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その扉をたたく音

瀬尾まいこさんの作品は
ラストで泣かされる。。。

「そして、バトンは渡された」
に続いて読んだ本作。

あらすじを知らず、
ぱっと本棚から取った一冊。


メタモルフォーゼの縁側を見た後だから
勝手にリンクさせちゃうけど、
何がどうなるのか分からないのが人生
って
本当なんだな〜。

ちゃんと就職して日々働く人が偉くて、
親の脛かじりでフリーターの人が落ちこぼれで、
お金持ちが優位で、
貧乏が劣位。
…なんていうことは決してない。

それに、何かを始めるのに
遅すぎることもないし、
その人一人ひとりの
タイミングやチャンスがある。

誰かに偉そうに
あーしろ、こーしろ、言ったところで
本質はきっと変わらない。

日々の出会いや出来事が
人をきっと、変えていく。


24時間、365日、1年、と進む月日の中で

過去に戻ることはない時間の中で

これから何に出会うのだろう。
そして、自分はどう変わるのだろう。

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