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ヘルシンキ🎄クリスマスマーケットの見どころ

毎年クリスマスシーズン(11月後半〜クリスマス直前)はヘルシンキ大聖堂前の元老院広場でマーケットが開かれています。
2024年は11月29から12月23日までの開催です。
クリスマスイブや当日は行われていないので注意。(クリスマスはお店の人もお休みの祝日)

マーケットを何周かして、フィンランドのクリスマスらしさを体験するには、というわたしの目線で感想を書き留めておきます。
一店一店こまかく見てきていないのでざっくりレビューです。

クリスマスツリーとヘルシンキ大聖堂
ロマンチックなメリーゴーランド

クリスマスマーケットの構成

広場の中心にフードを買えたりその場で食事ができるお店やスペースがあり、それを囲むように雑貨などのお土産を売るお店があります。
ほとんどのお店ではクレジットカードが利用できます。

お店の地図
マーケットを大聖堂から見下ろす

見どころ①マーケットの雑貨屋さん

フィンランドのローカルの作家や生産者が作っている珍しいモノを見つけられるのがこのクリスマスマーケット。
この時期しか買えないクリスマスデザインのキャンドルやオーナメントなど、自然の素材を生かした手作りで可愛いものがたくさん売られています。

わたしの友達夫婦が日本から遊びに来るので、せっかく旅行でフィンランドのクリスマスマーケットに来て、あまり関係のないものをうっかり買いたく無いだろうなと思ったので、何かそう言うものがあれば伝えたいと思ったのですが、細かいところまでは見ていませんがハズレは無さそうでした。
出店してるお店の一つ一つにコンセプトがちゃんとあり、安心して思い出に残るお買い物ができそうです。
出店を管理しているマーケットの運営にも信頼が持てます。
(旅行にいくとストーリーや意味のあるものにこだわり、見た目だけのザ・観光地や、粗悪なザ・お土産はとにかく回避したい派なので、そういうとこめちゃくちゃ見ちゃう。)

クリスマスグッズのお店

オーナメントや雑貨は確認してないけどもしかしたら他のヨーロッパの国のデザインやアイテムもありそう。
ウクライナの木のおもちゃやアクセサリーのお店はありました。

ほかには、冬にフィンランド人が買っているアルパカのソックスや帽子などもフィンランドらしくて良さそうだし、おなじみの木でできたピアスやペンダントもデザインが可愛くてオススメです。

見どころ②クリスマスイベント

マーケット開催中は、独立記念日の合唱や、ジャズの演奏、サンタクロースの訪問などクリスマスやこの時期のフィンランドに関連したイベントがあります。
イベントは主に土日に行われることが多いです。

イベント表
表にもある12月6日の独立記念日イベント

見どころ③デリやフード

フィンランドのハチミツや様々なベリーのジャムなどはローカルにも人気のアイテムです。
フレッシュなフルーツのソースもあって、フィンランド人の食卓で使われているローカル食品がお土産で買えます。
売っているものはスーパーでも見かけずどれもふつうに欲しくなるくらい良さそうなものでした。

ちょっと変わり種だと、フィンランド牛ジャーキーもあります。
これはスーパーでも売っているけど、ふだんアメリカ産やオーストラリア産などのジャーキーを食べることが多いのでフィンランドのものは珍しいし日本へのお土産としても喜ばれそうです。

あとは、フィンランド伝統料理で好き嫌いの分かれるムイック(小魚)のパイ包み(Kalakukko or Muikkukukko)なども売っていて、フィンランドのローカルマーケットの雰囲気が味わえます。

ヘルシンキ発!手作りファッジのお店

見どころ④クリスマスマーケットで味わうクリスマスフード

マーケットにテーブルやベンチが設置されていてクリスマス気分を味わいながらその場で食べたり飲んだりするのも醍醐味です。
わたし的にはベタにクリスマスマーケットでクリスマスフードを楽しみたい!

立食できるエリア(昼)
立食できるエリア(夜)
ベンチもある小屋タイプのテーブルは人気

ホットワイン Glögi(グロギ)

ヨーロッパのクリスマスといえばホットワイン!
スパイスの効いた甘く体が温まるワインベースの飲み物です。
マーケットではノンアルとアルコールありのホットワインがあったのでお好みで。

Glögiの看板の値段は安い方がノンアル

クリスマスポリッジ Joulupuuro(ヨウルプーロ)

Riisipuuroとして売ってるお店もあります。
お米(Riisi)のお粥にシナモンやプラムソースをかけて食べる暖かい料理。
わたしはあんまり欧米のお粥が得意では無いんですが(アジアのお粥にはない、フルーツ由来で甘かったり酸っぱかったりするお粥が苦手)、このプラムのポリッジは何故かおいしく食べられます。

めちゃめちゃ人気のポリッジのお店(何故かはわかんない)
クリスマスポリッジ

クリスマスペイストリー Joulutorttu(ヨウルトルットゥ)

クリスマスタルト、とも言いますがタルト生地ではなくパイやクロワッサンのようなサクサクで軽い生地のペイストリーです。
星型で真ん中にプラムジャムが載っています。
この時期、家でも作りますがとても美味しいです。

マーケットで売られるクリスマスペイストリー

他にもマーケットではシチューやホットドッグなど冬のフィンランドらしいメニューがありますのでぜひ楽しんでください!

ホットドッグがフィンランドらしい?
フィンランド人はソーセージが大好きなので、BBQでも焚き火をしてても誰かが焼き出す必須アイテムです。
お祭りがあれば必ずソーセージの屋台はあります。
そのソーセージをパンに挟んで食べることが多いので“ホットドッグ”はフィンランドのお馴染みのB級グルメではないでしょうか。

おわりに

開催中のヘルシンキクリスマスマーケットについてわたしから見た見どころをまとめてみました。
マーケットを周るにあたってちょっとしたヒントになると嬉しいです。

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