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エクセル一番下のセルに続きの日付を入れる作業を自動化するフロー紹介 【できることが多すぎることへの対処】【Power Automate Desktop 使い方】

エクセルで「日付けが順にずらっと並んでいる一番下のセルのもう1つ下に日付を入れる作業」をPowerAutomateDesktopで実現したフローのスクショやコードを紹介します。

時間経過とともに行数が増えていくタイプのログファイルから必要分だけを別シートの集計表に引用して表示する、みたいな作業に使えるかと思います。

フローのスクショ:日付けが順にずらっと並んでいる一番下のセルのもう1つ下に日付を入れる作業

使ったことがあればだいたいわかるだろうということでスクショをご紹介します。

キーボードショートカットについては待ち時間やキーの送信の間隔を多めにとっています。(実行したら警告音がなって驚いたので、念のため。もしかしたら必要ないかもしれません。)

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実行結果(イメージ)

実行したら警告音がなりますが、結果に問題はないようなので気にしないことに。

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フローをコピーしたら生成されていたコード

新規フローを作ってこれをコピペ&調整※することで、あなたのPowerAutomateDesktopでも同じ自動作業ことが可能になります。

※作業対象エクセルファイルを準備して、パス(C:\\以降)やファイル名(xxxxx.xlsx)の箇所は改編する必要があります。

Excel.LaunchAndOpen Path: $'''C:\\Users\\xxxxx.xlsx''' Visible: True ReadOnly: False LoadAddInsAndMacros: False Instance=> ExcelInstance
UIAutomation.Windows.FocusByTitleClass Title: $'''xxxxx.xlsx*''' Class: $'''XLMAIN'''
Excel.Advanced.ActivateCell Instance: ExcelInstance Column: 1 Row: 2
WAIT 1
MouseAndKeyboard.SendKeys TextToSend: $'''{Control}({Shift}{Down})
{Shift}({Down})''' DelayBetweenKeystrokes: 50 SendTextAsHardwareKeys: False
WAIT 1
MouseAndKeyboard.SendKeys TextToSend: $'''{Alt}
{H}
{F}
{I}
{S}
''' DelayBetweenKeystrokes: 100 SendTextAsHardwareKeys: False
WAIT 2
MouseAndKeyboard.SendKeys TextToSend: $'''{Enter}
''' DelayBetweenKeystrokes: 100 SendTextAsHardwareKeys: False

どういう発想でこのフローになったのか?

もう挿絵にさんざん書いていますが、とにかく「どんな作業もキーボードショートカットだけでこなせるだろう」と強く意識してこうなりました。

「セル右下のぽち部分を延ばす動作にショートカットがあれば、これを実現するだけじゃん」とぐぐる行動に行ける。

そして「エクセル 伸ばす ショートカット」などと直感的な言葉でぐぐる。

検索結果でこういう記事をみつける。

その方法をPowerAutomate上で再現する。

これで迷わない!迷う時間が発生しない!フロー作りも時短できてる!

もう迷わない!キーボードショートカット中心戦略

Windowsを無料で自動化できるPowerAutomateDesktopですが、できることが多すぎることを精神的に重く感じませんでしたか?そして、迷いませんでしたか?

筆者は重く感じた上に迷いました。PowerAutomateとの数時間の格闘の末、やることを絞ることにしました。

フローを組むときにキーボードショートカット中心で考えることにしました。

こちらの記事でコツとして語っています。

上記記事で紹介していた図もあらためて貼り付けておきます。

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