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心の開き方 | 人とうまく関われない

「どうして自分だけが、人とうまく関わることができないのか。」
今まで何度も考えてきたことです。

大人になり、いろんな環境に身を置くことで、そういった、霧がかっていたことが少しずつ形として認識できるようになってきたと感じます。

→人とうまく関われないと思っていることが、外からはどう見えるのか。

→人間関係の関わりを気に留めていないように思う人とは何が違うのか。

→我らの課題はどこにあるのか。

→どうしたら心を閉ざさずに関わることができるのか。

こういったことについて、ある程度ではありますが、私なりの答えが見えてきました。

それは私にとっての答えであり、これを読んでくださっているあなたにとっての答えになるかどうかはわかりませんが、
あなたがあなたの答えにたどり着くための、ヒントとなれば嬉しいと思います。


▶どうしたら裸になれるのか?


「どうしたら自分自身が裸になることができるのか」ということを、最近ずっと考えています。

人と関わる際に、どうして人は(私は)、自分の利益を考えて判断してしまうのだろう。

そんな抽象的なことをぼやいても、こいつは何を言っているのか?と思われてしまいそうなので、たとえばの具体的な話をしてみましょう。

以前お会いした人を見かけたとき。

そういう時に、あなたはどうしているでしょうか?
私は、
「挨拶をこちらからするべきか?それとも、気づけなかったフリをして、声をかけてもらうのも待つか?」
みたいなことを考えてしまうんですねえ。

それでもって、相手方も多分そんなことを思っているようだから、なんだか緊張感がはしっちゃって、肩が凝ってくるんです。


または、初対面のとき。
大勢の初見の人が集まるような場所では、どうしても保守的になってしまって、

すぐに話しかけたらいいのに、駆け引きみたいに、「話しかけるか?話しかけないか?」って
オドオドしちゃったりして。

こういった、一種の人見知りのような空気がどうにも苦手で、
こんなとき、自分が裸になって、プライドなんか捨てて、話しかけてしまえばいいのにって考えてはいるんです。

▶︎コミュニケーションを分解

それで最近気付いたんですけれど、立場がはっきりしていれば、こんな駆け引きをしなくて済むんですよね。(私の場合は)

本業の整体師として人と関わっている時は、自分がもてなす側ですから、前の例でいくと、必ず私が先に話しかけるわけです。

こうやって立場が決まっていると、どんどん積極的に話せてしまうんですね〜。

▷相手との関係性を変える

こんなふうに、何かを変えるだけで以外とコミュニケーションは取れると気づくこともあります。

人とコミュニケーションを取るのが苦手だと思っているなら、人との関係性における自分の立ち位置を変えてみると、何かが変わるかもしれません。

“コミュニケーション”って、本当に少しの環境や要素の違いで、全く違ってくるんですね〜。
実はとんでもなく大規模なことなんです。

▶︎プライドのない男から学ぶ

自分が恥じないようにって考えているから、こんなぎこちなくなるんですよね。

それで、プライドのない男をちょっとは見習ってみようと思いました。

プライドのない男っていうのは、私の職場にいる先輩のことなんですけれど、
プライドというものが全くなくて(褒めているんです)、だからいつも自分からどんどん話しかけちゃうんですよね、彼は。

最初はめんどくさい人だなあ〜みたいに思ってたんですけれど、相手がそんな調子で心をばーん!と開いちゃってると、人見知りのあの嫌ーな空気って全くないんですよね。かけひきがないので、疲れないんです。

そう思うようになってから、良い人だなあと思いました。
自分も、心をこれだけオープンにできたらいいのにと思いました。

彼がなぜそんなに心を開けるのかって考えてみたら、彼にはプライドというものがない!

なんでプライドがないのかは分からないんですけれど、恥ずかしい部分を完全に笑いに変えちゃってるんですよね。

なるほどなあと思いました。

人見知りというのはプライドの高さが生むものなのだろうか。

▷合わない=仲良くなれない?

それともうひとつ、いままで誤解していたことがありました。

人間関係で、自分と合わない人って必ずいるじゃないですか。

合わない人って、仲良くなることが出来ない人だと思っていたんです。

合わない人=仲良くなれない人
だったわけなんですけれど、彼を見ていたら、これが=ではないということに、気づいたんですね。

なぜかというと、彼と彼のお客さんの会話を見ていると、しょっちゅう話が噛み合ってないんです。

彼は駄洒落をよく言うんですけれど、高確率でスルーされているし、相手がよく分かってなくてなんかビミョーな雰囲気になってたりとか、

時には会話のレベルが合わなくて、相手に呆れられてたりしますね。

それを聞いて、この会話の感じ、なんか覚えがある、そう感じたんです。

それは、私が自分とは合わない噛み合わない(=仲良くなれない)と感じているときの空気なんです。

でも、彼はそんな調子でいて仲も良い。

これは\\\どういうこと⁈///

私は勘違いしてたみたいです。

他人と
感覚が合わない
話が噛み合わない
興味の輪がズレている

こういうことは、仲良くなれないセンサーの発動ポイントだったわけなんですけれど、
彼は多分それを普通に日常として当たり前として通過しちゃってるんですよね。

で、私は何で通過できずにそこで引き返してるんだろうって考えたら、やっぱりそこもプライドなんですよ。

仲良く慣れないんじゃなくて、笑われたり馬鹿にされるのが怖いから、避けてただけなんでしょうね。

▶︎まとめです


私が人と関わるときの目標は、自分がオープンになることなんですけれど、

そのためには

①自分の得意なコミュニケーションを知り、その関係性を多く持つこと

②プライドを捨てて、恥ずかしさを笑いに変えること

こんなことで、解決しちゃうんじゃ‼︎

プライドない男を面倒だと思わなくなった今日の私でした。



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