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悲しい

オットの入院生活が始まって約2週間。
かなりメンタルがキツそうだ。

ただでさえ小心者で、人に気を使いすぎる性格なので、
私とちがって人にものを頼めない。

状況や空気を読みすぎて、大便のタイミング(介助が必要)すら、
「忙しい時間帯を避ける努力をするから、いい時を教えてほしい」
と看護師さんたちに尋ねるくらいだ。

オットの病気は、筋力が壊れると筋力が低下してしまい、
復活するまでにはリハビリが要る。
筋力が低下すると、あらゆる日常生活に支障がでる。

オットは今、自分の体を自力で起こすことも、
また座った状態から、ベッドへ寝ることもできない。
その中でも、筋力が落ちないように、と
1日の中で何時間も座っていようと努力しているし、
リハビリグッズ(ゴムチューブやEMSなど)も持ち込み
できるときはリハビリもしている。

それでも、できないことの方が多く、
日々筋力は落ちていくばかりで、
毎日、「これもできなくなった」という事実を
必死に受け入れようとしているところだ。

小さいころから、ラグビー少年で国体にも出たオット。
体育大を出て、スクールウォーズにあこがれて
高校教師(体育)になったオット。

人より運動ができて、体を動かすことが大好きだったオットが
日々どんな気持ちでいるのか想像すると、
のどがキュっとして苦しくなる。



そんな中、病院でとても悲しいことが起こった。

(画像関係なさすぎる…笑)

これをオットから聞いた時、とても、とても悲しい気持ちになった。
もちろん、今コロナ禍で人手が足りないのもわかる。
夜勤で、看護師さんの一人あたりの負担が多いのもわかる。

「そんなこともできないのか」
と思われているのだろうか。

できないんです。できないから、病気なんです。
病気だから、治してるんです。ここにいるんです。

優しくしてほしいとまでは望みません。
ただ、病気を正しく理解して、
手伝ってほしいだけなんです。

そんなに、わがままでしょうか。


サポートありがとうございます。 大好きなオットのために、使わせていただきます🙏