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元WebディレクターがピクシブにPMとして入社して感じたこと


自己紹介

初めまして!ピクシブでPMをしていますyoshiといいます。
前職ではエンタメ会社でWebディレクターとして、コンテンツのホームページやLPの制作の進行管理や運用などを行っていました。

2022年の3月に入社して1年半程度過ぎたので、PM未経験だった自分がピクシブにPMとして入社後、どのように業務を行ってきたか、PM業務に対して感じていることなどお伝えしたいと思います。

こんな人に読んでほしい!

  • Webディレクターの次のキャリアとしてPMを考えているが、不安があるという人

  • ピクシブのプロダクトマネージャーに興味がある人

会社・プロダクトと自分のポジションの話

コミック事業部のプロダクトの一つである少女・女性マンガアプリ「パルシィ」開発チームでPMをしています。
パルシィは講談社さんと協業で開発・運営しているアプリで、ピクシブは主に開発面を担当しています。

私はPMとして講談社様と開発案件の進行管理や、アプリ内に掲載されるコンテンツの運用業務から一部のカスタマーサポート等も行っています。
パルシィの当面の目標は「目指せ少女・女性マンガアプリナンバーワン」で、この目標達成のために日々メンバーが一丸となって頑張っています。

職種説明

一般的にプロダクトマネージャー(PdM)職とは、チームと会社が正しいプロダクトをユーザーに届けるために、さまざまなスキル、ツール、チームを駆使し、プロダクト開発を推進します。ここで言う「プロダクト」とは、ピクシブにおいては主にユーザーに提供するウェブサービスのことを指します。

多くのPdMはプロダクト開発チームに所属し、ユーザー領域やビジネス領域との橋渡しを行います。時にそれぞれの立場から矛盾するインプットが集まることもありますが、それらにおいてもPdMが調整を行います。

入社したきっかけ

Webディレクターを約6年ほど経験して、自身のステップアップを考え始めたときに

  • 自社プロダクトを開発・運用している会社で、プロダクトマネジメントをする

  • 企画職として、コンテンツやプロダクトのプロモーションやマーケティングを学ぶ

  • 広報として、コンテンツやプロダクトを世の中に広める

という3つのキャリアを候補として考えていました。当時在籍していた会社ではどの経験もしづらい環境だったため、上記のキャリアプランを軸に転職活動を開始しました。

その中でピクシブを選んだ理由は、そもそも1ユーザーとして自分自身も長くピクシブのプロダクトを利用していたことや、pixiv insideやSNS等でピクシブの技術やプロダクトに関する発信を目にすることが度々あり、興味を持てたことの2点です。

初心者PMのフォロー体制

アソシエイトPMとして入社し、初めは右も左もわからない中でチームにジョインしたのですが、社内に存在した2軸のフォロー体制がPM業務を助けてくれました。

1つめは縦軸としての開発チームのあり方です。パルシィ開発チームは、このようなメンバーで構成されています。

  • シニアPM(マネージャー)

  • エンジニア(サーバーサイド、アプリサイド)

  • デザイナー

体制そのものは、一般的なプロダクト開発チームと大きな違いはないかもしれません。
しかし、パルシィ開発チームは全員が職種にとらわれず、プロダクトを良くするにはどうすればよいか?に真摯に向き合っており、プロダクトに対する知識のレベルが非常に高い状態でした。
日々業務を行っていく上で、PMとしてのスキルを磨きながら、プロダクトの知識をチーム全員から吸収できる環境が整っているため、自分一人では思いつかなかったり、考えられないこともチームのみんなで考えてよりよいプロダクトになるように努めています。

2つめは横軸としてPMギルドがあります。PMギルドは社内のPMとそれに近い業務をしている社員が所属している組織です。

ギルドの取り組みの1つに、月に一回の「ギルド内での1on1」があります。
1on1では同じPM同士のコミュニケーションをとる時間になっていて、私は主に日々の業務で躓いたことや悩みを聞いてもらう時間にしています。
雰囲気は固いものではなく、色々と参考になる話を聞ける上に、自分が悩んでることを話して解決のきっかけになったり、「それあるあるだよね」と共感してもらえたり、社内の他プロダクトの事が聞けるいい時間になっています。

PMになって特に苦労していること

苦労していることはPMとしてはかなり初歩的かつ重要なことですが「ユーザー視点をしっかりと考える」ことです。WebディレクターだったころはWebページやLPを公開して終わりというものが多かったため、パルシィというプロダクトを通じて長期間ユーザーさんと向き合うということが自分にとっては新鮮であると同時に、意識から抜けてしまうことが度々あります。

どういう開発をしたらユーザーさんにとってよりよいプロダクトになるかをチームメンバー内でしっかり議論したり、定期的にお問合せでいただいた内容を分析したり、自分自身もパルシィを使って感じたことを開発に活かせるようにしています。

PdMを目指したい人へのアドバイス

PMは業務の範囲も広く、幅広い知識が必要な場面が多くあります。とはいえ、それらを全部一人でできるようになる必要は全くなく、自分ひとりではできないところやリソースが足りないところは他の人に頼って解決できれば問題ないと思っています。

プロダクト運営は一人ではできないのでみんなで協力してやっていくことが大事です。
自分含めたチームメンバーとともに、プロダクトがユーザーにとってどういう形になっているのが理想なのか?をいち早く理解し、その形にしていくことが大切だと考えています。

最後に

ピクシブでは、プロダクトマネージャー職として活躍している社員が他にも沢山在籍しております。

記事をお読みいただき、ピクシブのプロダクトマネージャー職にご興味をお持ちの方は、下記よりエントリーをお待ちしております。

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