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TOEFL100点を2ヶ月の対策で達成した話(概要)

中検準一級に引き続き、TOEFLでも目標点数である100点を超えたので、その経験談をまとめていきます。必ずしも一般に当てはまる勉強法の紹介ではなく、自分がどのように学習して結果に結びついたのかを紹介していきます!

2022年3月に達成したスコア

僕が3月に受験したTOEFLの成績は以下の通りです。

  • リーディング:27

  • リスニング:25

  • スピーキング:24

  • ライティング:25

  • 合計:101

受験日が3月12日で、この試験のために最初に少しでも勉強をしたのが1月24日でした。2ヶ月弱ですが、TOEFLは過去に受験してその時にも若干勉強していたので、タイトルは「2ヶ月」としております。

英語の学習歴

僕の英語の学習歴は本当に人並みです。中学・高校と大学の必修で英語の授業を取った以外には、受験勉強(独学)をしたくらいで、英会話に通ったこともなく英語圏に行ったこともありません。

ただ、受験の時は英語をよく勉強していて、成績もいいほうでした。そのためこの記事はある程度基礎力がある人向けの記事になっています。

ちなみに受験生時代の英語の学習については、ネットで調べたらそれなりにすぐに見つかるくらいのレベルでグーグルやyoutubeにも記事・動画が上がっています。インスタでも長らく勉強法を書いていました。昔はそういう仕事をしていました!

過去のTOEFLのスコア

実はTOEFLを受験するのは2022年3月が3回目で、過去に2度受験したことがあります。その時のスコアや勉強についても簡単にまとめます。

1回目:2018年8月

101点を獲得する3年半前、大学2年の夏に交換留学の条件を満たすために、1度受験しました。当時のスコアは

  • リーディング:27

  • リスニング:22

  • スピーキング:23

  • ライティング:22

  • 合計:94

でした。申請までの時間がなく、当時はオフィシャルの問題集を買ってリーディング2セット、リスニング3セットに取り組み、スピーキングは各形式大体1〜2回ずつを録音して繰り返し練習し、ライティングは問題だけサラッと見て受験しました。受験を決めてから試験日までは約3週間、勉強時間は10時間は行ってないだろうと思います。

2回目:2021年9月

今度はまた別の理由でTOEFLの最新スコアを提出する義務が生じたため、一応当時もまぐれで100点取れたらいいな、ぐらいの気持ちで久しぶりに受験しました。

その時のスコアが(カッコは3年前比)

  • リーディング:29(+2)

  • リスニング:20(-2)

  • スピーキング:22(-1)

  • ライティング:21(-1)

  • 合計:92

でした。難関大学レベルの入試問題を解く機会が週に2〜3時間ほどあったので、リーディングは思ったよりも高い点数が取れましたが、他は大学入学以降トレーニングしてこなかったので、大学2年の時よりも点数が下がってしまいました。

この時は大体直前の2週間、RとLがセットになった対策問題集を買って、Rは英文が3本くらいを解き、リスニングは2セットほど解きました。その手応え的にはどちらも25点くらいかな、と予想していました。

また、ライティングは少し努力しました。特に本などは買ってはいませんが、ネットにある過去問リストからいくつか選んで実際に文章を書き、grammarlyとDeepLを使って自分で添削を行いました。また、youtubeでテンプレートについて説明している動画もたくさん見て、TOEFLのスコアを上げるための努力をしました。

時間はあまりかけられませんでしたが、94以上はあると思っていたところ、むしろ3年前よりもスコアが下がっていたため、ショックを受けました。本当に100点を取るなら、ちゃんと工夫して勉強しないと厳しそうだと悟り、少し時間が空いた2022年の1月末から再度3月中ばの受験に向けて学習を始めました。

+8点の戦略

1月になり、再度TOEFLの受験を検討していたとき、9月の結果から以下のように目標点数を決めました。(カッコは半年前の9月比)

  • リーディング:28(-1)

  • リスニング:26(+6)

  • スピーキング:23(+1)

  • ライティング:23(+2)

  • 合計:100

最も改善の余地があるのは、もちろんリスニングでした。100点を狙うような人の多くはRとLで28程度を取ると知り、同レベルの人と比べて著しく劣っているのがリスニングだと考えました。

また、TOEFLはSにもWにもLの要素が入っており、Lを上げることで自然とSW合計して1〜2点は上げられるかと見込みました。

さらに、Wはこれまで一度も体系的な勉強をしたことがなかったため、2冊の本*を購入してそれを読むことから始めました。

*高橋響、英語ライティングの鬼100則: 論理的思考をつきつめる
鈴木健士、ここで差がつく!英文ライティングの技術: 英語はIではじめるな!

以上がTOEFL100点達成につながる前提の確認です!

これからリスニング、ライティングに重きを置いて僕がどう勉強したかについても書いていきます。あまり劇的な成長とかではないのですが、スコアが伸び悩んでいる方やあと10点が難しいという方に参考にしてもらえたら幸いです。


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