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10分で知る「DAF22」

2020年12月5日(土)に、
リアルとオンラインで同時開催された
イベント、「DAF22」。
今回、リアル会場で視聴した感想を
「10分」で読める長さでお届けする。

まず、そもそも「DAFって何?」
というところから。
「DAF」とは、
Drunk 飲み会のような気楽さで
Academy 教育効果の高いセミナーを
Fes フェスのように思いっきり楽しむ
というもの。
主催者であり、名MCでもある、
西澤一浩氏が手掛けるイベントだ。
来年3月に6周年、開催回数がこの度
22回目ということで、
「DAF22」なのだ。

毎回、選りすぐられた登壇者から、
思わず膝を打つテクニック、心に刺さる
エピソード、そして激アツなメッセージ、
それらが次から次へと、波のように
押し寄せてくる。

登壇者は、きっかり10分の持ち時間を
使い、その時に最も伝えたいことを
表現する。
昨日は17名の精鋭が、短い時間の中で
目一杯のプレゼンを見せてくれた。

にわか渋沢栄一ブームで沸く王子駅に
降り立ち、徒歩5分ほどの会場、
ベースメントモンスターに到着すると、
トナカイに扮装した西澤MCが
出迎えてくれた。

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ここから、地下2階の会場へ。
秘密のアジトに潜入するようなワクワク感。

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まずは乾杯。
コロナビールをわざわざメニューに入れて
くれる粋な計らい。

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西澤MCによる仕切りで開演
さあ、今日はどんな話が聞けるか?

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【連絡枠】大上達生さん
トップバッターは、通販の伝道師・大上さん。
登壇者は必ず2文字の「枠名」というものを
与えられ、これが何を話すかの目安となる。
大上さんは、いつも単価アップの切り口を
分かりやすく説明してくれる。
今回は、2回目購入者を3回目に引き上げる
ことの重要性と、そのテクニックとしての
こまめな「連絡」について。
相変わらず分かりやすい。

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【集印枠】福田剛大さん
御朱印帳オタクの福田さんからは、昨今の
神社による御朱印マーケティング事情。
お手本のようなマーケティングを展開して
いる様子がよく分かり、興味深いケース
スタディとして大変参考になった。

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【写真枠】森戸陽子さん
ドラちゃんこと森戸さんは初出場。
こう見えてカメラマン、しかもセミナーや
イベント専門というニッチを取りに行った
ことで、SEOでかなり実績をあげた様子。
コロナで仕事がゼロになったときに、
自分の本業=カメラマンの仕事ではなく、
その仕事を取れるようになったノウハウを
売る方向へ舵を切って復活。

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【選挙枠】朝香豊さん
ドナルド・トランプを終始熱演してくれた
浅香さんは、ドミニオン票集計マシーンの
不正の話など、アメリカ大統領選について
マスメディアだけからは非常に得にくい
情報を分かりやすく伝えてくれた。

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【日常枠】大西夏奈子さん
モンゴル大好き、編集者の大西さんからは、
中国の脅威について。
内モンゴル自治区で、母語であるモンゴル語が
奪われる危機が起こっているという話から、
地政学的に中国が日本にとっての脅威となる
話を、ピュアな語り口で伝えてくれた。
(ピン撮影を忘れてしまい3ショットで失敬!)

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【無双枠】山本直人さん
悩みが10分の1になる方法と題して、
切れの良いプレゼン。
二言で彼のプレゼンを要約するなら、
「無双になれ!」
「視座を上げろ!」
ということだ。

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【医療枠】岩堀禎廣さん
独特の間と、芸術家然とした髪型で
「何者?」感があふれる。
会場で発売していた限定カレーを
作ってくれたシェフあさみさんが
補助で一緒に登壇。
コロナに対応する基本的な知識と、
セカンドオピニオンの重要性を、
訥々と語ってくれた。

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【家族枠】綿谷翔さん
「連れ去り」と「共同親権」という、
全くなじみのないテーマ。
しかし、そこには日本の重大な危機が
隠されていることが浮き彫りに。
北朝鮮と同列の「連れ去り国家」として
扱われかねない現状を聞いて驚愕。
浅香さんと同様、こうした政治的なネタ
への新たなチャレンジは、今回の特徴
とも言える。

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【覚悟枠】鍵麻由さん
毎回安定のスピーチクオリティ。
今回は、「PDA」または「もせこ」、
Purpose、Declaration、Action
(目的、宣言、行動)
これらの大切さを、アナウンサー
顔負けの声でプレゼン。

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【出版枠】小谷俊介さん
ホリエモンの新著
『将来の夢なんか、いま叶えろ。』
の担当編集者としての裏話から、
編集者=人の価値を探すプロである
という話、そして面白い本があったら
その編集者にアプローチしてみるべき
という興味深いノウハウを開示。
「ニューアブノーマル」
「異能ベーション」
というキーワードも興味深い。

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【鉄道枠】杉浦博道さん
こちらも編集者さんにして、
かなり気合の入った鉄オタである。
鉄道への偏愛ぶりが筋金入りで、
最初に車掌の笛を鳴らしてから、
最後にもう一度鳴らすところまで、
終始忘れ難いプレゼンを披露。

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【1分枠】長谷川孝幸さん
「ちょうど10分、はいさようなら。」
必ず10分ピッタリでプレゼンを収める
長谷川さんは、プロの噺家を思わせる、
淀みない語り口。
1分で話せ!
SDS(Summry、Details、Summary)で
まとめよ!
ストップウォッチを常に手元に!
などの1分でまとめられる話を必要数
準備して、またしても丁度10分で
切り上げる名人芸。

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【営業枠】山田泰史さん
毎回、自身の不動産営業にまつわる
エピソードを中心に話が展開する
山田さん。

お客様の結婚式に呼ばれる営業マン。
それだけなら他にもいるかもしれない。
しかし、「親族席」に呼ばれる営業マン
となると、殆どいないのではないか。
そんなエピソードを生む営業の秘訣は、
不要なモノを売りつけるようなことは
一切なし、徹底してお客様の立場に立ち、
綿密に下準備をして臨むことだという。
(写真ブレブレで失敬!)

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【老老枠】シヅエ/相良照代さん
いつも熱い、凄い、最後は心に沁みる。
コスプレ美魔女講演家の面目躍如。
干物は、太陽の光をたっぷり浴びて
うまみが出る。
人間も同じ、年を取って干物のように
しわくちゃになっても、その分うまみが
出てるんだ!という主張は、高齢社会を
迎え元気をなくし気味の日本人みんなに
聴いてほしいと思う内容。

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【失敗枠】アンディ中村さん
一部上場の超有名商社のサラリーマン
でもあるアンディさん。
安定のコスプレ、そして安定のプレゼン。
Fail Fast(早く失敗しよう)という、昨今
流行りのテーマについて、ご自身が現在
取り組むボランティアの実例を引き合いに
出しながら熱弁。

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【覚醒枠】石川和男さん
時間管理の専門家なのに遅刻した!
としつこくいじられていた石川さん。
今年だけで4、5冊は本を上梓され、
来年も続々予定が決まっている様子。
人は5秒経つとやらない言い訳を考え
始めるという「5秒の法則」を打ち破る
ために、「1-2-3!」でとにかく
一歩踏み出してしまえ!という
シンプルながら効果的なノウハウを
伝授してくれた。


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【夜明枠】松川泰子さん
禰豆子のコスプレが見事に決まって
なんとも素敵な松川泰子さん。
大トリに相応しい、安定のスピーチ。
コスチュームに実は大麻の模様が
描かれているという掴みから、
WHOが大麻に医療的価値ありという
歴史的な発表を12月2日に行った話へ
展開し、最終的には
コロナを言い訳にせず、
コロナ(太陽)のように熱く生きよう
という、胸アツなメッセージで
締めくくってくれた

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そしてフィナーレ。

NHKのアナウンサーは
1分間に300文字程度読むという。
これでピッタリ3000字、10分!
ありがとうございました。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。