要らない緊張
歳は23歳だが身体は36の身体である。
つまりどういう事かというと、
①大学生の時は目を外しすぎて酒池肉林の宴を楽しみすぎてしまった。
②そして社会人1年目の時の我慢の仕方を身体が覚えてしまった。
個人の会見である。
私の身体は今や、ぶよぶよに脂肪がこびり付きその上我慢で出来上がった緊張がへばりついている状態である。
ここまでくると、自分は健康だった過去と今とで時空を無意識に分けてしまう。
あの時が懐かしく感じ、
今はベールのようなものを被っていて、周りの人からは人間として同じ人種としてちゃんとみられていないんじゃない?
(と結構本気で思っているほどである。)
そんな中このままでは如何と整体に向かった。
この整体のあるビルがなんとも怪しい。
よく習い事で通る道にあったので、生まれて意識がある時から知っているが、
自らの意思では絶対行くもんかと故事になってしまうほど怪しい。
しかし整体の腕は素晴らしい。
このギャップがそれもまた一興。
(私はこの整体を施す先生を魔術師と心で呼んでいる。)
整体は1時間ほどなのであるが、
魔術師は容態を見た後足からマッサージで筋肉を緩めて最後頭まで徐々に上がっていく。
(これは人によって違うらしい。)
マッサージする箇所もあれば、ポイントでただ触るだけ押すだけ、など様々である。
驚くのが、3つある。
①施術後、身体の緊張をとっていて力が入らなく、フラフラとして酔っ払いみたく全く正気にはあるけないのである。
②頭と肩のあるポイントがあるのだが、そこを押されたら、足から緩めていた全ての関節が一気に緩み崩れて、身体に力が入らなくなる。
気絶するみたいに寝てしまうのだ。
③私の心的に癖があるタイプだと見抜いた。
不思議すぎて何回か通った後に聞いてみたらやっぱり身体の繋がっている力、関節を一箇所ずつ緩めているのだと言う。
でもやっぱり人によって違うらしく、私には鬱の人が持っているツボがありそれを加味した整体を施術していると言う。
天晴である。
きっと魔術師はこれから有名人、著名人のお抱え魔術師として活躍するのであろう。
それくらい腕がある魔術師だ。
これは頭痛や体調をよく崩す人、鬱や心的に悩みのある人には試してもらいたい。それくらい人生が変わった出会いであった。
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