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全日本卓球選手権大会が楽しみ

 なかなか外で気軽に卓球する雰囲気ではない今日だが、先日から行われている全日本大会は卓球人としてはとても楽しみなことだ。男女ともにシングルスのみでダブルスは行われないが、今年は注目選手が大勢いるように思う。1月12日の今日はジュニア男女が試合をしており、ジュニアで優勝候補だった木原美悠選手が初戦敗退しているなど波乱だ。一昨年の成人で準優勝経験のある彼女が負けるほど若い世代の実力が上がってきているということだ。
 男子も松島輝空選手やTリーグでも活躍している篠塚選手など優勝候補も粒揃いだ。名門高校の愛工大名電、野田学園と松島君の対決が一番の注目ポイントだろう。

 成人の部は13日から始まる。注目選手はシードのため、15日からトーナメントに加わるのでこの日からのマッチングは目が離せない。男子シングルスは昨年優勝の宇田選手が連覇するのか、日本のエース張本選手がそれを阻止し、2度目の優勝を飾るのかが一番のポイントだろう。ただ、昨年の1、2位の他に今年は注目選手が多いように感じる。今年は国際大会が少なかった分、選手の活躍が国内のTリーグに絞られることになった。そのため、団体戦の中でオリンピック代表に勝利する選手や連勝を続ける選手など普段目にしないマッチングで大活躍する試合が多くあった。

 その中で自分が推すのはトーナメント125〜186の試合、選手たちだ。

男子シングルストーナメント表


 とにかく、実力者揃いのマッチングになっている。両サイドシードに昨年ベスト4吉田、TリーグTTさいたまキャプテンで準優勝経験のある神がいる。他にも松平健太、田添響、有延大夢、大島裕哉、木造勇人、平野友樹などこれまでに全日本選手権を盛り上げてきた選手たちが集結した激戦区になっている。
 個人ひとりをあげると戸上隼輔選手が一番注目している。昨年張本を準決勝であと一歩のところまで追い詰める試合をし、今年のTリーグでも琉球アスティーダの連勝記録に大きく活躍していた選手だ。今年はトーナメントで順当に勝ち上がるとオリンピック代表丹羽孝希、昨年チャンピオン宇田幸也、決勝で張本智和と対戦することになる。この全員に勝利して完全優勝を達成したら最高に熱いなと期待している。
 女子の注目ポイントはまた次の記事で書きます。


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