmama/status/1786375358062928142?s=46


我らが愛すべき🪣🥁・ビスたんが急にこの動画を投下したんですよ。
ハピエメをアコースティックで弾き語るなんて…不意打ちにもほどがあるって………!

ほんまにええメンバー入ったなぁ😭😭😭

で、ハピエメの何が好きなの?

ここまできたのに私がハピエメのどこが好きかを語っていなかったので、エピローグ的に綴っていきましょうか。
これ以降はただの私の話です。
BIGMAMAと直結はいたしません。



これは10年以上前、BIGMAMAを教えてくれた大学の先輩との話です。

2回生の冬のことでした。
当時仲の良かった男友達から、「卒制間に合わなくて詰んでる4回生がいっぱいいるから手伝って!」と誘われて、全く面識のない先輩方の研究室へ派遣されることになりました。

名前もよく知らない先輩方だったけれどとても楽しい人たちで、いろんなことを教えてもらってかわいがられていました(自分で言うのも変な感じだけどみんなの妹みたいに扱われてた)

たった2週間の短い間だったけれど、この日々が私に建築の楽しさを教えてくれたといっても過言ではないほどに、強烈な記憶なのです。
※この間にBIGMAMAを布教されました


卒制審査会の日、先輩の目は赤く腫れていて。
手伝っていた模型は完成したものの、プレゼン用のパワポが未完成。
徹夜明けの疲労とやり切れない悔しさが顔に出ていました。

「せっかく手伝ってくれたのにごめん」
この一言がその後長きに渡り忘れることができませんでした。
先輩の姿を見て私の建築やる気スイッチが入ったみたいです。

まもなくして先輩は卒業し、金沢へUターンしてしまいました。
もう会えません。だいぶ泣きました。
この感情になんて名前をつけたらいいのかな、と思いながら。

それからの私はコンペに資格に就活をこなしながらも、憧れの先輩としてずっと心の真ん中にありました。
たまにメールで相談したりして、卒業してからも長く見守ってくれていました。
ちなみにこの時はBIGMAMAのライブに行ったらそのうち会えるかも、という邪な気持ちだったんです…

その間に別の人と付き合ってみたりしたけれど全然好きになれなくて(失礼)
先輩には会えないまま私は卒業、地元で就職して2年目の春。
なんとあれから4年後(!)
「友達の結婚式でそっち行くからごはんでも」
とお誘いが。

ひたむきに送り続けたLINEが繋ぎ止めた縁。
私、なかなかに根性あります。
あちこちデートして、後日BUMPのライブに誘われました。

それから1年くらいかけて何度か一緒にライブに行くようになり、なんやかんやで付き合い始め、気づいたら同棲し、付き合い始めて早7年が経ちました。(つまりこの先輩が彼ピッピです)



先輩にもう会えないな、と想いを寄せながら聴いていた春は風のようにがこれまでの人生ソングだったのですが…
付き合い始めてからハピエメに出会い、それは変わりました。

どちらも共通して叶わない恋のうた。
そしてどちらも美しい思い出として描かれているところ。
当時のきらきらした思い出と、先輩にはもう会えないんだろうなとつらかったあの頃の心情が、ハピエメそのもののように思えました。

歌詞のセレクトがもう神ですよね。
君が100回君に生まれたら
一度くらい間違って僕のこと
好きになってしまえばいいのにな

なんて罪すぎる…

この曲を聴くと当時の記憶が蘇ります。
今はもうBIGMAMAを一緒に見に行ってくれないので、これから私の類稀なる根性を発揮して振り向かせたいと思います!


最後に

こんなところまで読んでくださりありがとうございました。
私がハピエメを大好きな理由について長々と綴りました。
ハピエメ贔屓にはいろんな要因がありますが、自分の恋愛観についてはここでは初めて語りましたね。

果たして需要があったのかどうかは定かではない…😂

ハピエメ情報、いつでもお待ちしております❣️(おわり)

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