【Android】BitmapをDrawableに変換する２つの方法について

次のようなことを実現したかったです。

• 何の変哲もないBitmapがある

• これをDrawableに変換したい

その変換方法には２つほど方法があります。
少なくとも自分が知ってる範囲では２つです。

AndroidにてBitmap → Drawableの変換について

これを具体的コード例も一緒にまとめてみます。

方法１．BitmapDrawableを使って変換する

どの環境でも使えそうな方法がコレ

BitmapDrawableを使ってDrawableに変換

APIレベル1から追加されたAPIです。
つまりどんな環境でも使えるということ。

▼ 一応BitmapDrawableの詳細

A Drawable that wraps a bitmap and can be tiled, stretched, or aligned. You can create a BitmapDrawable from a file path, an input stream, through XML inflation, or from a Bitmap object.

It can be defined in an XML file with the <bitmap> element. For more information, see the guide to Drawable Resources.

https://developer.android.com/reference/android/graphics/drawable/BitmapDrawable

▼ 上記リファレンスの意訳

Bitmapをラップ化したDrawableで、敷き詰めたり・引き伸ばしたり・配列させたりできます。BitmapDrawableはファイルパス・ストリーム・through XML inflation・Bitmapオブジェクトから生成可能。

ちなみにレイアウトXMLファイルでは<bitmap>要素によって定義することもできます。詳しくはDrawableリソースのガイドページとかを見て

こういうのが最初から用意されてました。

BitmapをBitmapDrawbleに変換するコード例

こういうコードで変換できました。

▼ 実際に試したコード例

/// Drawableを表示したいImageView
val imageView:ImageView = findViewById(R.id.image_view)

/// 変換したいBitmapオブジェクト
val bitmap = BitmapFactory.decodeFile(
    "/path/to/image/hogehoge.png"
)
/// BitmapDrawableに変換する
val drawable = BitmapDrawable(resources, bitmap)
/// ImageViewにDrawableをセット
imageView.setImageDrawable(drawable)

こういう感じでBitmap→Drawableに変換できます。

どんな環境でも使える汎用的な方法だと思う

方法２．Bitmap.toDrawable() で変換が便利！

これはKotlin限定の方法です。

それはBitmap.toDrawable()による変換

コードも短くて済むし分かりやすい最高です。

▼ 実際にはこのようなコードを書けばOK

/// Drawableを表示したいImageView
val imageView:ImageView = findViewById(R.id.image_view)

/// 変換したいBitmapオブジェクト
val bitmap = BitmapFactory.decodeFile(
    "/path/to/image/hogehoge.png"
)
/// BitmapDrawableに変換する
val drawable = bitmap.toDrawable(resources)
/// ImageViewにDrawableをセット
imageView.setImageDrawable(drawable)

とても分かりやすいです。

ただし１点注意なのは bitmap.toDrawable(resources) のようにアプリResourcesを渡す必要があることです。アプリ内リソースにはアクセスしないですが、必須なので一応渡しておきます。

Kotlinならこっちを使うのが楽なはず