マーケットレビュー 2020/7/30

昨日、1日中忙しすぎてマーケットレビューができてませんでした。

今日からまた再開しますので、よろしくお願いします。


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今日は全体的に下がりました。珍しく、マザーズだけ1%以上上昇しています。地味にですが、TOPIXの方が日経平均をやや大きく上回る下落率となっています。

REITも1%程度下落しています。都内1等地のオフィス賃料も値下げが始まっているようで、先行きが見通せないです。

業種ごとに見てみると、上昇した業種は4業種のみでした。証券、商品先物取引業の上昇が目立ちます。

下落したものを見てみると、電気・ガス業や陸運業、空運業など、インフラ関連の業種でやや大きく下落しました。

というのも、始値比を見てもらうとわかるように、日中に東京の店舗に向けた再自粛要請など、ややネガティブなサプライズニュースが出されました。それに起因するものと推測できます。


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直近のボラティリティは全体的に半々で上向き下向きがあります。先日まで下向き方向でしたが、結構動きが出てきたようです。

特に、先日大きな動きがあった第一三共や、ファナック、キャノンなどで大きなボラティリティがあります。

一方で、今日のリターンはこれらのボラティリティが高い銘柄はさほど大きな動きがなかったようです。


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シャープレシオは逆45度線ぽいkstsちになってきました。キャノンや第一三共などの外れ値を除けば、JR2社が、ボラティリティの割にリターンがあまり見込めていなかったようです。逆に、通信系の銘柄はボラティリティが低い割にそれらよりも高い平均リターンを生み出しているようです。しかしながら、それでも平均リターン=ボラティリティの水準にはないので、引き続き注意していきましょう。

10日間の平均リターンと今日のリターンでも大きなばらつきが見えます。若干の正の相関がありますが、そのばらつきが大きいため、市場に不安感が出てきたかもしれません。



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