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メガネ


幸い、私は視力が良い。
左右両方とも、ほぼ1.5を保っている。
最近はスマホの見過ぎなのか、やたら
疲れ目になるのが悩ましいが、
視力自体は落ちていない。

そのため、メガネやコンタクトレンズに
お世話になることがない。
かつて小学校高学年時に、本の読みすぎ
で乱視になったことがあり、一年ほど
メガネに世話になったことがある。
その後はサングラスを使う位で、視力を
矯正する必要のないまま今に至っている。
健康に恵まれたことに感謝だ。

世の中は、しかしながら視力矯正が
必要な人で溢れている。
私のような人間は、自分事として考える
ことが難しいため、なかなか気づき
にくいのが事実。

メガネを買うときには、当然試着が必要
となる。
しかし、ピッタリの度数がレンズに
入っているわけもなく、試着した際の
様子を見ようにも、ボケた顔が鏡に
映るのを見るしかないというのが
これまでの
「メガネユーザーあるある」
だったようだ。

この問題を解決するサービスを、
JINSが提供し始めたらしい。
ちょっと前のことだが、
「 MEGANE ON MEGANE」
というサービスを、渋谷パルコの
次世代店舗で提供し始めたという
ニュースリリースが流れていた。

デジタルソリューションを上手く
活用し、ユーザーの不便を解消する
素晴らしいサービスだと思う。


数日前に、パーチェスファネルの話を
書いた。
このファネルの話に引き寄せるならば、
以下のようなことになろう。

メガネユーザーは既にメガネを買う必要
に迫られており、
「認知」
「興味」
の段階を飛び越えて
「比較」
「行動」
の関門に来ている。

ここで、自分がメガネをかけた状態を
ハッキリと確認するが出来ないと、
「比較」「行動」ができない。
そして、自分にそのメガネが似合って
いるか判断が付かず、購買へと進む
のを躊躇する可能性が高くなってしまう
だろう。

そうは言っても、メガネを買えないと
困るだろうから、結局確認が出来ないまま
「購買」
へと移ってしまう人も多いかもしれない。
すると、後々の
「使用」
「愛情」
関門のところで
「このメガネ、似合ってない・・・」
「失敗した、このブランドダメかも・・・」
となりかねない。

ということで、この
「MEGANE ON MEGANE」
というサービスは、

一つには、メガネが似合うかどうかを
しっかり事前確認できるように
「問題解決」したことで、購買へと
進む確率をアップさせ、

もう一つには、後々
「やっぱり似合ってなかった」
などというミスマッチが起こるのを
未然に防ぎ、顧客満足度をアップ
させることに成功しているはず。

そんなことが言えるだろうと思う。

JINSさん、そのサプライヤーさん、
GOOD JOBである。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。