「アイデアを形にする教室」1周年とこれから
アイデアを形にする教室を1年続けてきて、さまざまな方に出会い、さまざまなアドバイスをさせていただきました。
この教室は文字通り、一人ひとりが胸のうちで温めている「アイデア」を、作品や商品、企画として世に「形」として送り出していくお手伝いをしていく、ということをコンセプトとして、2021年12月に立ち上げました。
私はもともと、雑誌・書籍の編集者ですが、これまで映像企画・編集、リアル・オンラインのイベントや講座、教室の企画運営、スポーツジムの店舗企画運営などの経験をさせていただいています。
そういった経験をもとに、さまざまな方々にアドバイスをさせていただいています。ちょっと風変わりなことの教室も、多くの方にご参加いただき、ちょうど1年が経とうとしているこのタイミングで、少しこれまでの経験をまとめ、シェアしておこうと思います。
どのような方が参加したか
参加した方の属性は、下は20代から上は高齢者まで。男性も女性も、さまざまな方が参加しています。参加いただいた方々には任意でそれぞれの専門分野や、これからやりたいことをお聞きしていますが、プロとして活躍中の方も含めて、非常に多様性がありました。
・イラストレーター
・漫画
・小説
・コンサルタント
・事業者(自治体関連)
・vtuber
・アーティスト
・小物作家
・編集者
・動画編集者
・ライター
どのような講座を行ってきたか
これだけ参加者の属性が多様だと、全体に向けてどのような知識教授を行ってきたのか、訝しむ方もおられるかもしれません。たしかに私自身、初回、2回めは手探りの状態でした。
ただ、回数を重ねるごとに、皆さんの悩み、ぶつかっている壁の共通項が見えてきました。
・小説・テキスト系:オリジナル小説や楽器演奏の技術解説文など、さまざまな文章を課題として提出していただいています。毎回、それぞれの原稿に私から鉛筆で指摘を入れたものをお返しし、全体的なフィードバックも行いました。
共通していたのは、自分の作品からいかに距離をとって読み直し、推敲を行っていくかという課題でした。
・イラスト・マンガ系:画力的にはかなりしっかりした方が多かった印象です。共通した課題としては、「自分のやりたいこと」と「読者が求めていること」のバランスをどう考えるのか、どこを全面に打ち出していくのかというコンセプトレベルの悩みがあったように思います。
・ビジネス・起業系:これは、規模感やジャンルを含め、かなり多様な参加者がいらっしゃったように思います。共通項として感じたことは、皆さん、自覚しているかどうかは別にして、かなり強力な「武器」を持っているのだけど、それを十分に活かしきれていない、どう打ち出していいかわからない、ということがあるように思います。
基本的に、毎回の講座では、前半は私から全員に向けての講義、後半は、課題を提出いただいた方に、個別のフィードバックを行いました。ただ、上記のように参加者の抱えている課題にはかなり共通項があり、個別のフィードバックといっても、参加者が相互にかかえている課題をシェアし、自身の問題解決につなげていく場としても機能していたように感じます。
<これまでに行ってきた講義テーマ>
・アイデアをコンセプトに昇華させる
・SNSの使い方
・「上手な失敗」と「まずい失敗」
・「おもしろさ」の構造
・未来予測とビジネス
・アートとビジネスの違い
・ウェブ時代の売り方
・自分のやりたいことと、相手が求めていること
・観察と気付き
・病のコンテンツ化
・創作はじめの一歩
etc
アイデアを形にする教室にこれから参加される方へ
アイデアを形にする教室の1年を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
もし関心を持たれた方は、いつでも下記のサイトよりお申し込みください。いつでも門戸を開いてお待ちしています。
アイデアを形にする教室
https://yakan-hiko.com/meeting/idea/
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