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どちらも制覇したい

ブラジル側からは迫り来る滝。
アルゼンチン側からは溢れ出る滝。
パワーをもらえるブラジルとデトックスができるアルゼンチン。
全く違う景色が見えるイグアスの滝は両側から見るのが良い。

あいにくの天気の中、ブラジル側のホテルからタクシーでアルゼンチン側のイグアスの滝を目指す。橋が国境になっていて、ブラジルとアルゼンチンそれぞれでパスポートを見せる。

ホテルがチャーターしてくれたタクシーのおかげで、問題なく国境をパス。ともいかず、友人のパスポートに問題があったようで、少し時間を食われてしまったが、本来ならば下車せずに国境を超えられる。金額は150~180レアルくらい。

荷物モリモリで行っても、国立公園の入り口にロッカーがあるので、心配ない。アルゼンチン側で宿泊するなら、ヒルトンホテルがあるから泊まりたいところだ。

アルゼンチン側は結構歩くハイキングコースが3種類程度。天気も悪いので、悪魔の魔笛というアルゼンチン側1番の見所を目指すコースを行く。下がすけた鉄橋の上をひたすら歩く。あいにくの雨で滑りやすいのが難点だ。雨のおかげでは水量が多いから迫力も2割増しくらいじゃないだろうか。

ブラジル側から見上げていた場所に立ってみると、水の勢いがすごい。地球ってすごい。ずっと見ていられる。やっぱりアルゼンチン好きだ。

結果的に悪魔の魔笛だけでも十分だと思うが、時間に余裕があったので、一駅戻ってアッパーコースを往復で1時間歩いた。満足のいく2日間。
今度来る機会があれば、ロウワーコースから出発の滝に突っ込むツアーに参加したい。

夕方まで目一杯イグアスの滝を満喫して、友人とはお別れの時間だ。
次の日にリオに行くことにしていたので、空港近くのお手頃なポサーダに一人で宿泊する。一人には広すぎる部屋だけれど、家族連れなら嬉しい広さだ。ホテルのプールはあまりテンションが上がるものではなかった。

夕食もポサーダでとる。ビールにもりもりのお肉で1000円。お手頃。ホテルの従業員も気さくで感じが良かった。いっぱい歩いて疲れたので、ぐっすり寝てしまった。ジャグジースパでもあれば最高なんだけれど。

翌日は午後のフライトでリオなので、ホテルから歩いて15分のバードパークをオープンと同時に訪ねた。朝からツアー客が入っていて、大盛況だが、オープンすぐだったので、鳥のスタンバイがまだだったりした。

家族ずれならばすごく楽しめるし、カメラを持っていたら南国の色とりどりな動物たちを写真に収められて、楽しいことこの上ない。
ただ鳥が苦手なのを忘れていた。結構頭の上を飛びまくる。
南国の蝶は、派手でヒラヒラしていて可愛かった。マクロレンズが欲しい。

2日間、十分すぎるほどイグアスの滝を楽しんだ。行きと同様。イグアスの小さな空港からリオへと向かう。空港内は人でごった返していて、やっとブラジルに来た実感があった。

アルゼンチン側のイグアスの滝とバードパークのアルバムは、こちら



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