見出し画像

人工死産後の生理とこれからの妊活について

9月の初めに、子の深刻な病気のために妊娠中期である17週の終わりに妊娠の継続を諦めた私たち夫婦。

人工死産後に3週間続いた出血の後、次の生理を待つ間は長くも感じたし、何もできることはないので、妊娠前に感じていた妊活への焦りなどもなく穏やかにも感じた。もちろん子を失ったことによるグリーフは依然として大きなものであるけれど。

とはいえ、生理が全くいつ来るのかわからないのも予定を立てにくいので、出血が止まったあとから定期的に排卵検査薬を使って排卵日をチェックしていた。

最初の排卵と生理

排卵

排卵検査薬を使って妊活をしていたため、元々手元にたくさん残っていたこともあり、出血が止まった翌週から4日に1回くらい、起床後にチェックを始めた。

検温でも良かったとは思うけど、次の生理からでいいという説もあったり、いつから検温すればいいのかわからなかったので、この方法を取った。

私の持っている排卵検査薬はLow, High, Peakと三段回で検知できるものなので、4日に1回くらいチェックすれば、いずれHighかPeakの日に重なる可能性が高いと考えた。

3週間4日目 Low
3週間7日目 Low
4週間4日目 Peak

Peakが出た時点で、検査薬の使用をストップし、だいたい2週間後に生理が来ると予測。

実は検査薬でPeakが出る前々日にお腹がじんわり痛くなり、ブラウンのおりもの(少しゼリー状)が少し出て来た。生理痛にも似た感じだったので、排卵は実はもう終わっており生理がすぐ来るのかと思った。

13週で流産処置をした時(子は9週相当の稽留流産だったので胎盤など未発達)は5週間後くらいで生理が来たので、少し早いけどあり得るのか?と思ったりもしたけど、おりものはその日で止まり、翌々日の検査薬でPeakが出たので排卵による出血だったのかもしれない。

生理

排卵検査薬でPeakが出た約2週間後、正確には12日後の朝、生理が来た。

出血が止まってから約3週間後、人工死産から6週間1日目だった。

血の量は初めは少し濃い赤で、その後明るめの赤い血がわりと多めに出てはきたけど、ナプキンから漏れるような量ではない感じ。

生理痛は初日はじんわり痛く、でも鎮痛剤はいらないくらい。

2日目の朝はもう少し痛みが増したので痛み止めにパラセタモル(アセトアミノフェン)を飲んだ。

でも、全体的に生理が重いということもなく、出血の量も以前の生理と同じ感じで終わった。

妊活

1回の生理を待てば、再度自然妊娠(タイミング法)をトライしてもいいと言われているニュージーランド。

流産2度の化学流産、子の染色体異常と続いていおり、やはり専門家の意見を聞きたかったので、最初の生理を待つまでの間にかかりつけ医(GP)へ出向き、不妊治療クリニックへ紹介状を書いてもらった。

この不妊治療クリニックのドクターとの初回コンサルテーションは自費の場合は$320かかるのだけど、GPからの紹介状があったためか、Publicly funded(日本でいう国民健康保険のようなもの、以下わかりやすいように保険適用という言葉を使う)で良いとのことだった。

クリニックのドクターに不妊治療をした方がいいのか、何かテストなどをした方が良いのかなどを聞きたかった。

実はこのクリニックは人工死産となった妊娠の前に連絡を取っていたクリニックなので、5月頃提出した生理22日目の血液サンプル・夫の精子の
サンプルはまだ有効とのことで、当時妊娠できたので提出しなかった生理2日目の血液サンプルのみ、ドクターとのコンサルテーションの前に必要と言われたので生理が来たタイミングで血液検査に行ってきた。

コンサルテーションの結果、私たちどちらも染色体の構造異常がないかどうかのテストはした方が良いとのことで、まずはその血液検査をすることに。同時に夫は288の遺伝子疾患のキャリアスクリーニングをしたいとのことだったので$645(一人当たり)も自費で払うことになった。

流産を繰り返す場合、日本では反復流産・習慣流産と言われる。英語ではRecurrent Pregnancy Loss。化学流産は流産回数に含めないことが多いらしいけど、染色体の異常により子を死産させているのでそれも含めてRecurrent Pregnancy Lossの診断がなされたみたいだ。

流産の原因の大半は染色体異常なので、流産を繰り返す場合には両親の染色体に構造異常がある場合も考えられるようで、そうであったら妊娠をしても染色体が正常な子どもを得られる確率が低いらしい。

とりあえず早く結果来ないかなぁ。


ニュージーランドでの不妊治療については別記事にします。





定期的に記事を配信できるよう、サポートをお願いします! ニュージーランドでのIT留学・就職活動の様子など、より良いコンテンツをお届けできるように活動費に使わせていただきます。