【本・シンプル】『否定しない』シンプルなコミュニケーション
こんにちは
ぴぴちゃいるどです!
この前、改めて『否定しない』ってめちゃくちゃ大事なコミュニケーションスキルだって思いました。
なんでかというと、この本を読んだから!
本を読んだキッカケは、自身の老害対策…アンチエイジングです!!!!
いつまでも擦れない人間で在りたいので。
なんだか突然
「昔は素直だったのに最近の私は可愛げがない!」
「なるなら可愛げのあるババァで在りたい!」
…と、思ったわけだ。
私ですね。仕事ではカウンセリングみたいなことをしているのですが「なぁーに言っとんじゃい!」みたいな相談をされるかたもたまに居るわけですよ。
ふと「昔は知見も少なかったからこそ、色々なかたの話を素直にウンウン聞けてたな」と思ったんですよね。
今は大人になって知見が増えた反面、相手の意見を聞く前に自分の意見を主張してしまうことがある。
可愛げがないですね。
『良かれと思って』が裏目に出過ぎです。
またやってしまいました…
私の悪い方の行動力です。
本当に強い人なら、まずは相手の話を聞く器のデカさがあるはず…!!
なので、この本を読んでみました!
本に書いてあることは至ってシンプル。
『否定しないは、最強のコミュニケーション』ということです。
人間は心理的安全性が確保されてると、心を開いてくれる生き物だそう。
…確かにそうだよな。
今回は仕事と恋愛の体験談(?)を例に書きます。
【仕事での経験】
私が仕事をするなかで出会った上司と部下の話です。
その上司(Aさん)に指導される子は、次々に体調を崩したり退職をしていくんです。
私はAさんと遠からず、近からずの部署で働いてました。
一見、パワハラっぽさもなく、怒鳴っている様子も見受けられません。
ある日、Aさんと会話する機会がありました。
Aさんは部下(Bくん)に対して、大変期待しており丁寧に指導してるそう。
Bくんは未熟なところも多いけど、少しずつ成長してくれているそうです。
一方、部下のBくんは...
「僕、社会人向いてないかも知れません。なにをしてもAさんから怒られるんです...」
「でもAさんの言うことは正しいから、僕がダメなのかも知れません...」
どうやら2人の話を詳しく聞いていると、上司のAさんは部下のBくんに期待してビシバシ指導しているようでした。
しかもAさんはBくんに成長して欲しい一心で、褒めたことは無い様子...
Bくんは一度も褒められたことがなく、注意しかされないのでダメダメな自分を責めていたようです。
Aさんのように、良かれと思って行っている指導が否定的なため、鬱になってしまい休職や退職してしまうケースもよく見ます。
…幸いBくんは早めに気付いたので大丈夫でしたが。
確かに指導するとなるとアドバイスしがちですが、すでにある良いところを見つけて伸ばすのも上司の仕事だったりしますよね。
私も忘れかけてたので意識しようと思いました。
なんでも意識してれば、そのうち癖になる!
【恋愛での経験】
特定の方ではないのですが、去年マッチングアプリで会った方々のことを思い出してみました!
そして私も昔のほうがコミュニケーション能力あったな...と、反省しました(笑)
20代半ばは人生経験も浅いので自分軸も特になく「なんやコイツ!?」と思っても、「いや、私が間違えているのかもしれない!」と思って、自分が話す前にまず相手の話を聞いていました。
おかげで相手の主張に振り回されて、くたびれたこともありますが、相手から心の壁を作られたことはほぼなかったです。
今は経験を積んでるぶん、自分から主張することも増えました。
アッカーーーン!!
今考えると、相手は否定されたり、話しても仕方ないなって思わせてたかもしれません。
口喧嘩とかは、女性の方が圧強いもんねw
自分の中の「良かれ」「正論」が必ずしも正解ではないよな...と、感じましたね。
noteの肩書きに『コミュニケーションを生業にしてるひと』と、記載してるのに…失敬、失敬!!
プライベートでも意識はしないとね。
よく「ババアは口煩い!若い子のほうが素直!!」「うるせえ、てめぇもプライド高いだろうがクソジジイ!!」みたいな言い合いを見ますが...
(さすがに壮大な誇張表現)
きっと、お互いの人生経験から来る主張がそうさせてるのかなって思いました。
お互い柔軟な心を持って歩み寄れば、経験値の高い人間同士ならより良い答えを出せるかも知れないのにねぇ。
まとめ
否定しないってめちゃくちゃ大事
ただ、否定せずに「フゥン...」で終わると、深まらないし循環しないのかなとも思います。
多分、否定せずに同じ目線に立って一緒に考えたり、相手の本音を引き出すのがお互いにとって健全なのかなと思ったりしました。
相手も自分の思考だけだと、堂々巡りになってしまうこともあると思うので、第三者である私たちが介在して会話をすることで、相手にもプラスαの気付きが生まれてくれれば更に良いですね!
ただ、相手への期待しすぎは時に摩擦を産むので、あくまでも答えは相手の頭で考えてもらって、相手の意見を尊重するのが1番の理想ではあります。
それが相手にとっても納得感のある選択になるんじゃないかな。
そうやって、人間関係を深めていければ最高ですね!
そのためにも自分の器はデカくして、真の意味で自立して強くなっておく必要があります。
さいごに
三十路になって思うのが、どんなジャンルも突き詰めていくとシンプルなんだろうな...ということ。
会話は否定しないだけで上手くいくらしい。
人間というのは、シンプルな答えに行き着くために足しすぎたり引きすぎたり遠回りしながら経験を積む生き物なんだろうなと思うことがあります。
ビスマルクの格言に「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というものがありますが、私含めて人間には愚者が多い気がします。
だからこそ地道に経験を積んで、少しずつシンプルの割合を増やしていきたい日々です。
それでは、あなたのお手を拝借、ぃよーお👏🏻
解散!!
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