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その日1日を最高度に生きること

僕が深く関わっているのは
ミャンマーとフィリピンとスリランカです。
東南アジアの人たちは陽気です。

スリランカコロンボにて

「その日暮らし」が国民性です。
入ったお金はその日のうちに使ってしまう、ということは
よくあります。

計画的に貯金しようとか、こうこつと貯めようとか
そういうことはしません。

つまり「計画性」ではなく「思いついたら動く」という
PDCAサイクルでなくDDDDなのです。


フィリピンボラカイ島にて

これはいつ何が起きてもおかしくない、
明日、隣国に攻められるかもしれない、明日のことは
誰にもわからないという長い間の地政学的、歴史的な
行動の知恵なのかもしれません。

「明日のことは考えない、今が楽しければいい」

なんとも豪快ですが、困ったこともあります。
もう、それは察しがつくと思います。

あえて言いませんが、こうした国民性というか民族性というか
これは「遺伝子」に刷り込まれているようです。

だから治しようがない。
日本人のように、コツコツと計画的に、緻密に
失敗のないように、日々を生きるというのとは
真逆なのです。

だからビジネスの面では相当苦労します。
「朝令暮改」は日本では嫌われますが
東南アジアではそれが普通で、もっというと
「朝令暮改」ならいい方で「直前変更」が当たり前です。

日本人もそういった急場に対応する能力「臨機応変」の能力を
つけるには東南アジアの人々とのビジネスを考えると
いいと思います。

どっちがいいとかではなくて、
時と場合によりますが、「そういう国なんだ」ということを
理解しておくことが必要だと思います。



ミャンマーヤンゴンにて

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