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砂漠

前回の記事でも触れた本書、
『砂漠』
ついに借りられました(パチパチ)

個人的に忙しい時期で、
時間をかけて少しずつ少しずつ読み進めた今回。

大学1年、2年、3年、4年、
春、夏、秋、冬、、、

読み進めながら
自分の学生時代を振り返る。
あんなことや、こんなこと。

しっかりと「思い出」として
心に残ってるもんだな〜。


「確かに、生きていくのは、計算やチェックポイントの確認じゃなくて、悶えて、『分かんねえよ、どうなってんだよ』と髪の毛をくしゃくしゃやりながら、進んでいくことなのかもしれない。」

本書の中で
私が好きな部分を引用。

春夏秋冬と季節が巡るように、
起承転結がはっきりとある世界。

良いこともあれば、
困難や壁があるものだけど、
私の学生生活は
スーッと
氷の上を滑るように何もなかった、気がする。

もちろん、楽しいことや面白いこと
日々いろんなことがあったけど、
何かツルッと、楽をしてたような気もする…

周りと同じくらい適当に授業を受けて、
当たり前のように単位を取って、
それなりに遊んで、
気づけば卒業、のような、、、、。

物足りない、といえばそうだけど
当時はそれで十分と言われれば、そんなもん。


何かを求めて、生きること。
そのために、考えて悩むこと。
それは学生に限らず、
今からでもできること。

確かに何かを求めて奔走したあの頃よ、と、
未来の自分が懐かしむ日よ私にもあれ。

さて、何を求めて走ろうか。

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