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子育ては人手だ!!

2020年3月マニラ

赤ちゃんが生まれ、すぐにロックダウンが始まりました。

それから3カ月、妻と一緒に在宅勤務になるという幸運に恵まれます。


在宅勤務が幸運??


はい。



理由は ”子育てで一番大変な時期を家族で乗り越えられたから。”


今日はフィリピンでの子育てで学んだことを元に我が家の子育て環境についてお伝えしていきます。


パパママ1年生

赤ちゃんが生まれれば、パパもママも親としての1年生が強制的に始まります。

いくら準備をしていてもわからないことがどんどん出てきて不安が一杯です。

それに加えて普段の家事をこなしながら、夜は夜泣き対応をしたりと
24時間体が休まらない時期が続きます。

幸いにも我が家は義理の母(以下ママ)がおり、妻と僕も在宅勤務なため、3人でフレシキブルに対応することができました。

育児経験があるママがいることで、わからないことは何でも聞ける安心感、
そして日中のお世話はママに任せていました。

そして夜は僕と妻が交互に夜泣きに対応、加えてママもたまにヘルプをしてくれるというとても恵まれた環境で子育てを開始することができました。

3人で子育てもしていても、夜に赤ちゃんが泣き止まない時などは
大変です。
眠い中、泣き止むまで抱っこを続けられるのも日中はママに
赤ちゃんの世話をお願い出来ているからでしょう。

そんな恵まれた環境にいるとふと「日本の子育て」について考えてしまいます。

日本のお母さんの凄さ

Twitterやnoteを見ていると”お母さんが一人で子どもを育てている”話をよく
目にします。

そしてそのほとんどがどれだけ大変なのかという内容です。

確かに近年、夫婦共に共働きの家庭が増えていますが、
赤ちゃんが産まれれば大抵の場合、女性が家で子育てを
するケースになるのではないでしょうか?

3人でも大変な子育てを奥さんがたった1人で行う

この重圧は半端ではありません。自分が経験して初めてわかりました。

赤ちゃんがいると、全ての優先順位は赤ちゃんが一番になります。
家事や仕事で失敗しても大したことはないですが、赤ちゃんの子育て、
特に怪我や病気は”失敗=死”に繋がることになり、一瞬たりとも気が抜けません。

つまり24時間 ”死” という恐怖と戦っているのと同じだと思うのです。


男性女性問わず、1人で子育てをするのは無理があるんじゃなかろうか?


僕は親になりそんな風に考えるようになりました。
よくテレビでお母さんが鬱になったり、追い詰められている
ニュースを見ますが、それはそうでしょう。
24時間365日赤ちゃんと2人きりなんて僕にはできない。。。

だからこそ、僕は言いたいです。

一人で赤ちゃんをあやし、家事をこなしている女性

日本のお母さんは凄い


父母のアイデア

でも僕はこれを推奨しているわけではありません。
僕は出来ないですし。

では他にはどのような方法が考えられるでしょうか?

僕の実体験から見ていきましょう。

+++

僕がまだ2歳の頃、母が妹を妊娠しました。
当時父は仕事が忙しく、日中は家にいません。

2歳男児の世話をしながら、新生児の世話をするのは母にとっても
大変だったのでしょう。

妹が産まれる少し前に、僕は父の兄である叔父の家がある新潟に1年ほど預けられました。

叔父の家は農家を営んでおり、祖父と祖母、叔父叔母と従兄3人が住んでいました。従兄は全員小学生になっており、幼児期の大変な時期が既に終わっていました。

父と母が幸運だったのは、僕を自宅で育てる以外に他の選択肢があったことです。そしてそれを受け入れてくれる、叔父と叔母がいたこと。

+++

自分一人で育てるのにはとても大変です。

可愛らしいわが子に心にもない言葉をかけてしまうこともあるでしょう。

そうならないために何が出来るか?
一人で抱え込まない。
そして外部に助けを求めることができる環境作り


外部からの手伝い

我が家でもママが実家に帰ったことで、一時的に妻と僕の二人で
育児をしていた時期がありました。

夫婦2人で赤ちゃんのお世話をする。
普通の事にも関わらず、とても大変な状況になりました。


そこでフィリピンならではの方法で外部の力を借りることにしました。

それは「1日メイドさん」

たった1日だけですが、メイドさんが家事や赤ちゃんのお世話をしてくれるだけで、どれだけ救われたか。


日本では旦那さんのお仕事が忙しい、お手伝いしてくれればいいですが、
単身赴任などで出来ない場合もいるでしょう。

そんな時は思いきってご両親や頼れる人に声を掛けてみてください。
あなたが赤ちゃんのため両親に助けを求めるように、あなたのお父さん、お母さんも困っているわが子を助けたいと思っていると思いますよ。


気軽に助けを求められる環境

上にも書きましたが、フィリピンではメイドさんを気軽に雇えます。
(もちろん、いいメイドさんを見つけるまでの苦労はありますが…)

1日500ペソから800ペソ(1100円〜1700円)で来てくれますので、
いいメイドさんと繋がっていれば電話一本でお願いをすることが出来ます。

またフィリピンは家族をとても大切にする文化があり、電話をすれば
"I love you" と家族同士で気軽に言っています。

そんな文化ですから近場に家族が住んで入れば、気軽に赤ちゃんを預けたりすることも出来ますし、一人での子育てに悩んでいる人は少ないの印象です。

それもこれもすぐに人を呼べる、頼れる環境のおかげではないかと思います。
赤ちゃんのケアはミルクにオムツ、寝かしつけなどを1時間毎にしなければならず、その上家事や仕事をするとなれば心身共に衰弱してしまいます。

誰でもいいから3時間、いや2時間だけでもいいから親の代わりにミルクをあげてくれたらその分、リフレッシュができるものです。

日本では核家族化が進み、孤独になりやすい状況になりがちですが


『子育ては人手が重要です。』


人手があれば何とでもなりますので、是非ご両親や気軽にお手伝いの人を
呼べる、頼める環境を作っていただければと思います。

お母さんや赤ちゃんのために…


それでは


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フィリピンと日本の違い

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