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恋降る記憶@ドリフェス2023

2023年11月3日金曜日  
DREAM FESTIVAL2023

King&Princeのふたりを初めてこの目で見た日。自席はだいぶ後方のほぼ中央あたり。とっても遠めではあったけれど、確かにふたりはいた。
どうしてもあの日の記憶を形として残しておきたくて、今更ながらnoteに綴る。


シンデレラガール

チッ、チッ、チッ、、、ゴーン、ゴーン、ゴーン、、、

時計の音が鳴り、King&Princeのふたりが暗闇から照らし出されるように登場した。
曲はシンデレラガール。

ひえぇ…………………

自分でもびっくりだったが結構な声量で「ひゃあぁ……!!!」って言ってた。不思議なくらい自然に悲鳴が出た。

念願の生れんかいちゃんだ。海ちゃんが、れんれんが、今このときこの場所にいる。しかもピースツアーの衣装だ。胸熱。
すんごい遠いけど、モニターに映ってるのと同じ衣装を着ている2人が肉眼でもちょっとだけ見えた。

いる。ううう、れんかいちゃん、ほんとにいる…………

存在を確認できただけで感無量。しかも夢見ていたふたりのシンデレラガールを一発目から浴びて、いきなり召されるところだった。

あとあの……… か、かっこええです……シンプルにものすごくかっこええ……
ビジュアル神がかってる………シンプルに神…………

れんかいの実在を噛みしめていたら頭真っ白になって気づいたらふたりとも最後の決めポーズをしていた。うわああん……興奮しすぎてあまり記憶がない。とにかくめちゃくちゃかっこよくて眩しかった。


(ところでシンデレラガールでの登場シーン、上記のように時計の秒針の音から始まったように記憶しているのだけど、他の方のレポを見ると皆さん鐘の音と書いていらして時計と言っている方が皆無(わたしが見た限り)だった、、正直自分の記憶が信じられないので違うのかもしれない。あの秒針の音は錯覚だったのだろうか。これはCSテレビ放送で確認できますか。なにとぞ。)



なにもの

なにものだ。2曲目になにもの来た。
改めて言うとわたしはだが情出のなにもの経由SHAKEおち海人担である。
つまりなにものガチ勢でもある。この曲への思い入れがかなり強い。

ドリフェスできっと歌ってくれると夢見て日々脳内トレーニングをしていたが、なにものを歌うふたりは想像の何倍もかっこよくて可愛くて、互いにアイコンタクトをとる仕草に思わずぬおおおおおとなった。

そして海人くんパートの「降りしきる雨の日も澄み渡る晴れの日も」の歌詞を間違えてしまった(後にご本人たちが「ずっと雨」「土砂降り」になったと話してくれることになる)のだが、正直わたしはこのときめちゃくちゃ感動していた。

当たり前のことなのだけど、今聴こえるこの声はこの瞬間この場所で歌ってくれてるものなんだなぁと実感したし、普段のライブとは違う(であろう)雰囲気の中で緊張もあるのかなという人間味に加え、ほんの一瞬だけ「ん?」て表情をしながらも平然と歌い切った海人くんのプロっぷりに舞台に立つ者としての歴戦の猛者の貫禄すら感じたからだ。

海人くんとしては不本意かもしれないけれど、わたしにとってはますます海人くんを好きになった特別な思い出になったと記しておく。

1曲目にシンデレラガール、2曲目になにものが披露され、彼らのフェスに懸ける思いを垣間見た気がした。シンデレラガールは6人の、なにものは2人のKing&Princeのスタートを飾る、名刺代わりの大切な楽曲だとわたしなりに認識している。初めましての方にもKing&Princeの歴史を、そして今の姿を知ってほしいという意志を強く感じた。King&Princeにとってこの曲が本当に特別な宝物で大きな武器なんだなということも。

新規が生意気言うようで申し訳ないけれど、最初の2曲で今日のセトリが神であることを確信したしさすがチームキンプリです、と心の中で土下座した。


トロッコ登場

いやもうまさかとは思ったけれどれんかいトロッコが登場したときはうまく息ができないぐらい血圧上がった。もう瀕死。
と言っても全然遠いのだけど、米粒だったれんかいちゃんがそら豆ぐらいの大きさで見れただけでわたしの心臓はばっくばくだった。そら豆ぐらいの大きさなのに顔が小さすぎるし美しすぎるのが分かってすごくびっくりした。

わたくし海人担であるため、トロッコに乗ってる間とにかくずっと海人くんを見つめ続けた。そして後方真ん中らへんにいたわたしはなかなかお顔が見えないなぁと思いつつ、気付いた。ドリフェスの会場は後方右端左端の席はステージがかなり遠くモニターも遠めな印象で。海人くんはその端のほうにいる方々にたくさんたくさん手を振っていた。きっと他のアーティストさんの演奏は見えづらかったであろう席の方々に、たくさん、たくさん。

優しいなぁ。
本当に誰一人取り残さずみんなのことを幸せにしようとしている。
眩しいなぁ。
アイドルがファンサをする姿ってなんて神々しいんだろう。
この瞬間は間違いなくアイドルとファンが心を通わせあって笑顔を交わし合う瞬間で、同じ時を共有していることそのものが奇跡みたいなことなんだなとぼんやり思った。奇跡を目撃しているからこんなに神々しいのだろうか。
遠くの後ろ姿を見つめながらそんなふうに思った。


Key of Heart

弱ペダだー!!きたー!!
ドリフェスの少し前に遅ればせながら弱虫ペダルを観てとても感動してこの曲をよくリピートしていたので、ふたりで歌ってくれて嬉しい!と素直にそう思っていた。廉くんがすごく穏やかな表情で歌ってくれていたのと歓声もかなり大きかったのが印象的で、わたしのだいぶ前の方の席の女の子がたぶんだけど泣いていた。

新規なので許してほしいのだが、この曲がふたりのKing&Princeでの披露が初めてというだけでなく、5人のときも含めて有観客のステージで披露されるのが初めてで廉担さんにとってはとてもとても特別な出来事だったというのを後から知って後から感動が込み上げた。
あの泣いてた女の子は廉担さんかな。よかったね、本当によかったねと思いを馳せた。


愛し生きること

MCで紹介があった後に愛し。
初披露だ。イントロが流れた瞬間鳥肌がたった。

静かに厳かに、気持ちを込めて歌い上げられる愛し生きること。廉くんの声の湿度と息づかいの美しさ、海人くんの声の伸びやかな温かさがストレートに感じられた。

動きが少ない分、モニターにはふたりの表情がアップで映し出される。その美しさといったらもう。
廉くんの優しい表情も海人くんの切ない表情も、この曲の世界観にとことん寄り添っているように感じた。

何よりふたりとも歌がうますぎる。すごくすごく素晴らしかった、、


恋降る月夜に君想ふ

この曲のイメージといえばパッションピンクの衣装。
サビ部分の可愛い振付。
アイドルの王道という感じのキラキラした曲だな、わりと好き、ぐらいの感じだったのに、ドリフェス以来めちゃくちゃ好きな曲になった。なんなら聴くたびに若干涙が滲むぐらいまでに。

完全に油断していた。突然の出来事だった。

Can we be happy? で金色のテープが発射されたのだ。

わたしの席からは届かない場所だったけれど、ひとかたまりだった金テープが宙に放たれ、きらきらと落ちてゆくのがはっきりとスローモーションのように見えた。

突然の煌めきを浴びて呆然としながらモニターに目を移すと、海人くんも廉くんも客席に慈愛に満ちた笑顔を向けながら歌っていた。

彼らが天使、もしくはそれに等しい神聖な存在に見えた。
この子たちの笑顔さえあれば何だってできるんじゃないか。本気でそう思った。
アイドルだ。これがアイドルなんだ。

夢の国の大冒険のエンディングのようなキラッキラのサウンドを背に微笑む完璧なアイドルの姿をそこに見て、わたしはこの日初めて涙した。

わたしにとってはこれが人生で初めての金テープで、まるでアイドルのくれる幸せが具現化された瞬間を見たような気がしてとても崇高な経験だったのだと思う。

今でもこの曲を聴くたびに金テープが綺麗な放物線を描きながらきらきらと落ちてゆく光景が脳裏に浮かぶ。
人生で経験してきた忘れたくない瞬間、例えば彼氏との初めてのデートや親友とのお泊まり旅行、子どもが生まれた瞬間や子どもを初めて抱っこしたあの感覚。金テープが舞う光景とれんかいの微笑みはわたしの中で間違いなくそういった瞬間のひとつになった。

アイドルとは何か。
唐突なようだがこの問いについてはずっと考えていて未だに答えが出ない。でもこの経験を経てからは答えのひとつがここにあるような気がしている。


I promise

ドリフェスのKing&Princeを語る上で欠かすことのできない楽曲
「I promise」
この興奮と熱狂については下記postに。

これまた新規であるためにあの場ではみんながあれほど熱狂している理由がいまいち良く分かっていなかったのが悔やまれる。ひざまずく振付にプロポーズの意味があったなんて知らなかった……知らなかったのにめちゃくちゃかっこよかったし廉くんのハモリにはとにかく痺れたよ……最後の海人くんのI promise、ありがとうありがとう……宝物です。


CHASE IT DOWN

とにかくすごかった。ふたりそれぞれのダンスを追いたいのに目が足りん!と思った。目が足りないのでほとんど海人くんを見ていたため、海人くんのことばかり書いてしまうことをお許しいただきたい。

あの、海人くん、踊ってるときの色気が本当にすごくて本当にヤバかった。ヤバかったとしか言えないぐらいヤバかった。

スモークの中から海人くんがパッと顔上げた瞬間がモニターに抜かれ、その表情がもうなんか…言葉にするのを躊躇うぐらいの溶けちゃいそうな表情でもうあの……参った。

心の中でひぃーっ!!って叫んじゃうぐらいセクシーなお顔。お隣の海人担のお姉さんは実際「ふぁっ!!」って声出てた。分かりすぎる。わたしもたぶん心の声が外に出てた。

あと汗のかき方も色っぽいなと思った。陶器のようなすべすべの肌から汗がじわっと滲み出て首筋にラメ塗ったみたいな煌めき方をしていた。汗すらも美しく妖艶。

CHASE IT DOWN、色気のことしか言っていない。とにかく色気がすごかったことを強烈に覚えている。早くCS放送で確認したい。

CHASE IT DOWN絶対放送してくださいお願いします、、、


ichiban

夏のCDTVで見て以来ずっと心から離れないふたりのichiban、めっちゃくちゃにかっこよかった!!

海人くん。無双っぷりがもうとにかくすごかった。無我夢中で踊り狂うという感じ。頭ぶんぶんするから前髪が顔にかかって、その前髪の隙間からのぞく目がギラつきながら妖艶さを放っていて。

着ていたジャケットもいつの間にか脱いでいて(ぶん投げたらしい、と後で皆さんのレポで分かった)、森の音楽家みたいな可愛らしいニットとあの表情をしながら踊り狂う姿のギャップよ。あまりにもかっこよくてぶっ倒れそうになった。

ステージ上からすごい熱が伝わってくる。全身から溢れ出す熱い気持ち。海人くんの表現力は常軌を逸している(最大級の賛辞)んだなって改めて思った。

そして熱い気持ちを込めたパフォーマンスはもちろん廉くんも同じで。めちゃくちゃかっこいいステージだった。歌詞どおり離れ離れ無し全員連れてってくれるふたりのichibanが大好きだと思った。

最後は特効バァーーーン!!!
King&Princeでしたありがとうございました!!!
って言って颯爽とステージ裏に消えていった。

かっこえええええええええええええええ
痺れ散らかした。めちゃくちゃかっこよかったよKing&Prince……


僕たちフェスは初めてなので…って控えめな挨拶をしていたキンプリちゃん。初めてのフェスの場で堂々と、それはもう眩しく心躍るアイドルのライブを見せてくれた。キラッキラに煌めいてた。King&Princeの魅力を全力で伝えてくれた。

わたしたちはその全力に応えられただろうか。こんなに幸せにしてもらってばかりで、初めてのフェスの舞台で彼らに何かを返せたのだろうか。

そんなことを思っていたら思いがけずFC動画(プリレディ)で
「自分たちのファンもキンプリのファンとしてのプライドを持って、他のアーティストのファンのみんなにもキンプリの良さを知ってもらおうって思って盛り上げてくれたっていうのはあると思う」って話してくれた海人くん。

なんだか泣きそうになってしまった。そんな気持ちまで汲んでくれていたなんて。ステージ上では無敵で無双状態だったのにちゃんと客席を見てくれていた。どこまでも優しい目線の持ち主だ。

あの日、たんぽぽ畑の一員になれて本当に嬉しかった。
King&Princeを照らす光のひとつになれたこと、一生忘れない。
King&Prince、最高だったよ!!



*おわりに*
お隣にいらした海人担のお姉さんと最後の最後にお話しできて意気投合して帰りの電車の中で盛り上がったのもとてもいい思い出になりました。お姉さんは組合ファン歴が長い方で色々な経験をされてきていて、お話聞くのがすごく楽しかった。嬉しい。こんな出会いまでくれたキンプリちゃんに感謝。
100年先もありがとーーーーーーーー!!!

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