見出し画像

白血病はやっぱり厄介な病気だよ

大部屋へうつり
食べ物の制限が凄くある為
何を食べていいのか
不安で(不安障害がここでも発揮)
カップラーメンや焼きそばばかり
食べていた

夜に自販機に行き
好きなジュースを買う

それだけが楽しみで。

自分の家で寝れる幸せ
好きな物を食べれる幸せ
当たり前の事が
当たり前じゃなくなり
今まで、普通に暮らしてきた事が
どんなけ幸せだったのか
本当に考えさせられた

ジュースをのみ
少ししたら胃痛

沢山の薬を飲んでいるから胃が
荒れてるのかな…

ある日、旦那が今日は行けないと
連絡してきた。

ふらーと散歩の為に
院内を歩いていると
旦那と会う。

なんでおるん?
って答えたら
先生に呼ばれた。と。

私も聞く。と言って旦那と待った。

先生を見つけた瞬間
なんで旦那だけなん?と責めた

まぁ、話そっか。
と、部屋へ案内された。

移植を終え
生着もしたけど
マルクの結果、白血病細胞が
残っていた

と。

私はショックより怒りに
なっていた

今まで一緒に色々話して
旦那より先生と話す時間の方が長く
なんでも答えてくれ
アドバイスもくれて

先生の判断ミスで直腸が
えらく炎症おきた時も

看護師さんのミスで
ポートがはずれ
起きたら血まみれになり
気づかなかったら
死んでたかも知れない時も

私は怒らなかったよ
旦那や家族も知らんふりだったよね?

先生、ひどいよ…
最後の最後で本当の事を
私に隠そうとするなんて。

白血病細胞が残っていると聞き
旦那はいつもの黙り

私は「もう、家に帰る」
と、伝えた。

先生も「そうしようか、明後日帰ろ」
と、言った。

どんなけ頑張っても
どんなけ治療をうけても
やっぱり思いどおりには
行かないよね。

これからどうなるかわからないけど
とりあえず、自宅へ戻った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?