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小学校説明文の教え方5つの基本型

今の教師は「基本」を学ばないまま教壇に立っています。
物語文は感想の言い合い。説明文は内容の解説。
これでは子どもたちに解釈の力がつきません。

何事にも「基本」はあります。
小学校の説明文の教え方基本形です。

◆国語の説明文指導の基本型です。
◆説明文も今は一段落ずつ話し合っていく時代は終わりつつあります。
 全体を俯瞰し、(もちろん、よく読み込ませることが必要ですが)発問します。
◆段落に番号を付けた後の、基本的な発問です。
 ①「問題の文はどれですか」
  最初の段落が多いのですが、結構もめて、討論の授業が成立します。
 ②「答えの文はどれですか」
  これは最後の段落が多いのですが、これも紛らわしいのがあって、
  そこで「討論」が起こり、「討論が起こると、内容理解が進む」のです。
  必ず「文に返って」、話し合いをさせます。「◯◯にこうかいてあります。」と説明させます。
 ③「説明している文はどれですか。」
  他の段落、全てになります。
  そこで、今度はその「要約指導」です。
 ④「〇の段落の一番のキーワードは何ですか。10字以内でこたえるとしたら、何といったらいいでしょう。」
  これが、「文を検討すること」になります。
  もちろん、意味のわからない言葉は辞書を引かせます。
 ⑤全体の構成をまとめましょう。(4年「手と心で読む」を例にすると)
  1 問題の文 点字とはどんなものだろうか 点字の説明
  2 説明の文 筆写の思いで
  3 説明の文 生まれ育ったところ(ふるさと)を失ったほどのショック
  4 説明の文 母の言葉 母の助けがあったからこそ
  5 説明の文 母の点字 自分もやってみよう
  6 説明の文 筆写の苦労
  7 説明の文 点字の楽しさ
  8 説明の文 点字の作り方
  9 答えの文 まとめの文 人間の知恵の素晴らしさ
◆その時の板書を示します。2時間かかりました。

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