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自分を客観的に観る・聴く

在宅勤務が続くと、圧倒的に運動不足
に陥る。
これまでも、平日は通勤で歩く程度
だったので、せいぜい一日に5,000歩と
いったところ。
それを週末に取り戻すのがパターン化
していた。
しかし、在宅勤務をした日は、買い物
に出てようやく2,000歩、出ないと
1,000歩にすら達しないわけで、体が
なまることこの上ない。

今日は土曜日、一日ZOOMで研修なの
だが、始まりは10時からだったので、
朝早めに起きてランニング。
ハーフの距離を走るので、歩数にする
と15,000歩ほどになる。
平日との差が大きすぎるのが、変に
悪い方に影響しないと良いのだが、
特に大きな問題もなく健康に
過ごせているので大丈夫だろう。

来週の火曜日に、主催セミナーを
ZOOMで開催することになり、
準備も兼ねてランニング中に
自分の声をずっと聴いていた。
昨年11月に実施したセミナーの
録音である。
話す内容が全く同じではないものの、
かぶる部分もそこそこ多いので、
聴きながら
「ここはもっとこういう表現の方が
伝わるなぁ」とか、
「もっと滑舌よくしないと」とか、
「最後にこの事例を盛り込むと、
理解度が良いかも」といった具合に
色々な気付きを得て、本番に生かそう
と思ったというわけ。

初めて聞くわけではないので、
自分の声を聴くのにだいぶ慣れて
きたように思う。
最初は、これが本当に自分の声なの
だろうかという印象で、何だか
こそばゆい感覚。
自分の声を聞いたことのある人は
同じような感想を抱く人が多いの
ではないだろうか。

自分が講師業を専門にやってきた
わけではないので、わざわざ自分の
姿をビデオに撮ったり、声を録音
したりして、観たり聴いたりする
機会というのはほとんどなかった。
世の中、大抵の人は私と同じような
境遇だろう。

しかし、これは講師のような職業の
人だけがやるべきことではない。
非常に勿体ない。
こそばゆい感覚は最初にあると
しても、とっととそんな感情は
乗り越えられるし、何より得る
ものが多いのだから、積極的に
「自分が自分を客観的に見る」
機会を作ることを勧めたい。

自分の内面をひたすら書き出して
それを客観的に見るという機会で
あれば、これまでに就職活動や
転職活動を通じて何度となく
やってきた。
自分自身の目的、目標を立てる
際にも同様である。

しかし、外面に関しては、自分自身
ついつい疎かにしてきたというのが
偽らざるところ。
ZOOMで必然的に自分の姿が画面
上に現れ、客観的な視点でそれを
見ると、色々気付くものがある。
前々から、
「白髪が目立つから染めるべき」
なんてことを妻に指摘されてきたが、
面倒くささが先に立って何もして
こなかった。
人前に立つのであれば、不快感を
持たせないような身だしなみを
最低限整えるべきである、という
基準を持ちたいと考えるならば、
結論は一択。
ついにヘアカラーに初めてトライ
してみたのだった。

自分を客観的に観る、聴くという
のは、自分の現在地を知るという
ことでもある。
現在地を知らねば、目的地へ行く
ための効率的な道筋をたどるのが
難しくなるというもの。
定期的な「棚卸」として予定を
スケジュール表に織り込んでおく
ようにしたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。