○○するにはどうしたらいいのか。

印象に残ったことばに出会ったとき、手帳にメモすることにしている。

○○しなきゃと頑張るのはやめたいと思い、noteに綴ったのは昨日のことだけど、これも、3年前の手帳のメモから引っ張り出してきたキーワードだったりする。

それはさておき・・・

昨日の文章を書きながら、頭をよぎったのが、今日のnoteのタイトル。

どうして頭をよぎったかというと、ボスがちいさい頃からものごとをこう考えて育った、という話を聞いたからだ。

この話を聞いた時、

ちいさい頃から○○するためにはどうしたらいいのかって考えられるって、すごくない？

と、ものすごく衝撃をうけた。少なくとも、ジブンはそう考えたことなんて、ほとんどなかったから。

例えば、

歌手になりたい！
→歌手になるためにはどうしたらいいのか？

絵描きになりたい！
→絵描きになるには何をしたらいいのか？

留学で海外で暮らしたい！
→留学するためには何を勉強し、何を準備すればいいのか？

こう考えることができる人は、それを達成できるだろう。達成できなかったとしても、別の成功が待っているに違いない。

ジブンはそういう視点に欠けていたので、歌手にも絵描きにもなっていないし、留学と呼ぶにはほど遠い、ツアーのような短期留学に参加しただけで終わったが。

○○するためにはどうしたらいいのかという視点がないということは、あまり欲がなかったとも言える。

いや。

欲がないというよりも、あきらめが早いという方があっているかも。

○○できたらいいなーくらいの気持ちしかなく、パッションが足りないから、どうしても○○したい！とまではいかない。

よって、○○するためにはどうしたらいいのかという考えに至らない。

おまけに人と競うのが嫌で嫌でしかたなくて。競うくらいだったらジブンの負けでいい、と思っていて。

○○できなかったらできなかったで・・・っていうタイプ。

要は、ぽやーっとぬくぬく育ってきたんだよね。だから、なんとしてでも達成するぞ！というようなハングリーさに欠けるのかも。

今でこそ、問題を解決するために何をしたらいいのか？って、当たり前に考えられるようになったけれど、ちいさい頃から考えている筋金入りの戦略家のそれには到底及ばず・・・

今日もぽやーっとぬくぬくしつつ、ぼんやりと、○○するためにはどうしたらいいのかというフレーズを頭の中で反芻する日々。