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さとうきび企画

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さとうきび企画だけをまとめておきます。
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43歳の休日 〜さとうきび企画4 新しい発見〜

43歳の休日 〜さとうきび企画4 新しい発見〜

こんばんは。今日はとても嬉しい報告をいただきました。
以前に、下のさとうきび企画2の中で、高祖父”民蔵”の話をさせていただきました。そのさらに一代前の名前がわかったのです。

以前にわが町の民生課に民蔵の戸籍を出して欲しいと頼みに行ったことがあります。除籍になってから150年前まで遡ることができるわけで、高祖父は明治11年5月没ですから、西暦で言うと1878年(ちょうど、大久保利通内務卿が暗殺され

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43歳の休日 〜さとうきび企画3 立ケ谷にて〜

43歳の休日 〜さとうきび企画3 立ケ谷にて〜

前回のさとうきび企画では、さとうきびと草堂寺のお話をしました。その話の中で民蔵さんの墓石が草堂寺にあったという話をしたのですが、さて今はどこにあるのかということです。

私の母親は、白浜の立ケ谷というところで生まれ育ちました。まだ、”ふなつき(船着き)”という名前で呼ばれるようなところだったそうで、おそらくは大正時代にはまだ、霊泉橋という橋もなくて、船が湾の中まで入ってくることができたことから、そ

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43歳の休日 〜さとうきび企画2 草堂寺にて〜

43歳の休日 〜さとうきび企画2 草堂寺にて〜

ここ白浜富田坂の入り口にある草堂寺は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部となっています。草堂寺というお寺が単体でなっているというのではなくて、史跡熊野参詣道大辺路の一部に草堂寺が含まれるという形で登録をされています。

世界遺産とは何ぞや。あるいは、史跡とは何ぞや。というところについて少しだけ説明をさせていただきますと、世界遺産登録をされるためには、その文化財(あるいは自然)の価値が十分にあ

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43歳の休日 〜さとうきび企画その1〜

43歳の休日 〜さとうきび企画その1〜

みなさん。さとうきびって齧ったことありますか?
さとうきびのイメージは奄美大島とか瀬戸内海とかが有名です。しかし、ここ白浜の富田地区におきましても、江戸時代後期から明治中期までさとうきびが育てられ、農家さんの収入源になっていたようです。
今でこそ富田という地名で、田んぼがたくさんある風景が広がっている地域ですが、もともとは痩せた土地だったようで、そうした悪条件でも生育できることから、さとうきびが育

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