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10月17日の詩

足元にはちぎった花びらで、私の足が、隠れていた。
どんなに花に占ったところで、花に思いを託したところで、どうにもならない現状を、花に埋もれて考えたい。
花の美しさが、優しさ。
細い緑色の茎が。
そこらじゅうに散らばっている。
もう花を咲かせない。
もう水を吸い上げない、茎。
拾い集めて埋葬してあげる。
骨も残らず、何も残さないでしょうけど。
生命の終わりは。

おはよう、世界。

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