マーケットレビュー 2020/6/10

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うたた寝してたらもうこんな時間になってしまいました・・・。

今日は日経平均上げ、TOPIX下げになりました。マーケットレビューを開始して初ですね。

日経平均株価は外需関連株に影響を受けやすく、TOPIXは内需関連株に影響を受けやすいです。理由は「証券投資の誘い」などで今後述べようと思いますが、とにかくこのような事実があることを知っておいてください。

さて、外需関連株とはすなわち、主に国外からの需要に影響を受ける株式です。例えば、自動車とか、ハイテクとかその辺りがあります。

そして内需関連株とは、主に国内での需要に影響を受ける株式です。例えば、銀行や証券、保険などの金融株があります。

よって、こういった日経平均株価↑かつTOPIX↓という状況では、国外景気には好感があるが、国内景気にはやや懸念がある状態を指しています。

実際、昨日の夜間の取引を見ても、NYダウの上昇に比して日経平均先物などの価格はやや上がりにくい局面がありました。

日経平均株価とTOPIXに触れすぎてしまいましたが、マザーズやJASDAQも引き続き上昇中ですね。


<2020/6/9>

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<2020/6/10>

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次に短期のボラティリティやリターンを見ていきます。

まずリターンから見ると、日経平均株価↑TOPIX↓が起きている通り、やはり金融株の今日のリターンは大きく下げています。しかしながら、未だ10日間での平均リターンはプラスです。

ボラティリティはこれら金融株+不動産株が上昇に転じました。通信株も引き続き上昇中で、今日の日経平均株価↑TOPIX↓の現象をボラティリティでもなんとなくつかむことができます。


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さて、第一三共は未だにシャープレシオは改善されません。今日の騰落も2%以上なので、ボラティリティが高く、リターンが低い状況が続きそうです。

今日の騰落があったとはいえ、金融株はまだまだシャープレシオ的には良い位置にいます。今日だけの結果で悲観的にならず、今後の動向に注意といったところでしょうか。

リターンは昨日に引き続きばらけています。10日間の平均リターンに対して今日はマイナスのリターンが多かったようです。まだまだ不安定さは拭えないですね。


以上です。

そういえば、やっと10万円の給付金の案内が来ました。公務員も大変なのはわかりますが、このあたりもう少しスピードが上がるような仕組みはないんでしょうかね。という余談です。