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「クラウドマラソン」なるB2Bサービスが登場

ランニングを始めて、早や6年半
くらいが経つだろうか。

わずか1㎞ほど走っただけで、
一週間まるまる全身が筋肉痛!
という衝撃的な経験をした
ところからのスタート。
今も愛用してやまない、
ビブラムファイブフィンガーズ
で走り始めたら、事実そうなった
のだ。
普通の靴とは、使う筋肉が全く
異なることによる結果である。

これで鍛えたら、すごいことに
なるのではないか!?
そんな直観に従って、それからと
いうもの徐々に距離を伸ばし、
4年ほどかけてようやくハーフを
走れるまでになった。
そしてついに昨年3月、足掛け6年で
フルを完走できるまでになった。

最初の動機は、あくまで運動不足の
解消。
バスケットボールが趣味なのだが、
やれる機会も減ってきて、もっと
手軽に、自分の好きな時間で何か
出来ないかと思っていたところ、
強度の調整も自在なランニングが
最適だろうと思い立って始めた
のである。
大会に出るとか、フルマラソンを
走ることなど、全く頭にないこと
だったのだが、続けるうちに
「折角だから目標を立てた方が、
 より一層やりがいがある」
という気になったのだ。

私を含む多くのマラソンランナーが
今回のコロナ禍では残念な思いを
していると思う。
たまたま私は事情があって2回目の
フルにエントリーしそびれていた
のだが、できていたとしても大会
中止の憂き目にあって、走れては
いなかったはずだ。

大会は軒並み中止、でも走りたい!
そんな声なき声を汲み取ったのか、
興味深いサービスが登場した。
タイトルにもある
「クラウドマラソン」
というのがそれだ。

東京マラソン財団が、
「マンスリーバーチャルマラソン」
という企画を実行していたり、
数多のマラソン大会の催行を
サポートしているランネット
TATTAというアプリ経由で
「週末ひとりTATTAマラソン」
という企画をしていたりと、
一ヶ所に集まらずともマラソン
大会的な企画は既に色々と
実行されてきた。

「クラウドマラソン」は、
仕組み自体は他で既に使われて
いるものと基本的には同じだと
思われる。
ポイントは、東京マラソン財団や
ランネットが直接ランナーに働き
かけている企画なのに対し、
「クラウドマラソン」は大会主催者
側に働きかけているところだ。
B2CとB2Bの違いと言ってもいい。

近年、ランナー人口の増加に伴い、
マラソン大会の開催数もかなり
増えていた。
地域振興、町おこし・村おこしの
ネタとしても魅力的なようで、
今回のコロナ騒ぎが手痛い打撃と
なったところも少なくないはず。
そんな背景を踏まえると、
なかなか良い目の付けどころだな
と思うのだが、いかがだろうか?

惜しむらくは、この企画を実施して
いる会社の、言葉に対するセンス。
会社名が
「株式会社CUVEYES」
という名前なのだが、読めない。
「キューブアイズ」だろうか?
「キュブアイズ」?
あるいは「キューヴィーズ」?

会社名は100歩譲ってまぁよい。
サービス名の方こそ問題だ。
「SPOBY」という名前なのだが、
これもまた読みが分からない。
「スポビー」?
「スポバイ」?
読み仮名が付いていないので、
分からないまま何となくストレス
が溜まる。
まぁ、そんなところを気にする
人は私くらいなのかもしれないが。

ただ、人に覚えてもらいたい、
社会により広く浸透したい、
そう思うなら、呼ばれやすい、
覚えてもらいやすい名前を付け、
覚えてもらいやすい工夫をする
べき。
せめて読み仮名が付いていたら
良かったのに、そんなことを
思うのだ。

自分の取り扱っている商品や
サービスに、読み方が分からな
くてストレスを与えそうなもの
がないかどうか、折角なので
これを機に点検してみた方が
良さそうだ。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。