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人生の容量って有限?無限?上書きできる? 行き当たりばったり大学生が考える。


デジタル社会
世界にはたくさんの記憶媒体がある

僕らが据え置きゲームを始めたころはメモリーカードは必須だった。
いまやオンラインストレージでゲームデータを保存できる。

たった15年余りの年月しか経っていない。


ユニバーサル・シリアル・バス

聞いたことがある人は少ないと思う。
僕もこの記事を書くために少し調べた時に知った(笑)

これでも4月からエンジニアなんだけど。。。(笑)

通称USBである。

SNS中毒、ケータイ依存症の現代人にはUSBケーブルは命の次に大事かもしれない。
発表に追われる大学生はUSBメモリを紛失すれば卒業は怪しくなる。

・・・

そんな現代の必需品のUSBに代表される記憶媒体

どれも容量が決まっている。
オンラインでもだ。(やりようによっては無限にはなるけど、、、

iCloudのオンラインストレージも無料で使える容量は少ない。

人々は写真やLINEの履歴などをそれらのメモリに溜め込んでいる。


でもそんな人の体の中にも記憶媒体はある。

音楽とともに思い出す思い出。

地元を久しぶり見た時のなつかしさ。

デートスポットでの青い思い出。



楽しい思い出は容量関係なく覚えられる。
悲しい思い出はdeleteしたくてもできない。

それが人間。


・・・

僕は大学4年、そろそろ人生の夏休みが終わりかけている。

自分の中のUSBはどのくらいの容量なのか?

どのくらい使用済なのか?

上書きしすぎて擦り切れそうなのか?

どれもわからない。

・・・

ただ隣の芝生は青く見える

ある友人は、4年間しっかり学んで夢の就職先をつかんだ。

ある友人は、4年間スポーツに打ち込み世界一周に旅立った。

ある友人は、持ち前のセンスでnoteでバズっている。

ある友人は、4年間のうちにプロになり、代表選手にまで上り詰めた。

ある友人は、ひたすらバイトして酒を飲んでいる。

人と比べても意味はない。

でも自分の4年間はどこで差を付けられたのだろう。

4年間、見るもプレーするも学ぶも、スポーツに打ち込んでいた。

「4年間、後悔ないくらい遊んだほうが良いよ」

多くの大卒のお決まりのフレーズ

僕は練習やケガで遊べなかった後悔よりも
4年間を有意義に使えていなかったんじゃないか、という後悔が大きい

・・・

ただ後悔だけじゃなく身になったこともあった。

3年の時に初めて行った海外旅行。

たかが海外旅行だ。
いままですべてをサポートされた遠征しか経験のなかった自分が初めて自力で海を渡った。

ロシアワールドカップ

サッカーファンなら誰もが夢見る祭典のために1か月近く滞在した。
これで自信がついた。

自分の中の限界が解かれた気がした。

大きな思い出だけじゃなく
大きな経験値をUSBに保存することができた。

大学4年間なにもやることがないともがいてる人にはオススメしたい。
日本語が通じるハワイや韓国じゃない国で(笑)


・・・

USBメモリやハードディスクの容量は有限である。
いらないものも捨てられる。

ただ自分自身のUSBはそうはいかない。
記憶は無限に人生に付きまとう。

それが良い経験かもしれない。

はたまた思い出したくない記憶かもしれない。

人はそれに上書き保存するために挑戦や自分の経験を増やすのだと思う。



人生は容量無限なメモリへの上書き保存の連続だ

なるようになるさ



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