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King of 自己啓発。7つの習慣を読んでみたお。

導入

「人格主義」の発想を大切に

真の成功は人格を育てることから始まる。会話や交渉の本などを読んで知識を蓄えても、表面的にしか豊かにならない。見事な樹木を育てるには根や幹を強くする必要がある。根や幹は人間でいえば「人格」にあたる。こうした「人格主義」発想に基づいて自分を変えることが、本当の意味での成功と幸せを呼ぶ。

「インサイド・アウト」で世界を見る

どんなに「自分は客観的な人間だ」と信じる人でも、事象を自分の見たいように見ているという呪縛からは逃れられない。自分の正しさを疑わない人は、物の見方が狭くなる。何か失敗したときや、自分が理解されないときに、すぐ人を責めてしまう。

こういうときはパラダイムシフトを意識するべき。自分の外の原因が変わらないと、結果もでないと思う考え方を「アウトサイド・イン」という。そうではなく、自分の内面(考え、見方、人格、動機)が原則に合っているかを気をつけ、行動を変えること「インサイド・アウト」で結果を引き寄せる意識が大切。

「あなたが問題だと思っているから問題なのだ」

7つの習慣

上は7つの習慣を心がける前に意識すべきことである。上のことを理解したうえで、これからの以下の7つの習慣を取り入れてね。習慣①-③は真の自立を達成するといった「私的成功」のための習慣。習慣④-⑥は社会で生きる人間としての理想形であり、「公的成功」のための習慣。さいごの習慣⑦は、知力や体力などを養い、人間としての外枠を広げていく習慣。さぁいきましょう!↓

① 主体的であれ

自らの選択を意識して行動する

第一の習慣「主体的であれ」。これの意味は「人間として自分の人生に対する責任を取ること」である。主体的でない人は、自分で犯したミスは何でも他人のせいにしがちである。そうではなく、嫌な目にあったら、それを防ぐことができたはずなのに、そうしない選択をした自分の責任だと考えるべき。

影響の輪を意識せよ

影響の輪⇨自分が変えられること。
関心の輪⇨自分が変えられないこと。

影響力が及ばないことに悩むのは無意味である。要は関心の輪に悩んでいても意味がない。まずは仕事や健康などの影響の輪からコツコツと行動していくことで、その輪は徐々に広がっていく。もっと自分が主体的に影響できることを増やせるように習慣づけるのが大切である。

② 終わりを思い描くことから始めよ

人生の「終わり」を設定する

すべてのモノは2度つくられる。たとえば家を建てるときは、まず頭の中で完成後をイメージして設計図をつくる(知的創造)、その後実際に工事される(物的創造)。人生も同じで、①人生の方向性をイメージしてから②毎日を生きる。この「終わりを思い描くことから始める」ことは、①の知的創造のことであり、人生という脚本をつくる責任を自覚するべきである。

生活の中心となるものを考えよ

「ブレない自分」を手にいれるために明確な「人生の目的」を見つけるべきだ。自分だけの人生の目的を見つけるため、先ほどの影響の輪から日々の生活の中心を設定し、行動していくべき。

普遍的な「原則」を設定せよ

生活の中心を設けることで「ブレない自分」に近づけるが、生活の中心は「会社」や「家族」のような「物」を中心に捉えてしまうと危険である。そうではなく中心に置くべきなのは「原則」である。公正さ、誠実、勇気などの原則は、普遍的で価値を失うことがない。こうした「原則」を生活の中心とすることで、原則に照らして行動選択がしやすくなる。

「何のために行動するのか」を意識せよ

③ 最優先事項を優先する

時間を管理することは成長を妨げる

時間は自分の意思と関係なく進むもの。管理しようとしてできるものではない。管理すべきは時間ではなく、「最優先事項を優先せよ。」といった行動である。

人間活動の4つの領域

第二領域の「緊急でないが重要なこと」が人生の栄養になる。多くの人は第一領域の活動に時間を割く。だが忙しくて疲れも溜まるので、長続きはしない。そのため無駄な第四領域に逃げ込む。

人生をより充実させるためには第二領域により集中することが必要である。そのためには第三領域と第四領域を特に減らすべきである。第三領域を減らすのは非常に難しいが、そんなときは自分が中心に置いた「原則」を思い出す。そうすれば間違いなくnoと言える。

「緊急ではないが、重要なこと」に時間を使おう。

④ win-winを構築せよ

双方にメリットがある道を選べ

win-winとは「自分も勝ち、相手も勝つ」ということ。勝者がいれば、必ず敗者がいると考えるのは間違いである。どちらかがloseしてしまう考え方を放棄するべきだ。また場合によってwin-winを構築することが難しい取引もある。そのときはNo deal(取引しない)を選択することが理想的である。

giverこそが最も豊かになれる

win-winの関係について「それは理想の話」と一蹴する人もいる。こういう人は「欠乏マインド」に支配されており、「幸せの量は一定であり、誰かがひの切れとると、自分が損する」と考えるタイプである。このマインドは非常に危険なので、「豊かさマインド」に切り替えていくべきである。これは、幸せの量は一定ではなく、新しくつくり出していけるという考え方である。

「自分の利益を追求してばかりでは、周囲からの信頼は得られない」

⑤ まず理解に徹し、そして理解されよ

「聞く」ことで相手を理解する

自分のことを理解してもらいたいという気持ちがあるのに、そのことに成功している人は少ない。それは自分の気持ちが先走り、相手のことを理解しようとする気持ちがないから。コミュニケーションには、読む、聞く、書く、話すがある。このうち聞くが最も重要である。まずは、聞くことから意識し、相手を理解していくべきである。

会話の段階

win-winの関係を構築するには、話の聞き方の段階のうち最高レベル④のスキルが必要になる。それは「共感による傾聴」というスキルであり、相手が「何を言ったか」ではなく「どう感じたか」に耳を傾けることである。

話を聞くときは自分の場合に当てはめることをやめ、相手の目線で世界を見るべきだ。

「自分の答え」に急がず、「相手の答え」に集中せよ

⑥ シナジーを創り出せ

違いを尊重せよ

シナジーの本質は「違いを尊重すること」である。多くの人は自分の価値観と合わない場合は、コミュニケーションを諦めてしまうがこれはもったいない。

そもそも人は、違う経験をし、違う人生を生きているので価値観など違って当たり前である。だからこそ違いを受け入れて尊重していくべきである。

コミュニケーションの3つのレベル

コミュニケーションには三段階あり、信頼度も協力度も低い場合は「防衛的コミュニケーション」である。お互いが守りに入り、自分が損しないことだけを考える。結果は大概win-loseかlose-winで終わる。

信頼と協力がやや高まると次は「尊敬的コミュニケーション」になる。ある程度の相互理解は生まれるが、共感による傾聴には至らないため、解決は妥協によってなされる。

そこで信頼と協力の度合いが最大限に発揮されると「シナジー的コミュニケーション」が生まれる。それぞれの相違点について理解しあい、個々があげる成果より大きな成果を生み出すことが可能になる。違いを尊重し、シナジーを生み出すことで創造的かつお互いに大きなメリットをもたらす「第3の案」にたどり着くことができる。

「シナジー効果でより大きな成果を」

⑦ 刃を研げ

日々、自分の器を磨いていこう

さいごの習慣、「刃を研げ」。これは下の4つの側面でバランス良く刃を研ぐ時間をとることである。

1. 肉体的側面

運動によって身体をメンテナンスする。健康な身体は習慣①「主体的であれ」も続けやすい。

2. 精神的側面

自らの価値観を深く見つめること。読書や内省などで自分の心と向き合うようにする。これによって習慣②「終わりを思い描くことから始めよ」と深く関係するようになる。

3. 知的側面

情報収集や選択力を磨く。習慣③「最優先事項を優先せよ」に基づき、自分の目的や価値観に合った番組や、本を読むようにする。

4. 社会・情緒的側面

人間関係において自分の価値観に忠実に振る舞うこと。仕事やボランティアによる社会貢献などの活動で、公的成功を目指す習慣④.⑤.⑥のために必要なことである。

「日々、自分を磨け」

7つの習慣

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ぴそ
大学生。人間的にバカですが、ストイックに生きています。【人の幸せのために、生きていく。】
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