マーケットレビュー 2020/7/14

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今日は全体的にやや小幅ですが下落しました。昨日、日経平均は大幅に上昇しましたが、それと比べるとやや下げ幅は小さかったです。寄り付き価格は22600円を下回っていませんでしたが、日中の動きでやや下げ幅を伸ばして、結果的には22600を下回りました。昨日の上昇もあって利益確定の売りが先行していたりなど、割と短期的に淡々と取引されている印象があります。


<2020/7/13>

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<2020/7/14>

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直近のボラティリティに関しては、上向きな銘柄と下向きな銘柄がおおよそ2:3くらいの比率になっています。10日前〜5日前のボラティリティの水準と比較して、直近のボラティリティは絶対値としても全体的にやや高めの水準になってきています。

今日は下落した銘柄が多かったですが、上昇した銘柄も一定数ありました。特にきになるのはキャノンです。キャノンは昨日5%を超える大幅上昇となりましたが、今日も引き続き2%以上のリターンとなりました。

下落で目立つのはリクルートです。ボラティリティにも表れているように、リクルートはここ1ヶ月、上下にやや大きくぶれてきたので、その一環として今日下がっていそうです。コロナ下で今後どう事業が推移していくのか、その見通しを立てにくいため、資金の流出入がやや頻繁に起こっているのかもしれません。


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シャープレシオはまだ平行的です。一方で、業種ごとにはやや固まっているようです。ただ、通信業は同リターンでありながらもボラティリティではDocomo>NTT>KDDIとなっています。製薬でも、ボラティリティでアステラス製薬>第一三共>武田製薬といった順になっています。

ボラティリティには「不安」が反映されていると思っています。同リターンであるならば、このコロナ下の現状であれば、ボラティリティの高い銘柄はやや先行きが見通しづらくなっているのだと思います。

10日間の平均リターンと今日のリターンは正の相関になっています。やはり、企業ごとに詳細にみていっても事業の先行きは見通しづらいため、直近の値動きから判断して買いや売りが起こっているのかもしれません。


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