タブレット学習に思うこと

こんにちは。当塾ではオンラインに完全対応しています。オンライン学習の歴史って結構古いのですが、近年の感染症の拡大防止が大きな転機になりましたね。いろいろ試した結果ピクセルスタディでは、Zoomによる画面共有にしておいて、生徒は紙ベースで勉強するという方針をとっています。(動画講義はまた別の形態です)

実はもっと前からオンライン講義のシステムがあって、おたがいタブレットを使用して同じものに書き込むという学習スタイルがあるのです。

ただし、ピクセルスタディでは採用を見送っています。

これはiPadとGoodnote6の組み合わせ(これは最強です)によるペーパーレス学習にも関連するのですが、タブレット学習で効果を生み出すには、紙と鉛筆による経験の積み重ねが必要だと考えているからです。

タブレットは紙と鉛筆を模したものですし、まだまだ入試は紙と鉛筆です。
思考を最後には紙と鉛筆で表現できることがすべてですし、国語はとくにその意味合いが強いでしょう。

少なくとも小学生の間はタブレットの持つ「黒・赤・青・蛍光イエローを存分に使い分けて、気軽に試行錯誤できる」という利点をフルに活かして、最後に紙に清書するというか紙が最終到達点でないといけないかなと思うのです。

とはいえ、世の中の書類がどんどん電子化されて、かつての紙にうずもれる生活ではなくなった現代はほんとうに便利で、この利便性をフルに活かして学習の効率は上げたいとは思います。試行錯誤は続きますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?