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【セトリ・ネタバレ有】BUMP OF CHICKEN ホームシック衛星2024 演出について考察

BUMPライブ ホームシック衛星2024 
横浜公演2日目と仙台公演1日目に参戦して気づいたことがあるので、ネタバレと考察と妄想盛り沢山で書き残しておく。

仙台公演はガラスのブルースの歌詞変えが「分けられない痛みを抱いて」だったのが感無量
これだけの時が経ってもそう歌ってくれるのか
3階スタンドの1列目だったんだけど、みたことない景色だった。視界の全部がピクスモブとBUMPってなんて贅沢なんだろう。
Kアリーナの時とまた違って会場全体が見えたので、演出にもっと目が行ったし、2回目なので色んなことに気づけた。

多分、背景の演出映像は「ホームシック衛星の視点」で描かれている。


以下、勝手な想像と妄想。
「星の鳥」であの電波塔から信号を受け取った衛星が、地球を目指して宇宙の彼方からやってくる。
最初は宇宙がうつり、衛星は旅をしている。ハンマーソングの背景で初めて衛星が画面いっぱいに写り、それからどんどん色んな星や星雲を通過しながら、だんだん地球が近くなってくる。そしておそらく南極?に接近する。
強引なこじつけかもしれないけど、最初は宇宙っぽい歌が多いけど、衛星が地球にいる時は「花の名」とか、地球っぽい歌が多い気がした。恥ずかし島とか、BUMPが客席に近づいてくれて、衛星は地球に近づいてくれてるイメージ。右側の円形の衛星みたいな丸い吊りライトも下に降りてくる。
そしてBUMPは島からメインステージにもどり、衛星も地球からまた少しずつ離れていく。そこからの旅もまた長く、衛星はまた孤独な旅を続ける。

メインステージに戻った最初の曲は望遠のマーチ/アリアで、新しめのBUMPのどちらかというとキラキラしたサウンドで、ライブの後半の区切りが示される。2008年のホームシック衛星ではここでダイヤモンドが演奏されており、当時のセトリを今回ある程度なぞっている上でここにこのキラキラな新しめのこの2曲をあえて入れているのが2024年のBUMP OF CHICKENなんだろうな

地球を離れた衛星は宇宙を漂い、星雲や宇宙を見ながら、だんだんと宇宙の遠く遠くにいく。なんならこの地球を離れた後の旅の方が長い。そして向こうにだんだんと黒くて帯のある土星みたいな不思議な惑星に近づいていく。星雲のトンネル?みたいなやつに入ったり、その先に見える景色があった気がする。ここら辺ちょっと記憶が曖昧なんだけど、太陽?ブラックホール?みたいなやつに入って最後真っ暗になって、あの星の鳥が浮かんでる映像になって終わる。最初に星の鳥が空を飛んであの星の鳥の形の地形が見えたように、ライブの最後にも星の鳥が見える。これって絵本と一緒じゃん。
他にも細かい演出はたくさんあって、「僕はあなたの衛星軌道上」であのタワーから青いライトが灯台みたいにぐるーって回って照らすとかをおぼえている。

長く色々書いたけどこれが一連の考察と妄想。
BUMPが愛されて、旅をして、いろんな人にorbital periodがとどいて。藤原さんが1人ノートで計算して28周年周期のことに気づいた極めて個人的な気づきを言葉にして歌にしたから、それがみんなに届いて、それがみんなのものになったから。それが大きくなって16年後にリバイバルツアーまで行われたから、今こうしてライブの背景映像という非言語で、こんなにメッセージ性があるものが作られてスタッフやチームで制作するまでの規模になっている。自分が思ったことがみんなのものになる素晴らしさ、それを藤原さんが世界に向けて発信してくれた勇気、支えたメンバー、受け取って大切にしてきたリスナー、これを作ったスタッフたち。みんなのおかげで今のこの自分の感動やあの魔法のようなライブの夜があったことがとてもかけがえがなくて、愛おしい。ありがとうじゃ足りない感情が確かにあそこにあって、それをなんとか捕まえたくて覚えておきたくて、こんな長文を書き殴っている。まとまりもなく、妄想だし好き勝手に書いてるだけなんだけど、この星のどこかの誰かがもし読んでくれて届いていたら嬉しい。
「どうでもいいうえに長い」「長いという言葉では足りないほど長い」「長いうえにどうでもいい」「長い」、ほんとわかるこのきもち。

以上、ライブの人の夜中にbe there アプリに夜中3時くらいに書いた論文みたいな文章をまとめました
あの時アプリで、論文ちゃんと書いてどこかに載っけてって言ってくれた人ありがとう
あなたのおかげでこんな文が書けました

以下、参照用セットリスト(お借りしました)

2024/02/12 (月) 18:00 Kアリーナ横浜 (神奈川県)

  1. 星の鳥

  2. メーデー

  3. 才悩人応援歌

  4. ラフメイカー

  5. アルエ

  6. ハンマーソングと痛みの塔

  7. ひとりごと

  8. 花の名

  9. 飴玉の唄

  10. 東京賛歌

  11. 真っ赤な空を見ただろうか

  12. かさぶたぶたぶ

  13. 望遠のマーチ

  14. ray

  15. プレゼント

  16. fire sign

  17. 星の鳥 reprise

  18. カルマ

  19. voyager+flyby
    アンコール

  20. Spica

  21. ガラスのブルース

2024/04/16 (火) 18:30 ゼビオアリーナ仙台 (宮城県)

  1. 星の鳥

  2. メーデー

  3. 才悩人応援歌

  4. ダイヤモンド

  5. ハルジオン

  6. ハンマーソングと痛みの塔

  7. プラネタリウム

  8. 花の名

  9. arrows

  10. 東京賛歌

  11. 真っ赤な空を見ただろうか

  12. かさぶたぶたぶ

  13. アリア

  14. 天体観測

  15. 銀河鉄道

  16. supernova

  17. 星の鳥 reprise

  18. カルマ

  19. voyager+flyby
    アンコール

  20. ガラスのブルース 2011ver.

  21. 流星群

2008.01.10 Zepp TOKYO

01. 星の鳥
02. メーデー
03. 才悩人応援歌
04. 涙のふるさと
05. ハルジオン
06. ハンマーソングと痛みの塔
07. 時空かくれんぼ
08. 花の名
09. ギルド
10. arrows
11. 飴玉の唄
12. かさぶたぶたぶ
13. fire sign
14. ダイヤモンド
15. 天体観測
16. supernova
17. 星の鳥~reprise~
18. カルマ

en.1
19. グングニル