マガジンのカバー画像

京都大学/国語(現代文)

38
運営しているクリエイター

#短歌

2021京都大学/第二問(理系)/解答解説

2021京都大学/第二問(理系)/解答解説

【21京大国語/第二問(理系)/解答解説】

〈本文理解〉
出典は岡井隆「韻と律」。
①段落。短歌を五七五七七と呼ぶ場合に、見逃してはならない点が一つあります。というのは、この音数律が日本語ーーとくに「日常語から自然に、ずるずると引き出され、定着したなどというものではない」(傍線部(1))ということです。それは、「自然」どころか、「不自然に」存在します。定型とは、つねに、超日常的な不自然な規約にほ

もっとみる