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DX化のカギ!=「データベース」

御社ではDX化について既に取り組んでおりますでしょうか?

DXとは

デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation:DX)とは、我々の暮らしやビジネスのスタイルをデジタル技術によってより良いものへと変えることです。

現在、日本でもインドネシアでも、官民そろってDX化を推し進めています。

【参考】経済産業省
「産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進」
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html

当地日系企業のDX化への課題

私自身、ITコンサルで様々な日系のお客様の業務内容を見ていく中で、以下のような共通の課題が見えてきました。

 1.どの企業様でも、基幹システムは既に導入されている。
 2.しかし、システムデータから作成するレポートは手作業で作成。
 3.システムでは取り扱えないデータは、エクセルで管理。
 4.エクセルは、年毎、月毎、プロジェクト毎にバラバラに分けて保存。
 5.都度エクセルを探し出し、レポートを作成。

仕事には2種類あります。
 1つ目は、作業系の仕事。
 2つ目は、思考系の仕事です。

思考系の仕事は、人が行わなければならない仕事ですが、作業系の仕事は、殆どの仕事をコンピュータで自動化出来ます。

人が月に1回1日かけて作成するレポートも、1年経てば12日間の作業工数が発生します。
人件費を仮に月5Jutaルピアとすると、そのレポートの工数費用は、年間3Jutaルピアとなり、それなりに費用が発生しています。

DX化の始め方

自動化を始めるために、高価なソフトや大きな投資をする必要は御座いません。
現在お持ちのパソコンやエクセルマクロなどで、十分に自動化をスタートできます。

そして、自動化するために重要なポイントの1つが「データベース」です。

データベースとは、簡単に説明すると「データの保管場所」です。
見た目は、表の集まりですが、重要なのは、コンピューターが理解できる
形式でデータが格納されていることです。

データベースの設計には、ソフトウェア技術者の専門的な知識が必要となります。
一方、データベース自体は、現在ご利用のMSエクセルやMSアクセスで作成することが出来ます。

現在、どの会社でもすべての事務作業はパソコンやシステム上で行われており、データは「デジタル」化されています。
しかし、ほとんどのデジタル化されたデータは、データベースには無く各エクセルファイルやPDF、メールの中にあります。

よって、デジタルにしたデータを「データベース」化することがDX化の第一歩です。

データベースさえあれば、コンピューターが自動で様々な「作業系の仕事」を実施することが可能となります。

そして、その「作業」は、人が実施するよりも早く正確で安いです。
また、「この人にしか作れない」という属人化も無くなります。

明日から始められるDX化

1.データベース化

 システムエンジニアリングサービスにより、以下の2種類の方法でお客様のデータベース化を実現します。
 (1)プロジェクトベース
  スポット対応で、お客様のご依頼の範囲をデータベース化。
  工数単価は、1人日2Jutaルピア。ご依頼毎に見積り、契約。
 (2)年間契約
  お客様毎に専属のエンジニアを配属することで、安い工数単価で
  お客様の「データベース化」を実現。(プロジェクトベースの約半額)
  基本月額20Juta(条件により変動有)

2.作業系の仕事の自動化

 日本のウィングアーク社の「MotionBoard」をインドネシアでご提供しております。
  MotionBoardで出来ること。
 (1)レポートの自動作成。(表やグラフ、地図、オフィス図等)
 (2)報告。作成したレポートをエクセルにして、メールで自動報告。
 (3)データ監視。異常を感知すれば、メールやチャットで報告。
 (4)ダッシュボード作成。モニター等で(カッコよく)現状表示。

よって、Realtime BIを使えば、人間の作業はデータベースへのデータ入力に集中できます。
また、レポートも今までは月次でしか出てこなかったデータが日次で進捗を追えるようになる等、業務が劇的に改善されます。

【参考】MotionBoardの導入事例。日本では、約2000社が導入。
 (製造業、医療、役所等様々な分野で利用されています)
 https://www.wingarc.com/product/usecase/list.html#mb
 インドネシアでは、クラウドサービスでご提供。
 ライセンスの価格は、月4Jutaルピア~。

3.その他

 ・アプリ開発
 ・ウェブシステム開発
 ・IoT(様々なセンサーを使った見える化)
 ・RPA(システムロボット)等

まとめ


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