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解説

8日前に書いたnoteの記憶が全くなくて参る。
一瞬アカウントを乗っ取られたかと思ったけれど、画像にあって私が書いたんだなと分かる。

私は小説を読むのが好きだけれど、
解説を読むのが嫌い。
私の買った本をどう読もうが私の勝手で、
他人がどう解説しようが興味がないし、
それによって私の頭の中で色々と付け足されたであろう物語を壊されると困る。

私がメモ帳に、ノートに、手帳に、PCの中のCドライブの中に、何年も書き殴った記憶の無い文章(私はしょっちゅう記憶がない)を解説されるのも困る。
note以外に書いた文章以外を外に晒すことは無いだろうと思うけれど。

でも、好きな作家さんの解説は読む。
いつもは解説のページまでたどり着いたら本を閉じるけれど、そこに彼女の名前があると少し嬉しくなる。
あぁ、この人も読んだのだな、と思う。
彼女の解説が小説を読み終えた時の気持ちを邪魔することはない。
そういう作家さんを見つけられて本当に良かったと思う。
そして彼女は次々と書くので、
私はずっと読み終わらないところもいい。

彼女は人間なので、いつの日か新刊が出なくなる日は来る。
その時は自分の書き殴った文章色々を読むのもいいなと思っている。
たまに適当に読み返してみるけれど、
なにせ記憶がないので他人の文章みたいで面白い。
彼女の小説の代わりにはならないけれど、
遠い過去の文章は今の私を苦しめたりしないし、書いてしまえば書いてあるので忘れられるのもいい。

誰の目にとまらなくても、
私が何年か後に(8日前も覚えていないけれど)
読み返してちょっと笑えればそれでいい。

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