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2019振り返り:祝福旅✈︎2019令和決定周遊編 Vol.1

今年2019年2月のオーストラリア・シドニー行き↑↑↑の旅を皮切りに始まった、わたしの「祝福旅」第2弾の回顧録。この旅は、平成の次の元号発表日の4月1日を挟んでいたことと、名古屋から東京を経由したのちに、国外へ一旦出て戻ってきて新潟まで足を延ばして名古屋へ帰宅するという旅だったので「令和決定周遊編」と名付けた。旅程は以下の通り。

3月29日名古屋→東京、横浜へ移動
3月31日東京→マレーシア・クアラルンプール(以下KL)
4月3日マレーシア・KL→タイ・バンコク経由名古屋
4月4日名古屋→新潟県妙高市
4月7日新潟県妙高市→名古屋

横浜中華街にある媽祖廟詣とイベントのお手伝いで一先ずは東京・横浜へ。親友・たまの家に2泊お世話になり、31日の深夜便で羽田から初のマレーシア・KLへ飛ぶ。KLに3泊4日滞在をして、4月3日夜便でバンコク経由で4日朝名古屋へ到着。そこから一旦帰宅して荷物の中身を入れ変えて、同日午後、車で新潟県妙高市へ向かい、2泊3日の家族の座とペインティングのWSへ参加後名古屋へ戻る、という移動距離のわりに日程がタイトという弾丸周遊旅。

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画像:力強く龍体文字を書いている大好きなお友達の作成現場を激写させていただいた!

東京でお手伝いしたワークショップは、純金の粉を水に溶いて龍体文字を書き、フトマニ図を作成することが目的。染め職人の講師の方が天然の染料で染めた数種類の布地から好みの布を選び、その布に純金を水に溶いたもので龍体文字・カタムカナといった古代文字から、これもまた好きな文字を選んでフトマニ図を完成させていくのだ。すでに一足先に名古屋で体験していたので、東京での講座運営のお手伝いをさせていただいた。結果、わたしもこれまで2度ほどこのフトマニ図を作成する機会をいただいたのだけれど、古代文字に触れる、というだけでも何か特別感が漂うが、それ以上に、「自分で筆を握って書く」ことこそが、とてもパワフルな行為だと感じた。昨年末にこのフトマニ図に出会ったこと自体、2019年を過ごしていく中で、わたしの人生の流れの中に新しい空気が取り込まれていくきっかけになったなあ、と振り返ってつくづく思う。

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画像:横浜中華街にある媽祖廟の入口の大きな門

ワークショップの前日に、昨年から何かとお世話になっている横浜中華街にある媽祖廟へ友人たちと参拝。漁業や航海の神でもある媽祖さまに、日ごろの感謝と今回の広範囲にわたる旅の無事をお願いしに行きたかったのだ。台湾にその発祥の歴史をもつ道教の媽祖信仰。実際に存在した女性を女神として祀っている。わたしにとってこの天上聖母・媽祖という女神は、初めて出会った中国系神様だ。媽祖廟を訪ねるといつでも、フレンドリーで親切なお姉さんたち(稀に男性もいる)が、参拝のお作法を丁寧に教えてくれて、「何をお願いしたいのか、ハッキリそして強く伝えないと伝わらないよ。」と、アドバイスをしてくれる。昨年初めて訪れて以来、仕事のこと、恋愛のこと(恋愛というよりはパートナーになれる人と出会いたい!)を積極的にお願いしてきた。そのおかげか、仕事は新しく始めたことが軌道に乗り始めたので、そのお礼とさらなる発展をお願いに・・・!お線香をお供えして、本堂で祈りを捧げ、最後に入口に降りてきてお金に見立てた紙を炉で燃やして、一通りの参拝の儀式が終了するのだ。

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画像:羽田空港国際線出発ロビー

無事にイベントのお手伝いが終わり、たまと夜ごはんを食べた後、品川経由で羽田へ向かった。実はこの旅、「初めて三昧の旅」だった。まず、羽田から海外へ飛ぶことが初めて。そして、目的地のマレーシアを訪れるのも初めて。そして極めつけは、KLの空港で待ってくれている人と会うのも初めて。

KL行きの経緯はまず、それまで約1年半ほど海外拠点の有料マッチングサイトで真剣な「出会い」を求め地味ぃ~に活動していたということ。しかしながら実のところ、メッセージのやりとりや電話で話したりはするものの、実際に会うまでに発展することもなく、退会をぼちぼち検討しはじめた頃の出来事だった。3月の春分の日(だったからよく覚えている)の夜、そのサイトで連絡してきた一人の外国人男性とのコミュニケーションが始まった。最初テキストから始まって、寝る前に数時間話し込んで気づいたら明け方になっているという日が数日続いたある日、"I'll pay for the flight tickets, when can you come to KL to see me?" とその人に言われる。

その人がわたしにKLに来てほしいと理由は、その人自身が来日するとなると、観光の短期滞在にもビザが必要且つ申請に身元保証人の存在と一定の時間を要するからだった。旅費は負担するのでわたしにKLへ来てほしい、とのことだった。話も弾むし、いろんなことへの考え方が近いと感じたこの人とは、一度ちゃんと実際に会ってみないと、この出会い自体に方向性がつかない、とわたし自身も思い始めていた。ビザのことは、自分でも調べてみると、確かにその人が日本に来るためには身元保証人召喚によるビザ申請が必要で、もし仮にわたしが保証人になるとしたら、提出しないといけない公的書類が多々あることもわかった。そうであれば、彼の言うように、その手続準備を考えると、ビザ不要な自分が行った方が早いし、わたしもわたしでいきなり見ず知らずの人の身元保証人になるよりも、自分が旅行気分でKLに行った方がいいと思えた。

スケジュールを見る限り、この東京のイベントお手伝いと、翌週後半に始まる新潟・妙高でのワークショップの間の数日を利用しないと、その先は6月下旬まで休みがとりづらい状況だった。そのことを相手に告げると、"At the end of June?  Can you make it sooner??" と言われてしまう。わたしが彼だとしても、同じことを言っただろうなと思う。

・・・というわけで、この限られた3泊4日というスケジュールで、KLへ飛ぶことにしたのだった。ちなみに、媽祖さまには、今回の旅がなんであれ楽しくて安全な時間になることだけをお願いしましたとさ。

Vol.2へ続く。

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画像:この時参加した東京の超おもしろかったイベントで手に入れた新しいお守り(by Youko Hamada)

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