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ヨルダンの障害児教育施設で障害児支援を行っています。ありのままの様子を自分の正直な気持…

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ヨルダンの障害児教育施設で障害児支援を行っています。ありのままの様子を自分の正直な気持ちを残したい知ってほしいと思い始めました。誰かの何かのきっかけになれば嬉しいです☺

最近の記事

ずっとずっと待ってるんやけど

先週末、日本で勤めていた乳児院とオンラインをした。 (2回目) 施設長が、6歳になり児童養護施設に行く子供がいるから それまでにしてあげてほしいというお願い。 「します。時差なんて気にしてないんでいつでも教えてください」 と 伝えた。 いざ、オンラインの日。 ずっとずっと楽しみにしていた。 開始1分前にコーヒーをパソコンにぶちまけた。 そのまま急いで片づけたけど間に合わず 「ちょっと大変なことになってるんですよ~」 から始まったオンライン(笑)私らしくていいかと諦

    • あっという間にヨルダン1年記念日

      去年の7月27日にヨルダンに到着し、先月で1年経った。 ということで任期もあと1年。 どんな1年だっただろうと振り返ったとき、 本当にいい経験がたくさんできた1年だった。日本では経験できない1年だった。価値観、文化、言語、宗教が違う国。アラブの世界で過ごし、イスラム教の人たちと生活し、仕事をし、食を共にする。 正直、活動が始まって3ヶ月?半年?くらいは 人生で一番しんどかった。たくさん泣いた。日本に帰りたいと何度も思った。 厳しい現実や悲惨な状況を受け入れないといけない現

      • 微力ではあるが、無力ではない。

        前回の記事から2週間経った。 もう無理かもってその時は思っていたけど 地元の友達や家族、同期にたくさん話を聞いてもらい気持ちが楽になった。 這い上がれる力が自分にはあること 簡単に諦めないことは自分の強みでもあるから 「私はどうしたいか」「相手は何を求めているのか」じっくりひとりで考えた。 私の施設では小学生から高校生までいる。 障害種別も年齢もバラバラなクラス分け。一緒に同じことをするのは難しい。 もちろん個別の時間も必要。だけど、せっかくみんなといるんだからみんなで勉強

        • 1歩ずつ進んでいると思えたのにどん底に落とされた話

          いろんなことがある活動も少しずつ進んでると思えたことがあった! 生徒の休憩時間、 各クラスにいた生徒たちはみんな1つの場所に集まる。 休憩時間にも関わらず動くことも話すことも許されず椅子に座りなさい!と怒られる子どもたち。 この時間、簡単な運動でいいから、体を動かしたい!と 活動が始まってずっと言い続けてきた。 寒いから無理と断られたり 私がしている横で何もせずあきれた表情で見てきたりずっと携帯触ってたり 誰も協力してくれないからカオスになり「もう終わり」って諦めたり

        ずっとずっと待ってるんやけど

        • あっという間にヨルダン1年記念日

        • 微力ではあるが、無力ではない。

        • 1歩ずつ進んでいると思えたのにどん底に落とされた話

          うれしかった?悲しかった?こと

          2週間の冬休みが終わり活動が再スタートした。 が、雪のため3日休みになったりぼちぼち始まった。 久しぶりの同僚との再会。 ハグをしたり握手をしたり ヨルダンならではの人と人との距離の近さは大好きだ。 身体の学習をしている4歳の子どもにも久しぶりに会い顔を見て癒された。 生徒たちも「マイ~」と覚えてくれた。 まあ相変わらず授業はまったっくなく何もしていない。 先生は タバコ吸う、コーヒータイム、雑談。(ホンマに盛ってない) 子どもたち 喧嘩、寝る、泣く、怒る、無。 そ

          うれしかった?悲しかった?こと

          知ること、そして伝えること

          今朝、起床しメールを見ると 先日高校生と交流したときの感想が送られてきていた。 高校生の率直な感想、質問。 シンプルで だからこそ、とても嬉しかった。 オンラインの話を聞いた時、私に何ができるんだろうとか 喋るの苦手やしたいした人生送ってへんしなあとか思ってたけど 私の今の経験を伝えることも大事なことやなって気づけた。 1月26日、ヨルダンに着いて半年が経った。 報告書を書きながらやりたいことも具体的に決まり どうなるのか不安もあるけどやってみるかあと今は前向きな気持ち

          知ること、そして伝えること

          オンラインでの再会

          先週の水曜日 日本の高校生の道徳の時間に オンラインの依頼を受けヨルダンのこと話をした。 VCさんに依頼を受けたとき 「わたしなんか・・・」だったけど 今できることを誰かのためにしたいって思い 引き受けた。 パワーポイントを作ったり 何を言おうかなとか考える時間も楽しかった。 当日、 緊張もしたけど楽しかった! 高校生っていいな~可能性ばっかやな~ そして、次の日は 乳児院の子どもたとオンラインで再会した。 画面が映るなり 「もえちゃ~ん」とみんなが声をかけてくれた

          オンラインでの再会

          初めて泣いた日

          ヨルダンに行く前、 ホームシックになって泣くことが あるのだろうなと思っていた(ネガティブか) 私は自他ともに認める泣き虫だ。 泣いて済むんじゃない!ってお姉ちゃんにもお父さんにも 元彼にも言われてきた(笑) 喧嘩になったとき 泣いたら済むともかわいいとも思っていない。 なんか言いたいことが上手に言えないと涙が出てくる。 うれし涙も感動の涙も人より3倍は早く泣くし 家族の歌が流れたらイントロで泣ける(笑) ヨルダンに来て2か月ほど案外うまくやっていき 泣くことはなく機嫌

          初めて泣いた日

          2022年の振り返り

          ついに2022年が終わってしまった(遅) 3月、大好きな仕事を退職し 4月に訓練が始まり8月からヨルダンにいる。 怒涛のような1年が過ぎ去った。 ノートもさぼっていたら活動も5か月が終わってしまった。 ヨルダンの生活自体は充実していて楽しいとおもうものの 活動の充実感は未だ感じられない。 きっと完璧主義の性格や仕事に対する思いが高い(すぎる) ところからくることもあると思う。 この2点はヨルダンで生きていくには窮屈に感じるので 自分の考えをゆるーくしていくのも大切だなと日々

          2022年の振り返り

          今週もお疲れさまでした!

          今週も長いようであっという間の一週間が終わりました。 今週も変わらず授業はありません。 先週体育をさせていただいたので 「体育したいなあ」と声をかけると 「この子は無理だよ」と。 「ううん、大丈夫。問題ない!簡単だから」と声をかけるが 重度の子=無理 何もできない と考えがあるようです。 次に行った教室では携帯いじりながら 「忙しいから無理だな」とのこと。 もう私のメンタルはズタボロです(笑) また一から考えよう 今できることをしようと子供たちが教室内で できること、

          今週もお疲れさまでした!

          10月が始まりました

          10月に入り2週間が終わりました。 私たちの学校は授業が始まるのが10月ということで 首を長くして待っていましたが・・・ 授業をしない先生多すぎる問題。 携帯触っている、話してる 何もしていない、違う仕事(副業のようなもの)をしている。 授業をしている先生も 1対1で5分ほどを交代で良くて15分 あとは放置。 いやー なにからやればいい? なにを目標にする? 子供どうこうではなくまずは先生の意識を変えないと。 手をどこからつけたらいいのかにかなり悩みました。 だって

          10月が始まりました

          うれしかったこと

          少しずつ学校にも慣れ 先生の名前も覚え、生徒の名前は少しずつ覚えながら なんとか毎日過ごしています。 日本との文化、価値観、宗教、言語、障害児への考え方 体罰、差別などいろんな違いを知り すべてを受け入れていかないとと思いかなりしんどかった 1、2週間。 (睡眠命の私が夜中何度も起きる・・・という。) 今はなにかをしようと思わないで ただそこにいたらいいと 先輩や同期と話かなり気持ちが楽になりました。 逆の立場になって考え、 日本にいる時ヨルダンから日本語も全くな人が来

          うれしかったこと

          2週目終了~!

          活動開始し、はや2週目が終わりました。 最初に思った感情って忘れがち。 だから綺麗な部分だけじゃなくて嘘偽りのない部分も残していきたい。 (なのでありのままの状況、私が思った個人的な感想書いています) 相変わらず授業は始まらず 子供たちは放置。 ずっと椅子に座っている。椅子から動くと怒られる。 子供たちも手持ち無沙汰になり 喧嘩し怒られるを繰り返す。 平気で人のカバンのものをとる(とられたことに気づかない子をわかって) 友達を蹴ったり叩いたり 喧嘩し水をかけあったりと・・

          2週目終了~!

          カルチャーショックだった出来事

          9月から新年度ということで 2日目から子供たちが登校!!!・・・のはずが 言っていた人数よりかなり少ない。 なんで?と聞くと バスが壊れたから。来週にはみんな来るよとのこと。 いやーあり?それ 日本だったらクレームだし、台車次の日には用意して始めてるななんて 思いながらまあ楽しみに待っておこうと思った。 そんなことはカルチャーショックではない(ないんかい) ショックではないな。びっくりくらい その日は授業を見させてもらおうとそれぞれの教室へ。 ・・・ 子供たち 寝

          カルチャーショックだった出来事

          活動開始1日目

          ヨルダンに着いて1か月が経ちました。 8月の間は、オリエンテーション、MOPIC、日本大使館、社会開発省に表敬訪問に行ったりしました。あとほとんどは語学学校。 活動開始! ついに9月から活動が開始しました。 私は、障害のある子供たちが過ごすセンターで働きます。(日本でいう特別支援学校のようなところ) 4月から働いていないのでやっと働けるうれしさと 語学大丈夫かなという不安を抱えいざ職場へ。 アッサラームアライコム(こんにちは)と入ると とってもいい笑顔で歓迎してくれま

          活動開始1日目

          乳児院での生活

          ヨルダンに来る前2年間 乳児院(いろいろな理由で親と過ごせない0~6歳の子供が過ごす施設)で 勤めていました。小さいときから子供の福祉に興味がありました。 多分、 みんなが思っている以上に やりがいがあり 難しさがあり 悲しみもあり 楽しさもある仕事です。 派遣が決まったら海外に行くことを前提に雇っていただきましたが、 毎日子供たちと生活する中で 「ここにいた方がやることがあるのじゃないか」 「自分の夢のために子供たちと離れるのはワガママすぎるのではないか」 「海外に行っ

          乳児院での生活