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「今、ここ」を生きるには

心理学界隈でよく聞かれる言葉に、
「今、ここ」というのがある。
意識を「今、ここ」に集中しましょう!
というマインドフルネス瞑想が
人気を集めていることもあり、
何かとこのキーワードを目にする
機会が増えている。
同様の実感を持たれている人も
多いものと推測しているが、
皆さんはいかがだろうか?

昨日は、四半期に一度のお楽しみ、
セミナーとエンタメが融合した
イベント、「DAF25」に参加する
ために、北区王子の会場で半日を
過ごした。
どんなイベントかは、過去に何度も
ここで取り上げているので、
いくつかリンクを貼って紹介の
代わりとさせていただく。

この「DAF25」においては、
18人もの登壇者が、今伝えたいことを
わずか10分の中に凝縮
して詰め込み、
聴衆に訴えかけてくれた。
前回は少な目の13人、通常だと15人程
なのだが、「ご祝儀会」ということで
大変お得感のあるボリューム。

自分自身の学びを脳に定着させ、
行動につなげる目的で、
毎回noteに言語化している。
今回もその流れで、少しばかり
書かせてもらおうという次第。

以前は、15人前後の登壇者の講演
内容から、特に学びの大きかった
ものをいくつかピックアップするか、
あるいは全体の流れを総括する形で
書いてきた。
今回は後者の形で書くのだが、
「総括」と言っても実のところ
登壇者のテーマには一貫性がなく、
自己啓発から社会問題、時事問題、
医療とか教育に至るまで非常に
バラエティ豊かなため、
一つの軸で括るのは困難を極める。

と言いながらも、昨日会場でメモを
走らせた大学ノートを見返して、
ふとひらめいたのが、
「今、ここ」
で括れてしまうのではないか?
ということ。

実際に、「今、ここ」という言葉を
10分の中に盛り込んでいた方が、
少なくともお二人いらした。
それって「今、ここ」の大切さの
話ですよね?と言えそうな方も
10名ほどカウントできた。
ご本人の意図は少し違うのかも
しれないが、少なくとも解釈する
私の側から見ればそのように
捉えられたのである。

「今、ここ」がなぜ重要なのか、
大御所的存在の石川和夫さんが、
非常に端的に説明してくれていた。

我々の人生には、過去と現在と未来の3つしかない。
過去は、現在が過ぎ去ったものであり、変えようがないと思われがち
だが、正に「今、ここ」で過去をどう解釈するか次第で、過去の意味を
変えることは可能
である。
未来は、まだ訪れていないが、「今、ここ」を一瞬一瞬積み上げて
いくことでやがて訪れるのであり、だからこそ「今、ここ」をないがしろ
にしないことが良き未来を創る。

だから、結局は「今、ここ」に集中することで、過去も現在も未来も、
全てを意義深いものにすることが可能
となる。
(私自身の言葉で書き直しているので、万一ご本人の意図と異なるところがあっても、あくまで文責は私自身にある。)

そして、この「今、ここ」の大切さを
教える素敵なストーリーで聴衆を
魅了したのが、岡崎かつひろさん。
人気ビジネス書作家、講演家として
大活躍中の方だけあって、少々酔いが
回っている様子だったものの、
「死後に神様があなたに見せる映画」
の話は、「今、ここ」を大切に生きる
気持ちを強く起こさせるものだった。

更に、多くの登壇者が語ってくれた
様々なエピソード、ストーリーの
ほぼ全てが、本気で「今、ここ」に
向き合い、人生の貴重な時間を
有意義に過ごそうよ!

そのように訴えかけてきたかの
ように感じられたのである。

「何となく気乗りしない。」
「また失敗してしまった。」
「苦しくてたまらない。」
「早くここから逃げ出したい。」

そんなネガティブな感情の連鎖に
囚われている重症患者がいたら、
是非DAFの湯に浸かってみて
もらいたいところだ。
これだけ幅広いジャンルのプロが、
手を変え品を変え、「今、ここ」を
大切にする方向へと背中を押して
くれる
のだから。

まだできたてホヤホヤらしき、
次回「DAF26」案内はこちら。

是非会場でお会いしましょう。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。