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伝えることの大切さとは?

写真の帯結びは、花たて矢という名前です。
先週着付けた帯結びです。よく見ると真ん中の襞が綺麗に揃っています。箱襞という襞をとり、広げるとこのようになります。
見た目は簡単そうですよね。
ところが、この箱襞を綺麗にとれるようになるには経験が必要です。
一朝一夕ではとれません。

着付けは技術力も必要ですが、感性も大切です。
その人を見て、パッと見てイメージする
私は襟元と、裾線、胸元の帯揚げの始末に特に気を使います。
この3点は、その人の着姿そのものを表します。

着物👘の着姿って、結構その人の生活感や、生き方みたいのが現れるんですよね。
どんな風にと聞かれると説明するのは難しい😓ですが…
強いて言えば
1本筋の通っている意思の強さとか、媚びない優しさとかでしょうか。
そのような表現を伝えていくことも着付けの醍醐味であります。

昨今、着物を着る人も少なくなりました。確かに、着物は着ることも片付けることも時間がかかります。
洋服の方が、断然楽で快適かもしれません
でも、あの引き締まった感性の塊のような感覚もたまには味わってみましょう!
中々良いものです。
季節は夏☀️に向かっています。
浴衣から始めるのも一考ですね!

日日是好日 毎日を大切に生きよう!






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