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休職は甘えじゃない…!

こんにちは。ぼやき@アラサーです。
休職して6か月が経ちました。
その中で、世間の休職や適応障害に対する当たりが強くないか?と感じたことがあるので、それについてお話したいと思います。

1.お金貰いながら休むなんて甘えだ

「お金貰いながら休んでて甘えてるよね」
「会社に感謝してないんですか?」
「休みながらお金貰えるから必死になっていない」
とまぁ言われてきました。
言いたいことは分かりますし、
自分も休職していなければ事情を知らない人に対してはそう思っていた可能性もあります。休職理由が交通事故によるとか休職者が被害者だった場合は恐らく批判されないんだろうなとも思います。
それだけ、「精神を病んだ」というのはハンデになるってことでしょう。

言われた人を批判したいわけではないのですが、
用意されている制度を使っているに過ぎません。
休職期間は無限ではなく勤務年数によりますし、(私の場合、1年)
傷病手当についても同じ理由であれば最長1年6か月しかもらえません。
もちろん満額ではなく、60~80%くらいの金額です。
しかも傷病手当をもらいつつも税金は払っています。(一部、会社と折半ですが)
とはいえ、世の人はあくせく働いてお金をもらっているんだ!
と思うんだろうと思います。

また、「会社に感謝してないんですか?部署変えてもらうとか…」という方もいます。
これ言われたのは私ではなく知人(同じ理由で休職中)なのですが、
転職活動中の面接官に言われたそうです。
部署の変更できる方もいますし、変更により生き生き働ける方もいるでしょう。しかし、理由によっては部署異動させてもらえないこともあります。(私がそうでした)。
そもそも、色々考えたうえで転職活動をしている方が多いはずなのに、面接官がそんなこと言うなよ!(笑)と思いました。
あとからその企業の評判を見ると、「メンタル弱い人は向かない職場」とあったらしいので、その面接官の優しさだったかもしれませんね(*''▽'')

2.どんな思いが隠れている?

どうして上記のようなことを言う人がいるんだろうと考えてみました。
1.自分も休みたいけど休めていないから羨ましい
2.楽して生きているように見えて羨ましい
3.自分はこんなに頑張っているのに働かずお金貰っている人がむかつく
4.自分はこんなに頑張ってきたのに怠けているやつが許せない
裏に隠されている相手の感情はこんな感じなのかなと思いました。

怒りや妬み、嫉みは大体自分がしたいこと/できていないことを相手がしている場合に生じやすい感情であり、基本人間って「ないものねだり」が多いので仕方ない現象ではあるのでしょう。
ただ、それを休職している本人に言う必要はないと思います。
休職している人は大半が真剣に悩みながら、働かない頭をフル回転させていると思います。
そもそも、人の人生に口を出す資格なんて、誰にもないんだから放っておいてほしいですね。
ちなみに、キャリアカウンセリングの方に相談した時も言われたことがあるので、カウンセラーだから寄り添ってくれるとは限らないようです。
まぁ受け取るほうの歪みもあるかもしれませんが…(笑)


3.休職は甘えではないけれど…

休職は制度の一つなので、恥ずべきではないこと。
ただ、精神を病んだことで休むと世間のあたりは強くなってしまう。

これは紛れもない真実だと思います。
何か言ってくる人はどこにでもいるし、
何をしても何かしら言ってくる人もいる。
大事なのは「自分を守る方法」をこの期間に見つけること
だと感じます。
せっかく、一休みしているのもあるので
辛いかもしれませんが、
・今までの自分を振り返る
・弱い部分と向き合う
・受け入れる覚悟を決めて弱い自分も受け入れる
のもいいのかなと思いました。
もちろん、このまま何もせず生きていくことだって一つの決断です。
誰かが責める権利はないです。
今後、自分がどう生きていきたいかで決めるのが良いのかなと思います。
自分の人生に責任を持てるのは自分だけですし、
一度、自分の弱い部分を受け入れてしまえば、今後誰かにそこを攻撃されたとしても、受け流せるのかなと思っています。
弱い自分を見てみぬふりし続けると、相手にそこを突かれたときにムキになり、「そんなことわかってる!あなたに言われる筋合いはない!」なんて宿題しようと思っていたら親に怒られてやる気なくなったみたいな状態になってしまうかもしれません。
それでいいと決めるのも自分次第。
相手は言うだけ言って終わりです。
自分で考えて選択する。
その選択が正解かどうかは自分の行動次第。


…と自分に言い聞かせているぼやき@アラサーでした。(笑)


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