初心忘れるべからず

ぼくが趣味を続ける上で、大切にしている考えがあります。

それは、「初心忘れるべからず」です。
特に、始めよう・続けよう、と思ったきっかけや原体験を忘れないことです。

ぼくが読書をするきっかけになったのは、小学生の頃に読んだ児童向けミステリー小説です。

そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト:はやみねかおる

この本はシリーズものの推理小説で、三つ子の岩崎姉妹と自称名探偵の夢水清志郎がさまざまな事件を解決していきます。

当時はミステリーについて、事件が起きるのは犯人が100%悪いからだ。
戦隊もののように勧善懲悪すべしというイメージを持っていたので、「そして五人はいなくなる」で起こる事件の動機について、今まで考えたことのない内容で衝撃を受けました。

また、次々に起きる事件のトリックについて、読み進めていくにつれてだんだんと分かってくることがとても面白いと感じました。

今も本を読んでいるのは、新しい考え方・視点を求めていたり、複雑になった出来事を論理的に解明していくことが面白いからなのかもしれません。

物事を続けていくと、スランプに陥ったりして、辛くなることがあるかもしれないです。
そんな時はきっかけとなった瞬間を思い出して、初心に戻ってみることも大切です。

そんな「初心忘れるべからず」の話でした。

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9/16 一部修正
後からタイトルの「番外編」って何だろう?となったので削除しました。
今後は本の紹介に限らず、色々な文章を載せようと思います。












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