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オススメされた「Toppo ラム&レーズンサンド」を試してみた

「推し」
「クチコミ」
「オススメ」
「レコメンデーション」

呼び名は色々だが、いずれも
他人からの推奨である。
これは、間違いなく最強の
販促ツール
であると言っても、
過言ではないだろう。

人がモノを買う時には、
認知→興味→行動→比較→購入
という順を辿る。
ちょっと異なる言葉を使ったり、
段階が一つや二つ多かったり
少なかったりするモデルもあるが、
概ね似たような流れであることは
間違いない。

気の置けない友人、知人からの
「オススメ」は、このモデルに
おける購入の前段階の要素を、
一気にカバーしてくれる
ことが
多い。

知らなかったモノを教えてくれる
訳だから、それは即ち「認知」
されることに等しい。

それがオススメだと言われれば、
とりあえず「興味」「関心」
向くのは必然。

通常は、自身で興味・関心を持った
後に、ウェブサイトやSNSで検索を
してみたり、店舗に行って棚を見て
みたりといった「行動」を起こすの
だが、受け身とはいえオススメで
詳細な情報を入手
するというのは、
「行動」を起こしているのに
ほぼ近しい。

そして、「比較」の段階では、
他の選択肢と比べて、そのモノを
買うことにどんなメリットがあるか
検討する
ことになる。
これもまた、オススメする人が
自ら詳細な比較情報を伝えることが
多いはずだ。

だから、よく売れる商品、勝手に
売れていく商品を開発したいなら、
「オススメ」されやすいモノ
「クチコミ」に乗せやすいモノ
することが重要である。

最近、会社で「オススメ」されて、
これは美味しい!と感じた商品が
こちら。
LOTTEから出ているToppoの新味、
「ラム&レーズンサンド」である。

(Amazonに飛びます)

冬の時期に必ずコンビニやスーパーに
並ぶ、季節限定のチョコレートの定番、
「Rummy」「Bacchus」はご存知で
あろうか?

アルコール分が含まれているので、
大人しか食べられないチョコレート。
いずれも1965年発売のロングセラー
だから、今年で58歳

Rummyは、名前の通りラムレーズン
が入っているのに対し、
「酒の神」の名であるBacchusの方は
コニャック(ブランデー)入り。

なぜか他社が手掛けないこの手の
商品を、LOTTEは大切に育て上げ、
今や冬の定番チョコレートとして
絶対的な地位を確立している。

それをToppoにも横展開したという
シンプルな構造ではあるが、
このチョコとプレッツェルの組み
合わせが何とも絶妙。

通常のToppoより少し高めの
200円
(@セブンイレブン)だが、
あの『マルセイバターサンド』や、
小川軒の『レイズン・ウィッチ』
思い起こす味を、12本×2袋
楽しめると思えば決して高くない。

パッケージを見ると分かるが、
明らかにマルセイなどの高級な
サンドを意識したビジュアル
で、
消費者の歓心を買おうとしている。

中にあのようなサンドが入っていると
間違えて買う人はそうそういないとは
思うものの、人によってはクレームを
つけて来そうな気がしなくもない。

ガチンコで味勝負をしたら、
マルセイバターサンドやレイズン・
ウィッチには勝てないにしても、
気軽・手軽にあの味を楽しめるのは
魅力

つい手が止まらなくなるのを覚悟
して、是非お試しいただきたい。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。