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【雑談】人間関係に『コスト論』を持ち込むのは適切か?

こんにちは
ぴぴちゃいるどです!


私は社会人になって9年ほど、対人関係に関する仕事をしています。
※営業とカウンセラー


そして昨今は『コスパ』『タイパ』が持て囃される時代ですよね。
最近だと『マインドシェア』とかも耳にします。


特にTwitterとか見てると...

☑︎会社の飲み会は無駄
☑︎上司からご馳走になったあとのお礼メールは無駄
☑︎絶対に奢りたくない
☑︎恋愛するならマインドシェアを奪われるな

とかとか。


とにかく
【合理的に判断して、無駄を削ぎ落とせ】
【悪しき文化は淘汰しろ】

感をかんじます。

ダラダラSNSやったり、終わらない愚痴を永遠に言ったり、議論の進まないMTGは確かに無駄かもしれません。


しかし10年近く、対人関係を生業に仕事してる私的には『人間関係にまでコスト論を持ち込むのは違くない!?』と思うんです。

そして
『最初から無駄を削ぎ落として結果出せる人間なんて一握りでしょ。』
『自己評価高すぎ。自分の市場価値見誤るなよ。』
という感じです。

おそらく、彼らは机上の空論をしているのではないでしょうか。

そこらへんに転がってる自己啓発とかhow toはあくまでも方法論のひとつであって、実際に行動して見えてくることのがデカいです。

行動するからこそ、自分に合う方法なのか否かなのかも分かります。

世論を鵜呑みにして分かった気にならないように気をつけたいですね。
(無駄だと思って省いてる時点で、そもそも無駄が本当に無駄なのか自分で体験すらしてないわけで)


そして一部の人からは批判されそうですが、私は『生きてる限り他人と関わるんだし、せっかくなら人とのご縁を思いっきり楽しみなよ』って思ってしまう派です。


下記の記事でも書いてますが、コストなんてかけたもん勝ちです。

むしろコストをかけるから価値がつく。
多分、人生って楽しんだモン勝ちなのでw


無形商材の営業を6年ほどしていたぴぴちゃいるど的には【目に見えないものの価値は結局自分で作り出すしかない(捉えかた次第)】って思ってます。


私は営業する側だったので【目に見えないものの価値をお客様にイメージさせる提案】をしていたわけですが

自分自身の会社や友人関係、恋愛関係に関しては自分で価値を創造していくしかありません。
(相手は営業してくれないので。)




ちょっと最初に挙げた

☑︎会社の飲み会は無駄
☑︎上司からご馳走になったあとのお礼メールは無駄
☑︎絶対に奢りたくない・割り勘はイヤ
☑︎恋愛するならマインドシェアを奪われるな

を、例に出してみましょうか。
(私の周りの話です。)



☑︎会社の飲み会は無駄


社内交流が深まることで、1人だと解決できなかった問題が解決できたりします。

新卒のAくんは、お客様への提案書を作成するのに苦労してました。

しかし飲み会で同席した別部署の先輩が『俺が昔作った資料を改変したら良い感じになるかも!』と資料を下さったおかげで、資料作成の基礎を知ることが出来ました。

更に、その先輩と仲良くなったことで社内の情報を色々と教えてくれるようになりました。

おかげで新卒のAくんは、社内交流も広がりみんなから助けてもらい営業成績は1年目でトップレベル。

飲み会で交流を広げたのがきっかけで、結果的に周りもサポートしてくれやすい環境を自分で作れたので営業成績もトップになってます。



☑︎上司からご馳走になったあとのお礼メールは無駄


ご馳走したら、上司も『楽しめたかな?』と気にかけるもの。

そんなときに『昨日はありがとうございました!』と後輩から連絡が来たら『やっぱり誘って良かった!』と上司は思うはず。

そして、正直メールしない後輩より、メールでお礼する後輩を多少の贔屓はしてしまうでしょう。

もしメール1通で仕事が円滑に進むようになるなら、それこそメールを送るほうが合理的じゃないですか?



☑︎絶対に奢りたくない・割り勘はイヤ


下記の記事でも書きましたが...

奢り奢られって、最初は男性が出したほうがスムーズに進むと思うんですよね。

記事内で書いたように、男性が甲斐性や頼り甲斐を見せたほうが、女性もアピールしやすいです。

正直、女性的には、男性が男らしく振る舞ってくれたほうが
『次回は私が出すね!』『もっと一緒に居たいから2件目どう?次は私の奢り!』『〇〇くん男前!』
とか言って、アプローチできるので有難いです。

私は恋愛ってお互いの『キュン』を刺激し合う側面もあると思ってるので、『キュン』のキャッチボールをするためにも男性から甲斐性を見せていただいたほうが、こちらも男性を立てやすい…というのは正直あります。

あとは、奢らないことには相手女性が返してくれるタイプかも見えてこないです。
それこそ地雷彼女・嫁を踏んでしまうリスクもあるわけです。

これも未来への先行投資ですね。

ちなみに、女性は奢られることに慣れ過ぎない方がいいと思います。
男社会で生きてきた素直な男性は拘りなく『なんとなく割り勘』のかたも多い気がしています。


女性にはぜひ条件だけじゃなくて、言動の誠実さに目を向けて欲しいですね!
(クズは言動めちゃくちゃ、遊び人は言葉だけ誠実という持論がありますw)




☑︎恋愛するならマインドシェアを奪われるな


奪わせないことには愛着が湧かないです。

下記の記事でも書きましたが...

人間関係全般、そもそもリスク分散して育むモンじゃあないですよ。

私自身、マチアプしてたときに
『既婚者だったらどうしよ』
『遊び人だったらどうしよ』
『裏切られた時に辛過ぎるから保険かけるべき?』
って思いながら関わった相手と上手く進んだ試しはないですから(笑)

結局、サシで時間を忘れて語り合える相手に愛着が湧くじゃないですか。

結局、お互いを曝け出して喧嘩の末に仲直りしたほうが絆は深まるじゃないですか。

人間関係なんて、そんなモンなんです。

剥き出しで関わるからお互いにコストがかかって、結果的に仲が深まるんですよね。




さいごに

今回は
【人間関係に『コスト論』を持ち込むのは適切か】
と、いう話をしました。

結論としては『目先のコストばかりに目を向けるのは適切じゃないよ』って思います。

そして『コスパ』『タイパ』を語る人に限って目先のコストにしか目を向けていない。


『コスト論』を語るなら、長い目で考えるクセもつけたほうが良いのかなと思います。


長い目で見ると、一見無駄に見える行動って後々大きなリターンになることも多いです。

この目線、ぜひ大事にして欲しい。


『生きてる限り他人と関わるんだし、せっかくなら人とのご縁を思いっきり楽しんでくださいね!』

それでは!

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